ミニSL 元気に走っています

2020年06月17日(水)
 平成14年度より「技術の伝承」と「物づくり」の楽しさを広く知ってもらう社会人教育「公開講座(府指定校)」としてミニSLの製作を開始。
 コッペルB20のキットを購入、これを小川嘉久先生が主に図面化、それに基づき小川先生、嘱託の井上隆先生、吉田信夫先生、そして鉄道研究部顧問の中原秀夫先生、西成区の自転車屋さん主人植村さんや一般社会人の方たちと共に完成まで3年を要して製作。
 平成17年4月、C56形蒸気機関車を製作することになり、旧国鉄図面を借りて8.4分の1に縮小した図面を作制。車輪、シリンダー、煙室台などは未加工鋳物部品を購入、その他は小さな部品に至るまで自作し、平成19年6月、2年4ヶ月で完成される。
 組み立てたコッペル形B20と自作のB20、C56形、井上先生の私物山岳鉄道用シェイ形機関車の4台で、西成区、住吉区を中心に年6~10回大阪府内や奈良県までボランティア乗車会を開催。子どもたちだけでなく大人にも楽しんでもらっている。遠く福知山市ミニSLフェスタ、白馬ミニトレインパークにも遠征。
 この活動には、部活動の鉄道研究部が関わり、OBが学校にきて機関車の整備にも携わっている。毎年文化祭には運動場で試乗会を開催。
 連絡していただければ、費用など相談し乗車会を計画とのこと。



 
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