同窓会概要

会長挨拶

就任のご挨拶


 大阪大学経済学部同窓会(第13代)会長に就任いたしました藤井政志(第29期)と申します。三菱ガス化学株式会社の代表取締役会長(本年4月就任)という肩書です。猛虎会と言う組織にも参加しておりまして毎年一喜一憂しているのですが、今年は早々にリーグ優勝し嬉しく思っているところです。
 まずは、社長業の傍ら、6年間に渡り同窓会の発展にご尽力頂いた前任の井上会長に御礼申し上げたいと思います。長期間にわたりお疲れ様でした。そして、この同窓会を支え、活動にご参加くださっている同窓会員の皆様にも深く感謝申し上げます。

 私どもが学び舎を巣立ってより幾星霜、皆様も社会のさまざまな分野において懸命に励まれ、ご活躍されていることと拝察致します。私自身、卒業以来40年以上が経過しておりますが、大学を卒業して以降は、企業に就職し主に東京で勤務していたこともあり、同窓会の催事とは縁遠くなっていました。数年前、会報誌「待兼山」の第36号に経済学部出身の社長としてインタビュー記事を掲載いただき、昨年4月には、縁あって同窓会での講演会において「日本の競争力への考察」についてお話させて頂きました。会報誌の発行や講演会を開催する事務局の方々や大学関係者の方々の献身的なお姿を拝見することができ感銘を受けました。私にとって同窓会の役割やその重要性をあらためて認識する良い機会となりました。こういう貴重な活動を継続していく必要性を強く感じ、縁遠かった同窓会をサポートする役割に就こうと決心した次第です。

 さて、私達の同窓会は、旧知の仲間との縁を繋ぎ、また世代を超えて交流し、お互いを高め合い、時にはビジネスの糸口を掴み、そして母校の発展に寄与できる貴重な場であると認識しております。同窓会が主催する総会や講演会において顔を合わせ、言葉を交わす場があることは、本当に素晴らしいことです。
 一方で、残念なことに卒業生全体から見たときには、参加率は依然低い状態にあると伺っております。同窓会を更に発展させていくためには裾野の拡充が不可欠です。社会情勢も刻々と変化し人々の価値観も変わっていく中、仕事や私生活の合間に同窓会の時間を取って頂くことは簡単ではないでしょう。このような中でも同窓会の活動にご理解いただく、参画していただく、ためには相応の魅力がないと人を集めることは難しいと思います。より豊かに、より意義のある、魅力ある同窓会の場を提供していくためには、どのようなことが必要か、どのようなことができるのか、歴代会長の築き上げてこられた基盤を大切にしながら、皆様方と考え実行して行ければと思います。是非ご協力を御願い致します。
最後になりますが、同窓生の皆様方の益々のご活躍とご健勝を祈念致しますとともに、今後の同窓会の更なる発展を願い引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。