今月の1枚ギャラリー

文字通り“ひらかれた”大学

2016年08月01日(月)
開かれた大学

「開かれた大学」、「オープンな大学」を目指す! とはよく耳にする言葉ですが、“今月の1枚”の写真は文字通りの「開かれた大学」を示す象徴的な1枚です。
 
府大の正門は交通量の多い310号線(通称:高野街道)に面しており、この写真は正門から道路に沿って敷施されているフェンスを寫しています。
卒業生の中には、「う~ん!?何か見慣れた風景と違うな・・・」と感じられた方も多いかも知れませんね。
そうです、高野街道沿いのフェンスはつい2~3年前までは背丈よりも高いヒノキの生垣でした。この生垣が目隠しになって高野街道から大学の内部は見えませんでした。
それを「開かれた大学をビジュアルな形で・・・」と目隠しの生垣を切り、写真のような石組と金網の低い可視塀に交換したのです。
これによって高野街道を通る車や通行人から大学の内部がスケスケで見通せるようになりました。文字通り「開かれた大学」となりました。

目線を遮るヒノキの生垣が開放的フェンスに替わった

勿論、「開かれた大学」とはフェンスだけではありません。
地域貢献や産学連携などを積極的に進め、
日本経済新聞社 産業地域研究所が行った「第4回 全国大学の地域貢献度ランキング」調査において、府大は4位(前回66位)にランキングされました。
この調査は、全国の国公私立大学・大学院大学の計740大学を調査対象として、研究成果や人材を地域に役立てる「大学の地域貢献度」について行われたものです。
府大がこれまで取組んできた企業との共同研究や包括連携協定をはじめ、産学連携活動や公開講座等の実績がランキング上位に繋がりました。
また、理学部の学生たちが地元の小中学校に出向き、理科の楽しさを伝える「デリバリー科学実験」も人気が高まっているとして広く紹介されました。
高等教育機関としての研究・教育はもとより、公立大学の使命である「地域貢献」活動について、より一層府民の方々に本学の地域貢献を実感していただけるよう積極的に取組んでまいります。(府大ホームページより引用)

高野街道に面した府大正門

また、府大は従来より高い実就職率を誇っていますが、『サンデー毎日』(2015年7月26日号)に掲載された「全国240大学実就職率ランキング」特集において、府大は「卒業者数1000人以上の大学」実就職率が90.7パーセントで公立大学1位(全大学中25位)となっています。
 
QSアジア大学ランキング (英国・Quacquarelli Symonds Ltd.)では、
アジア上位300位の中に日本の大学は67校ランクインしていますが、府大はアジアで137位、日本の大学では29位、公立大学では4位(府大ホームページより引用)と着々と総合ブランド力が向上しています。

(以上)


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