その他
卒業生作文①
2025年9月3日
商業科 山崎 彩代奈
「共に歩んだ道」
私は勉強が苦手で、特に学校の授業にはあまり興味を持てず、将来について考えたときに進学は自分には向いていないと感じ、就職を選ぶつもりで日新高校の商業科に入学しました。
簿記は、最初は単なる計算だと思っていたのですが、授業を受けていくうちに簿記の計算は、ただの数字のやり取りではなく、会社や組織の成り立ちや経済の仕組みを理解するための鍵であることがわかりました。最初は戸惑いもありましたが、だんだんと計算を通じて物事がつながり、成り立っていく過程を理解できるようになり、次第に楽しくなっていったのです。この時に私は検定に向けての意欲が段々と増していきました。
日新高校の先生たちは、私にとって大きな支えとなりました。日頃から先生が私たち一人一人に親身になって指導してくれて、自分が理解できるまで何度でも説明してくれたその姿勢に、次第に信頼を寄せるようになりました。そのおかげで検定に合格することができたことで、勉強が面白いと感じるようになったのです。もちろん、先生たちはただ優しいだけではありませんでした。時には厳しく指導してくれることもありました。私たちがサボったり、授業に集中しなかったりすると、しっかりと注意をしてくれました。そうした厳しさには、私たちの未来を真剣に考えた上での愛情が込められていたのだと、今では心から理解できます。その時は反発を感じることもありましたが、振り返るとその厳しさがあったからこそ、私は知識をしっかりと身につけることができ、今の自分に繋がったのだと思います。
先生たちへの感謝の気持ちは、今も私の中で強く残っています。もしあの時、先生が私を見守り、支えてくれなかったら、私は勉強に対する意欲が高まることもなかったでしょう。先生の指導があったからこそ、私は自分の将来について真剣に考え、進学を決意することができました。進学することは、最初は考えていなかった選択肢でしたが、先生たちの言葉と支えがあったからこそ、私は今、次のステップに進む決断をすることができたのです。また、学ぶ中で仲間たちとの絆も深まりました。最初は単なるクラスメートだった仲間たちが、共に勉強し、困難を乗り越えていくうちに、次第に強い絆を感じるようになりました。問題を一緒に解いたり、お互いに助け合ったりすることで、友情も深まりました。勉強を通じて他の人とコミュニケーションを取る楽しさや、仲間と共に成長する喜びを感じることができました。
日新高校での生活を通じて、勉強以外にも沢山の大切な事を学びました。先生たちの指導と支えがあったからこそ、私の幼い頃の夢であった看護師の道へ進むという将来の決断を下すことができたのです。今振り返ると、日新高校で過ごした時間は私にとって大きな意味を持つものであり、人生の中でとても貴重な経験となりました。あの時、もし簿記が面白いと感じなかったら、もし先生たちが厳しく教えてくれなかったら、私は今のように自分の道をしっかりと歩んでいくことはできなかったでしょう。私がここまで成長できたのは、日新高校で学んだこと、そしてそこで出会った人たちのおかげです。これからもその経験を大切にし、学び続けていきたいと思っています。
