高輪会会報

会報第20号 発行日 2015年9月1日

2015年09月02日(水)
 第20号 発行日 2015年9月1日(5,542KB)

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コメント 1 件

  1. 加藤 仁より

    東海電波高校電子科を昭和39年に卒業した加藤 仁と申します。その後、東海大学工学部応用理学科原子力専攻を昭和43年に卒業し、㈳ 日本原子力産業会議(11年)を振り出しに外務省(27年)、㈱ 日本原子力防護(2年)、東京工業大学原子炉研究所研究員(3年)として、微力ながら主として原子力の平和利用の推進に貢献してまいりました。本年3月に数え年で69才になり、なんとか「古希」を迎えることが出来ました。
    これまでの人生を振り返って想起することは、やはり高校時代に経験したさまざまなことが、大きなモチベーションになっているということです。当時は、いまの正規の東海大学付属普通科高校ではなく、雪の結晶の研究で権威であった多田元一校長を筆頭に理科教育振興の拠点を自負していたの東海電波高校という地味な工業高校でした。校訓は、多田校長による「敬愛と信頼、常に紳士たれ」という独自のもので、東海大学創設者・松前重義初代総長の「若き日に汝の思想を培え」で始まる建学の精神ではありませんでした。今は名実ともに東海大学の建学の精神で統一された付属高校として姿かたちも全く異なった立派な付属高校になり、隔世の感を禁じ得ませんが、校訓と建学の精神で一つにつながっている感じです。
    間もなく小生にとっての「後世への最大遺物」の一つになるはずの翻訳出版企画が「原子力学入門」として実現しそうです。乞うご期待です。高輪会のますますのご発展を期して。


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