蘇遙会会長ご挨拶

 
 
蘇遙会会員の皆様におかれましては爽やかな日々をお過ごしのことと思います。今年も蘇遥会の情報誌をお届けできることになりました。現役の学生達の活動状況、卒業生の寄稿や教室からの情報等を満載しておりますので、是非目を通していただければと思います。蘇遥会は活動を通して土木系の卒業生と現役の学生及び教職員をつなぐものであり、皆様が交わるきっかけの場であり、親睦を図る場でもあります。特に卒業生の皆様には、現役の学生達に役立つ話題や励みの言葉を蘇遥会情報誌へ是非投稿していただきたく存じます。 
 新型コロナに振り回されて3年目。この5月の連休明けから形の上で、コロナは2類から5類に変更されました。新型コロナは季節性インフルエンザと同等になったとのことですが、決してコロナウィルスが消滅した訳でもありませんので、十分留意して下さい。今年は各種の会議や研修旅行などの活動が再開され、卒業生との同窓会活動もできることになりました。感染対策をしっかりして、蘇遥会の学生達の活動や卒業生同士の交わりが増え、活発化して欲しいものです。卒業生からの開催報告やイベント便りが蘇遥会事務局へ届くことを期待しています。
 大学では、やっとコロナ前の状況と同様な対面授業になったようです。オンラインによる授業やビデオを利用した授業は、先生方には大きな負担があったかと思いますが、授業実施の方法を考える上では良かったのではないでしょうか。どこの大学でも授業改革が進んだかと思いますが、学生達のコミュニケーション力の向上や学習理解の向上が十分できているのか心配な面もあるようです。今後は、コロナ前以上の先輩と後輩、あるいは、卒業生や教職員との交流が活発化するような行事を実施して欲しいものです。
 今年の蘇遥会運営委員会の構成は、運営委員長は昨年に引き続いて円山琢也教授(学科代表)、土木教室の2年生担任は才ノ木敦士准教授です。また、学生部は、学部3年の中村優志部長、古賀基幹副部長ら6名です。活動コンセプトは「蘇新」に決まり、コロナ禍でなくなっていた活動を蘇らせるとともに、蘇遙会が土木建築学科の新たなつながりをつくるという意気込みを込めたものです。
 運営委員会は5月26日、対面とオンラインのハイブリッド開催で実施しました。
 最後にお知らせです。これまで長く蘇遥会の事務局を担当されました森永尚子さんが3月末に退職され、後任に藤内英子さんが決まり、4月から活動しています。また、蘇遥会の事務室も土木系教室の事務室と同じ場所になりました。森永さんには蘇遥会事務を長年にわたり丁寧にかつ根気よく対応していただき、心から感謝申し上げます。また、蘇遥会の事務を預かるのは何かと大変で、新しいことばかりかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。会員の皆様には、蘇遙会並びに工業会のご支援とご協力をよろしくお願い致します。
令和5年7月吉日
蘇遥会会長  山尾 敏孝