会長あいさつ

 令和2年度の会報の発行にあたり、環会会長としてご挨拶させていただきます。
 昨年山崎元会長の後を受け、第6代環会会長に就任いたしましたが、2月からコロナ渦において、環会としてまた会長として計画していた活動がほとんど行えなかった事、まずお詫び申し上げます。
 皆さん既にご承知のことと思いますが、2021年度の再編統合により、環境理工学部は工学部に統合され、中四国で最大規模の工学部が誕生します。綾野先生が中心となり、再編統合の準備が進められているとお聞きしております。また、2020年4月には、建築・森林教育の推進のため、建築の分野において世界的に著名な隈研吾先生を特別招聘教授としてお招きし、着任されています。
 今年度が環境理工学部環境デザイン工学科として最後の歳になります。昭和49年(1974年)に工学部土木工学科、平成7年(1995年)に環境理工学部環境デザイン工学科、令和3年(20211年)には工学部環境・社会基盤系都市環境創成コースとなります。土木工学科の卒業生1,153人、環境デザイン工学科の卒業生1,391人の皆さんは、学部、学科の名前は変わりましたが、国内外のインフラを支え、安心安全な社会を創成する仕事を担っているという責任感を持って、それぞれの立場で頑張ってくれていると思います。
 コロナ渦において人と人との接触を回避するため、建設の分野においてもロボットの導入、情報通信技術、デジタル技術による遠隔操作、さらにはDX(デジタルトランスフォーメーション)への動きを踏まえ、国交省が進めるi-Constructionなどの最新技術を活用したインフラの整備が推進されています。また、海外に目を向けると、日本政府が推進している、インフラ輸出が、東南アジア、アフリカを中心に展開されていきます。
 地方に目を向けると、老朽化したインフラの再生、インフラ維持メンテナンスが近々の課題となっており、産官学の連携で問題解決が期待されています。
 このような状況下において、環境デザイン工学科→工学部環境・社会基盤系都市環境創成コースの運営に環会としても、他学部、他学科、他大学、地域との連携を図り、積極的にサポートできればと考えております。
 コロナ渦において、様々な制約を受ける中での活動になりますが、会員の皆様のご協力、ご支援宜しくお願いいたします。