みなさん、ご卒業おめでとうございます
今年の1月からHB会会長を引き継ぎました森川と申します。私は1984年4月に総合科学部に入学し、1991年の3月の修士課程を修了しました。就職先が広島だった関係で就職後もご指導を受け、博士号までいただくことができました。私の学部との関わりにつきましては広島大学総合科学部報「飛翔」の90号の「OG・OB紹介」を参照していただければ幸いです。
私が大学に入学した当時、総合科学部には4つコースがありました。そのうちのひとつ、情報行動科学コースⅢ群が現在の人間行動研究のルーツとなります。HB会とはその「情報行動科学」の「行動」すなわち「Human Behavior」の頭文字から名付けられました。
HB会としての主旨は、卒業後も縦や横のつながり、先生方とのつながりを大事にしていこう、というものです。当会は、情報交換の場として、毎年、年末に「行動」という冊子(過去の冊子は先生方の研究室にあると思います)を配布していましたが、編集の負担や予算の問題もあり、現在は、冊子の発行は辞めて、2016年度からはホームページを設け情報交換の場としています。また、4年に1回、オリンピックの開催の年に総会を開けるように準備しています。次は2028年となります。
総合科学部が発足して以来50年になり、初期の卒業生も第一線から引退する時期となりました(私自身は2025年度で退職のはずでしたが5年延びました)。HB会は卒業生が昔を振り返って単に懐かしむ場ではなく、若い人も含めて卒業生のつながりを大切にしていく場です。現役時代も退職後も、仕事やその他の面でも同窓会のメンバーに様々なサポートをいただきました。各方面で活躍中の卒業生や現役生とも会員の仕事や就職活動にも生かせていくことができればと思います。
会費は卒業時に払っていただく終身会費と寄付で成り立っています。卒業生の皆さんには、何かと物入りの時節に申し訳ありませんが、HB会の趣旨をご理解いただき、入会していただくようお願いします。
2025年2月1日
HB会 会長 森川 俊雄