会長挨拶

 新型コロナは、第7波に突⼊し、会員の皆様も御苦労されていることと存じます。⼩⽣の⾝辺でも感染者が増加し、これまでにないリスクを感じています。熊本県の新規感染者数は全国でも上位にあり、⼈⼝⽐ではもっと上位にあります。会員の皆様におかれましては、基本的な感染防⽌策を着実に実⾏され、健康で過ごされますよう⼼からお祈りしています。
 
 令和4年度の事業報告や事業計画等の審議に当たっては、三役会は対面で開催したものの、理事会は、今回も昨年度に引き続き、書⾯決議とさせていただきました。ご理解いただければ、幸いです。
令和3年度の事業報告及び決算、令和4年度の事業計画及び予算は、ホームページ上で掲載しますので、是非ご覧ください。
https://www.web-dousoukai.com/bufugen/events/5039/
 
 コロナの影響を受け、活動⾃体が消化不良の状態が続いていますが、以下何点かふれさせていただきます。
  1. 武夫原会の会員による寄附講義(「職業選択の実践」)は、WEB上の遠隔講義ではありましたが、コロナ禍にあっても継続して実⾏してきました(令和3年度は14⼈の会員×1コマ90分。受講者194⼈)。ご協⼒いただきました会員の皆様には感謝申し上げますとともに、引き続き今年度も実施しますので、各地域武夫原会を通じて講義者を募りたいと思いますので、奮ってご参加ください。私⾃⾝、⾃分の⼈⽣を振り返る良い機会となりました。今年度は、リアルな対⾯講義ができることを願っています。
     
  2. 五⾼記念館の震災復興⽀援のため熊本⼤学基⾦の募集にあたりましては、この3年度間を強化期間として皆様のご協⼒を頂戴し、改めて御礼を申し上げます。五⾼記念館は、この4⽉から⼀般公開も始まっていますので、機会をみつけて是非ともご視察されることをお勧めいたします。お寄せいただき多資⾦は、今後、⼤学において整備費⽤として活⽤されますが、⼩川学⻑は、記念館内部の展⽰の充実にとどまらず、⾚門からサインカーブ道路、さらには⽼朽化した学⽣会館(⾚門⼊って左)の改築も含めた整備構想を描いておられると伺っており、改めて、ご説明があろうかと存じます。
     
  3. 熊本では台湾の半導体企業の⽴地が大きな話題となっていますが、最近の就職⾯接は英語で⾏われるなど、学⽣の国際感覚の醸成は必須です。そのような意味で、武夫原会としても、学⽣の海外派遣などを支援する「グローバル化推進協⼒事業」を企画して参りましたが、コロナ影響で実施が⾒送られてきました。現時点では、海外派遣事業を再開すると伺っており、実現することを祈っています。
     
  4. 武夫原会の活動そのものもコロナの影響を強く受けていますが、各地域での活動を支援するため、地域武夫原会の活動について、総会開催費⽤の⼀部⽀援、コロナ後の事業の再スタート経費の⼀部⽀援、地域武夫原会の相互の交流の⼀部⽀援などを盛り込み、活動の活性化を図りたいと考えました。なお、9⽉10⽇には関⻄武夫原会が、10⽉1⽇には東京武夫原会が開催される予定となっています。 
 主な点を記しましたが、「⼤学(学部)との連携⽀援強化」と「同窓会活動の活性化」を⼆本柱にして。皆様と共に歩んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和4年7⽉ 熊本⼤学武夫原会会⻑ 村⽥ 信⼀