府大トピックス

NDC News 06 (2013/12/19 発行)

2013年12月19日(木)

1.府大・市大統合の現状・・(注目しましょう)

 NDC News(No5)でもお伝えしたように統合案は出来上がり、あとは、ホームカミングデーで学長が「統合案は出来た。後は政治が決める」と発言されたように、政治に委ねられた状況になっています。
 その政治の動きでは、「統合の目標や学長と理事長分離する」定款改正案は、大阪市議会委員会で11/22否決、11/29市議会本会議で否決、これ受け、大阪府は12月議会への府大定款改訂の提案を見送りました。
 市議会、府議会での動きと、最終的には、来秋計画されている「都構想」住民投票の結論に委ねられることになりそうです。

2.「博士課程教育リーデイングプログラム」に採択される・・(期待しましょう)

 文科省が、一昨年より、優秀な教育研究資源を持つ大学に5年一貫型の大学院を創設し、世界的リーダーを育てるための教育システムを構築する取り組みへの支援を始めました。
 このプログラムへの参加を府大は市大の一部を巻き込んで「物質科学」のカテゴリーで申請していましたが、この10月初めに採択されました(新聞ではまだ未掲載のホットニュースです)
 このカテゴリーはほとんど旧帝大の牙城と考えられていましたが、北大、東北大、東大、阪大、九大、と共に採択されました。
採択大学は全国でたった6大学のみです(このプログラムの詳細は会誌48号に掲載予定です)。

3.第4回ホームカミングデー&NDC情報交換会開催されました・・(盛大でした)

11月3日(日)晴天に恵まれ多数の卒業生が家族連れの方を含めて参加され(約1300人)、レセプションの会場には入れ切れないほどの盛況でした。ホームカミングデーの動画を、12月19日ユーチューブにアップされました。
(http://www.youtube.com/watch?v=Yx1yyhBkBuk で楽しんで下さい)
NDC情報交換会にも、30名の方々が寄って頂き、写真展示された会場で、懇談、情報交換が行われました。また会場では、会誌のバックナンバーの、残部を展示し、ご希望の方にお持ち帰り頂きました。

4.中百舌鳥電気クラブのHPが毎月更新しています・・(HPへアクセスしましょう)

中百舌鳥電気クラブのHPは、毎月更新しています。多数の方のHPへアクセスしてください。また、良くするためにご意見をお寄せください。

5.府大関連トピックス・・(府大は頑張っています)

① 府大アメフト「SHRIKES(シュライクス)」1部入れ替え戦進出
府大のアメフトクラブ「SHRIKES」は、アメリカンフットボール関西学生リーグ2部Aブロック最終戦で追手門学院大に勝ち5戦全勝とし、一部入れ替え戦に初進出しました。
この公立大としての快挙は、TVや新聞にも取り上げられました。1部入れ替え戦では、残念ながら神戸大に敗れ、1部進出は果たせませんでしたが、後輩の頑張りに拍手を送り、来年の「SHRIKES」の活躍を応援しましょう。

② 有機化合物で2次電池開発
ダイソウと大阪府立大学は、ポストリチウムイオン電池の有力候補とされる「有機2次電池」を共同開発した。
正極電極材料に有機化合物の「トリキノキサリニレン」を使う固体の電解質を利用することで可能にした。
性能を評価したところ容量はリチウムイオン電池の約8割まで到達した。500回充放電しても大丈夫だった。
現在主流のリチウムイオン電池に代わる2次電池の開発を巡っては企業や大学が様々なタイプでしのぎを削っている。
その中で、有機2次電池は、レアメタルの使用量を大幅に減らせるため、低コストで大型電池が作れるので、府大・ダイソウチーム以外では、東北大、村田製作所等で開発競争が激化している中での成果です。

③ 古本募金好調なスタート。年末年始に新キャンペーン開始。
ホームカミングデーの時、校友会が募集を広く呼びかけた「寄付することで、本は生き返り、母校の学生たちを助けます」の運動は、10月、72,001円、11月、49,204円(2か月間で、計121,205円)と好調なスタートを切っています。
12/15~1/31の期間は、「年末年始キャンペーン&年賀マッチングプラン」がスタート。この期間中は、買い取り価格を20%アップ、書き損じはがきを50円で引き取ってくれ、その金額が、府大への寄付になります。
年末、本棚を整理される機会が多いので、捨ててしまわずに、「古本募金」で、母校に寄付をしましょう。
5点以上あれば、段ボールに詰め、申し込み書を記入同封し、電話場号0120-826-292「(株)バリューブックス」に電話し「古本募金の申し込み」と伝えればOKです。送料無料で送れます(詳細は、校友会HP、またはhttp://www.furuhon-bokin.jp/osakafu-u/ のサイト参照)。
( 文責 中百舌鳥電気クラブ 副会長 松村統夫 )

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