ミライカナエ☆プロジェクト

ミライカナエ☆プロジェクト

【学生の活動報告】アクアプロテクター(代表:吉井慈恩、18期・情報通信システム工学科)

【支援目的】テクノ愛2023コンテストへ参加するための航空運賃と宿泊費

【活動報告内容】
 私たちは、テクノ愛2023という京都大学で開かれる、技術コンテストに出場した。本コンテストの応募件数は200近くあった中、私たちは、本選の9チームに選抜され参加させていただいた。私たちの発表した研究内容は、離岸流の予測を安価に、そして高精度で行う革新的なシステム開発である。本研究は今年7月から同じクラス(学科)の友達と取り組みをスタートした。テクノ愛2023では、本研究の途中経過について発表を行った。具体的な進捗として、システムを構成するセンサの開発・実験による測定精度向上の工夫や、画像処理による海の流れの可視化、そして離岸流の発生をビーチ利用客に伝えるためのアプリケーション開発の進捗について発表を行った。離岸流という沖縄だけでなく世界的な問題を解決しようとする姿勢や、その解決法について審査員からはお褒めの言葉をいただき私たちはグランプリ(優勝と同等)を獲得することができた。また、他校参加者とも様々な会話を楽しみ、私たちの分野外でどのような技術研究をしているのかを学ぶことができた。特に、食料廃棄されるものを燃料としたロケット開発を行う高校生との会話ではとても感心した。本コンテストを通じて私たちの取り組んでいる研究内容が改めて社会が必要を感じていること、また他校との交流から異分野との融合の可能性について深く考えさせられ、今後の研究ではそれらを視野に入れ行っていこうと決意させられた。
 
写真1: 発表の様子
 
写真2: 高校の部と大学の部で両方とも沖縄高専が優勝した

【同窓会からのコメント】
 アクアプロテクター(代表:吉井慈恩)のみなさん、学生支援金(ミライカナエ☆プロジェクト)の支援、誠におめでとうございます。テクノアイデアコンテストへの参加のための旅費を同窓会から支援させて頂きました。応募200件の中から選抜されさらにグランプリを受賞されたということで、素晴らしい活動です。社会問題を解決すべく新しいアイディアとアプリケーションの開発まで行っているということで、今後が非常に楽しみだと感じました。参加されている同世代の方々とのコミュニケーションも非常に大事だと思います。今後の活動を応援しています!

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