学校近況報告

第2回 ジョブカフェ報告

▼事業担当者
M C (相互司会者)
・多胡 圭将 監査
2018年度卒 東日本旅客鉄道(株)

パネラー(指定討論者)
・鵜野澤 拳斗 年度幹事
2017年度卒 東京地下鉄(株)
・木村  凪  代表幹事
2018年度卒  東日本旅客鉄道(株)
・美甘 幹雄  年度幹事
2018年度卒  小田急電鉄(株)
・伊東 立矩  年度幹事
2020年度卒  東京都交通局
・佐々木 陸登 年度幹事
2022年度卒  京王電鉄(株)

メンター(助言 支援者)
・行田 正広  会計
 2009年度卒 東京地下鉄(株)
・池田  丈  代表幹事
2020年度卒  東京都交通局

同席者  ・黒川 裕二  母校教諭 事務局
・阿部 達郎  同窓会会長
  ▼感想
清々しい秋空、10月21日(土)
ここ、東館E301教室も爽やかな空気が流れていました。
生徒とパネラーの、言葉のキャッチボールが全て直球なのです。
生徒の真剣な質問をパネラーがキャッチし、的確に答弁し即座に返す。これを生徒が真剣にメモを取る。この姿勢が印象的でした。
パネラーの言葉が、生徒の心に響くと確信しております。
岩倉生の「真面目さ」は、先輩諸氏が築いてこられた伝統を未来へと結ぶ『岩倉レガシィ』だと思わずにはいられません。
末筆になりますが、ジョブカフェ事業担当者の皆さまに、心から敬意を表します。有り難うございました。

同窓会 会長
阿部 達郎 

岩倉高校での教育実習を終えて~目白大学 中澤 淳 さん~(2019年度普通科卒業)

①実習生 国語 中澤先生より
私は約3週間の教育実習を通して、教育者だけでなく社会人として持つべき、言動に常に気を配る心持ちや、自主的に関わりを持つといった考え方を学ぶことが出来ました。それだけでなく、通常の社会経験では得られない経験をすることも出来、飛躍的に成長することの出来た実習でした。
 
②担当教諭 須賀 先生より
在学時からのびのびと自身の意見を述べていた中澤先生は、授業でもその明るさを発揮していました。自身の体験や考えを交えて具体例を提示し、生徒により深い理解を促していたのが印象的です。元々所属していたギター同好会に参加し、OBを集めて演奏会を披露するなど精力的に活動なさっていました。また、授業だけでなくHRや清掃活動においても生徒と積極的に関わり、教育に携わる者として様々なことを学んでいらっしゃったと思います。実習期間で学んだことを今後の生活で活かせることを期待しております。頑張ってください。



岩倉高校での教育実習を終えて 後藤司 さん~(2019年度普通科卒業)

①実習生 地歴公民 後藤先生より
まずこの15日間で、「働くことの大変さ」を実感しました。自分にとっては怒涛の15日間でした。時間がどれだけあっても足りない、長いようであっという間の15日間でした。また「教師として」、より「見られる」立場にある窮屈さ、授業やHR準備の忙しさ及びいわば「様々なカラーが集まる共同体」-学校の一員として様々な人と接しなければならない、顔を突き合わせなければならない気怠さなど、とにかく動いて、頭を使って、我慢した15日間でした。しかし、これを乗り越えた先に見えた景色はどんな言葉にも代え難い景色だったことも合わせて印象深いです。実習を通して、生徒と向き合うことの大切さを知覚する機会、そして学校とは何をするところなのかを明確にする機会にできたと思います。自分はまだまだ端くれですが、北原先生や佐藤先生からお伝えしていただいたように、「bestを目指すのではなく、betterを形作って」自分らしくいきたいと思います。教師として、そして人間として成長できる機会を与えてくれてありがとうございました。
以上になります。よろしくお願い致します。
改めまして3週間という短い間でしたがありがとうございました。
 
②担当教諭 担当教諭 佐藤先生より
在学中は特進コースでしたが、授業ではさまざまな授業を担当してもらいました。
授業の準備からはじまり、授業内容を伝えることの難しさ、授業をつくり上げていく面白さ、意見を引き出すための工夫、自分の考えを記してもらうための働きかけ、本当に様々な事を学んだ実習期間だったと思います。
人は自分の経験則をなかなか崩せないものです。そのような中で特進コースで培った細かな知識とともに、生徒の目線に立った、またイメージを膨らませやすいように歴史事項を例えながら授業展開をしていたのが印象的です。
実習期間の経験を、残りの大学生活や社会人の生活でも生かしてほしいと思います。

岩倉高校での教育実習を終えて~順天堂大学 中野壮太 さん~(2019年度普通科卒業)

①実習生 保健体育 中野先生より
ご多忙の中、実習生を受け入れていただき誠にありがとうございました。不安を抱きながらも臨んだ実習ではありましたが、先生の優しさ、明るい生徒の雰囲気に助けられ、学びの多い充実したものとなりました。
生徒の健康と運動やスポーツを通して学ぶことの楽しさを伝える保健体育教員としての役割だけでなく、一教員としての存在の大きさを実感しました。大塚先生からは特に、授業を重ねるごとに反省点を見出し、次に生かすことや教員年数を重ねるごとに生徒にとって「より良い」を求め続ける姿勢が重要であると学びました。鬼頭先生からは、保健や体育を教えるのが保健体育教員の仕事だけではなく、一教員としての保護者対応や資料作成等があり、生徒や保護者と接する時間を増やすためにも事務作業の効率と質が問われるのだと学びました。高校生の自分には想像のできなかった背景を身に染みて感じることができました。明石先生からは、教員一人と生徒数十人で授業を作り上げることに対し、進路指導に関しては、教師一人と生徒一人の組み合わせが数十通りあり、多忙だけれども、その多忙さ以上にやりがいのあることだと学びました。
今回の教育実習を通し、教員という仕事がどれほど大変な仕事かということ、どれほどやりがいのある仕事かということを、身をもって経験できたことは、私にとって一生の宝になると感じています。今後、生徒に学ぶ楽しさや仲間の大切さを教えていくためにも、自分自身の人間性を育みたいと考えています。
教育実習では校長先生をはじめ、皆様に大変お世話になりました。そしてHRとして携わりました1年A組の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 
②担当教諭 鬼頭先生より
落ち着いた雰囲気で生徒の前に立ち、授業も堂々とおこないました。
HRを担当したクラス授業では、生徒たちコミュニケーションが図られている様子が十分に伺えました。
「保健」の研究授業をおこない、参観していただいた先生方からは、「スライドが見やすい」「落ち着いて授業できている」など好評価をいただくことができました。
 
②担当教諭 大塚先生より
3週間の実習お疲れさまでした。1年生の保健と3年生の体育の担当でした。保健ではパワーポイントを駆使し、わかりやすい授業展開に努めてくれました。随所で見られた生徒を飽きさせない工夫などは、こちらも学ぶことができました。また現役運動部員らしく、ストレッチ授業では、本格的な動きと説得力のある説明から、生徒たちは信頼感を持ち、楽しそうに参加をする姿が見られました。アドバイスを素直に聞き次の授業では修正されているなど、素早い対応力は評価できました。社会人として今後の活躍を期待します。





岩倉高校での教育実習を終えて~日本体育大学 田中春貴 さん~(2019年度普通科卒業)

①実習生 保健体育 田中先生より
教育実習で私が強く感じたこととして、[人を育て残す]ことのやりがいと偉大さを強く感じました。
教育現場では毎年何百人、何千人の生徒が入学し、卒業していきます。私自身卒業校である御校で実習を行わせていただき、その一部に過ぎないのだなと改めて感じました。
その上で、在籍する生徒は多くのことを学校で学び、感じることで成長していきます。生徒の人格の形成とその後の人生に大きく関わる。教育機関の役目であり、教員にしかできない祐逸無二の役割あると改めて認識することができました。
生徒にとって高校3年間は人生の大きなウエイトを占めます。教員として職務に携わるということは生徒を育てる責任、そしてそのための技術や経験は当たり前になくてはなりません。その中で、答えのない正解を日々模索し続ける。その姿勢が教員としてのあるべき姿であると教員実習の諸活動を通じて認識することができました。
私自身今回の実習を通じ、多くのことを直に学び教育に関わりたいと考える将来のビジョンを再確認しました。学校教員は[人を育て残す]祐逸無二の役割と責任を持つ職業であると考えます。しっかりと将来に向けて経験を積み、教育者として携わることができるよう今後も日々精進してまいります。
末筆となりますが、3週間の間受け入れていただき本当にありがとうございました。
 
②担当教諭 伊藤先生より
岩倉高校の卒業生であり、ご自身も1年E組の出身ということで、とても充実した3週間になったと思います。
実習当初はわからない事や細かいミスが多くあり、教えて頂く事は多かったものの、持ち前の謙虚さとセンスですぐに授業にも慣れ、クラスにも馴染み、生徒にわかりやすい授業を実践してくれました。
研究授業においては、昨今の教育業界で生徒参加型の授業を中心とした主体的・対話的で深い学びが求められる中、一斉講義型と生徒参加型をうまく混ぜ合わせたハイブリッド授業の実践をしてくれました。
1番大変だったのは、授業に対する準備だと思います。準備がとても大切だという事を再認識した3週間だったと思います。ここで学んだ事は必ず将来に繋がると確信してます。
好きな事をとことん極めていく姿に生徒一同尊敬の眼差しで見ていた事を忘れません。
これからも夢への挑戦をし続けて下さい。


岩倉高校での教育実習を終えて~日本体育大学 堂園 藍 さん~(2019年度普通科卒業)

①実習生 保健体育 堂園先生より
私が教育実習で感じたことは、クラスによって特性があり授業は一筋縄ではいかないということ、先生は偉大だなと改めて実感したことです。
まず、クラスによって特性があるということについてです。同じ授業を3クラス行うとしても、授業内容は同じなはずなのに時間配分がうまくいったりいかなかったり、反応が違かったりと様々なクラスの特性がありました。その特性に対して、同じ授業内容でも問いかけを工夫してみたり、必要に応じて内容を増減したりする必要があるのだなと感じました。
次に、先生は偉大だと改めて実感したことについてです。私が生徒の時は、先生って忙しそう、大変そうという漠然としたイメージしかありませんでした。しかし、実際に教育現場に入ってみると自分の授業準備で精一杯であるのに、授業準備+その他の業務(部活動、生徒指導、保護者対応、学校の担当業務)をこなしていました。これは、忙しいそうや大変そうという言葉では表しきれないことです。︎そして、その忙しさの中でも生徒とも先生同士でもコミュニケーションをとっていて、やはり先生は偉大だなと思いました。
最後に、教育実習を母校の岩倉高等学校で行うことができたのは、とても有難いと同時に、楽しさで溢れたものでした。ありがとうございました。
 
②担当教諭 井上先生より
卒業生の女子が今年度、体育の実習生として岩倉高校に来てくれる事が、共学になった実感として湧きました。在校中から快活で明るく、積極的に実行委員など引き受けてくれていました。その前向きな姿勢は、ホームルーム活動や授業の中に溢れていました。急に慌てる事なく、持ち前の度胸と、生徒を観るセンス、臨機応変に対応出来る姿は、当時の学校生活にも表れていました。ある程度の緊張感を持ちながら授業も出来たと思います。体育や保健の授業は無事に終了しましたが、第一希望である養護教諭の道を開く為に、更に実習がこれから始まります。今まで通り、多くの生徒と関わり心の声も沢山聞いて、「こういう先生が居たら良いなァ」て思う教員に自分が馴れるように磨いて下さい。3週間お疲れ様でした。養護実習も頑張って下さい。
 
②担当教諭 木戸先生より
大変お疲れ様でした。
柔道の授業は見学のみでしたが「懐かしい。覚えている」と思い出を語ってくました。
堂園先生にとって柔道は専門分野ではないので指導するためにはある程度の経験を積む必要がありますが、
高校時代に習った基礎(礼法、受け身)をしっかりと覚えていた分、理解も早かったように思います。
学ぼうとする熱意が強く、生徒とのコミュニケーションもしっかりとれていました。
持ち前の明るさでこれからも笑顔で頑張ってほしいです。


岩倉高校での養護実習を終えて~了徳寺大学 養護 川邉真夕 さん~(2019年度卒年度普通科卒業)  

①実習生 養護 川邉真夕 先生
 
 新学期でお忙しいなか、実習生を受け入れてくださりありがとうございました。
始めは不安でいっぱいでしたが、充実した4週間の実習となりました。
生徒及び教職員の健康と安全を守っていく養護教諭としての役割を学ぶことができました。私は看護学生でもあるため、根拠をもったアセスメントとなるようにしていきました。学校は医師や医療機器もないため、重大な症状が隠されていないか、状態が悪化しないかをアセスメントし、早退や病院受診を判断しなければなりません。判断を間違えてしまえば生徒を危険な状態に晒してしまうからこそ、教職員や医療機関との連携や養護教諭同士での相談が大切だと身をもって知ることができました。
勉強会においては、生徒が興味をもって参加できるようにわかりやすい授業づくりをすることにとても悩みました。授業が始まる前の導入や展開、時間配分など自分の課題を見つけることができました。
 また、保健室で応急手当てや健康相談を行った生徒が少しだけ表情が柔らかくなって教室に戻っていく姿を見ることや、「元気になったよ」「だいぶ良くなりました」など、声をかけていただいたことがとても嬉しく励みになりました。
教職員の方々、生徒に助けていただきながら濃く充実とした教育実習となりました。岩倉高校での実習を今後に活かしていきたいと思います。4週間ありがとうございました。
 
 
②指導教諭 渡邊 陽子 先生より
 
 岩倉高校在学中から真面目で成績も良く、バスケットボール部の活動も一生懸命に取り組んでいました。
 今回、教育実習生として3年振りに再会し、持ち前の真面目さに多くの知識と経験が加わり、目を見張るほどの成長を感じました。実習中は生徒と積極的に関わり、自分の高校時代の思いを伝えながら悩みに寄り添い、実習生とは思えない程、頼もしく感じました。生徒からも「川邉先生と話せなくなるなんて淋しいです」と、とても慕われており、生徒一人ひとりと丁寧に向き合う姿勢や人柄の良さが伝わったのだと思います。
 研究授業でも専門的な知識を生徒の目線に立って分かりやすく構成し、生徒たちも最後まで集中して取り組んでいた姿がとても印象的でした。これからの成長がとても楽しみなので、いつか岩倉高校に先生として戻ってきて欲しいと思います。



岩倉高校での教育実習を終えて~専修大学 地歴 丸山和輝 さん~(2018年度卒年度普通科卒業)

①実習生 地歴 丸山先生より
3週間の教育実習、母校である岩倉高校の素晴らしさを感じられた期間でした。初日に門を潜った時には、生徒から元気の良い挨拶があり、最終日まで多くの生徒たちが元気よく話しかけてくれ、毎日元気をもらっていました。
また素晴らしい指導教諭、担当教官に恵まれ、上手くクラスに馴染めたのかなと感じています。授業を担当する2年生のクラスでは、一生懸命に話を聞いてくれる姿、積極的に発言しようと手を上げてくれる姿が印象的でした。実習中には岩倉高校の生徒が上野駅で人助けをしてくれたという感謝の電話があり、改めて素晴らしい学校であると思いました。
母校である岩倉高校の誇りを持って社会に出た際にも、生徒たちのように一生懸命に精進して行きたいと思います。
 
②指導教諭 石川先生より
3週間生徒の立場で学校生活や進路等の教育を行っていただきました。
ホームルームのクラスでは常に朝明るく生徒に接し、生徒ともコミュニケーションをとってくれました。日々を大切にするということも生徒に伝えてくださり、日々生徒が充実して過ごしていく姿がみられました。もちろん実習序盤には、生徒との関係性で悩んでいる様子でしたが積極的に関わっていく中で、一人一人理解していき有意な方向に導いていただきました。生徒も年齢も近い先生ということもあり、親しみやすく日々を楽しんでいる様子でした。
授業においては、日々苦心しながら授業を作成し授業内容のわかりやすさや興味を常に考えながら実習にあたってくださりました。教育実習の経験を活かし、大学卒業後一層活躍されることを祈っております。



岩倉高校での教育実習を終えて~立正大学 公民 2018年度卒 田中歩幸 さん~(2018年度卒年度普通科卒業)

①実習生 公民 2018年度卒 田中先生より
はじめに、お忙しい中、教育実習生として受け入れていただき、ありがとうございました。
実習が始まるまで不安でいっぱいでしたが、すごくあっという間な3週間でした。
授業をする上で、生徒と対話をすることや発問の大切さに気付くことができました。
HRクラスでは、明るい雰囲気の生徒たちに毎日元気をもらいました。
本当にありがとうございました。
 
②指導教諭 豊田先生より
本校OGの田中先生には、高校生の時には気付かなかった、もしくは分からなかったことが沢山見えたのではないでしょうか。我々は生徒には見えないところで様々な業務を行っています。また、1時間の授業を実施するのにも多くの時間を教材研究や資料作りなどに費やしています。自分がその立場になって初めて分かることがある。本当に貴重な経験をされたと同時に当時の先生方に対して、より感謝の気持ちが強くなったのではないでしょうか。
この3週間の経験を活かして、これからの人生をより充実した豊かなものにしてください。
そして、母校”岩倉高等学校”をこれからもよろしくお願いします。
頑張れ!田中先生!
 
②指導教諭 松本先生より
田中先生の笑顔や優しい対応はクラスの生徒を和ませてくれました。
授業を受け持たないクラスでしたので、生徒との距離をどうやって縮めていくのかが課題でしたが、最後までクラスの生徒に寄り添ってくれました。
毎朝のスピーチはネタ探しから始まってどうやって伝えていくのかで苦戦することもありましたね。それでもあきらめずにきちんと伝えようとする姿勢は大変立派でした。
田中先生と過ごした3週間は後輩である生徒たちにとっても学ぶことが多かったと思います。生徒にとっては卒業生の背中を見る機会があること自体が貴重です。頼もしさや親近感だけでなく、苦労や考えている姿から感じることも多かったのではないでしょうか。そして私たち教員も田中先生との対話を通じて気付きがたくさんありました。
教育実習の経験を活かしながら、一層成長されることを願っております。



岩倉高校での教育実習を終えて~日本大学 平塚玄空 さん~(2015年度普通科卒業)

①実習生 保健体育 平塚先生より
まずは、ご多忙の中私たち実習生を受け入れていただき誠にありがとうございました。
岩倉高等学校を卒業して、7年が経ち、私が在籍していた頃の学校の雰囲気と大きく変わった箇所が幾つもありましたが、先生方の優しさ、明るい生徒の雰囲気は変わらず、とても懐かしく感じました。
 私は、岩倉高等学校を卒業後も陸上競技部の指導に携わり、日常的に生徒に指導を行う習慣はありました。しかし、部活動指導と学校の教員としての指導の相違点や困難、また、学校運営における業務など教員の仕事に関われたことで、自身の考え方を見直し、私がどのような教員になりたいかを考え直す機会になりました。特に、教員として仕事を行う上での私の課題は、多様な状況に応じて対応する能力が不足していると実感しました。これまでの生活では、計画通りに物事を実行することを最優先に行なってまいりましたが、学校運営や教科指導では計画を立てていても、計画通りに実行できないことが多く、動揺してしまうことがありました。そこで、来年の4月に教員として働くまでの残りの期間、しっかりと保健体育科の指導を行えるように勉学に励み、私自身の知識を蓄えるとともに、多様な状況を想定して対処できるように準備を立てることで対策してまいります。
 今回の教育実習では、私の課題の他に生徒との関わり合いの中で生徒が求める授業や親しみを感じる先生像など、実際に現場で仕事を行わなくては発見できない内容を多く学ぶことができました。生徒と関わる際のコミニケーションに関しては、これまで部活動指導で培った経験と知識を活かして生徒から親しみを持ってもらうことができたと感じ、私自身のこれまでの経験を現場で活かすことができたと同時に、より生徒との関わる際にできることがあったのではないかという課題も残り、充実した3週間の教育実習となったと感じました。
最後に、実習期間中にご指導いただきました先生方、そして授業を受けてくれた生徒には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

②指導教諭 鬼頭先生より
高校を卒業し、大学4年間そして科目等履修生の3年間を経て教育実習で戻って来てくれました。在学中と変わらず真面目な性格、しっかりとした好青年へと成長されていました。
3年生スポーツ選択クラスのHR、ハンドボールの授業、2年生の保健の授業を担当しました。
丁寧な説明や優しく生徒へ接する姿がとても印象的でした。LHRや部活動指導は、自身の経験を踏まえて話をし、高い競技力に裏付けられたコーチングで生徒の学びを深めてくれました。
来年4月から教育現場で活躍する姿を期待して、今後も応援していきたいと思います。