母校のあゆみ

校長挨拶

2012年07月09日(月)

大阪府教育センター附属高等学校
大阪府立大和川高等学校14 代校長
乾 匡

 大阪府立大和川高等学校創立50周年を迎えるにあたりまして、卒業生の皆様には、心よりお祝いを申し上げます。
 本校は、昭和38年に東に二上山を、南に大和川をのぞむ苅田の地に1 期生550 名を迎え、開校いたしました。「自主自立の精
神に富み、創造力を持った逞しい人間の育成」を教育方針として、半世紀に亘って積み上げてこられた大和川高校の足跡は誠に輝かしいもので、これまでに約2万人の卒業生を社会に送り出しています。ひとくちに半世紀と申しましても、この間の社会の有り様は、めまぐるしい変化の一途を辿っております。高度経済成長、経済大国を経験した日本の国は、今日の世界的な大不況とともに経済不安や政治の不安定さなどから「生きづらい」社会と言われ、少子・高齢社会、環境問題、エネルギー問題など大きな課題に直面
しています。また、昨年の東日本大震災をはじめ激烈な自然の脅威にもさらされ、「絆」という言葉が今年の漢字に選ばれたように、人の生き方、豊かさを見直す時代の到来が告げられています。このような中で、今年度、大和川高校創立50周年記念という事業に際しまして、初代校長の竹谷新先生はじめ歴代の校長先生並びに全ての職員の皆様方と生徒の皆様との汗と涙の大和川高校の歴史に触れるにつれて、その培われた伝統の重みをひしひしと感じ、改めて心から敬意を表する次第でございます。

 しかしながら、このような伝統ある大和川高校も平成22年度の第48期生の入学をもって募集停止となり、平成23年度入学
生徒からは、校名も新たに「大阪府教育センター附属高等学校」として生まれ変わることになりました。「大和川」に強い愛着をお
持ちの卒業生の皆様や、過去大和川高校に関わりを頂いた方々にとりましては、誠に残念な結果となりましたが、校地、校舎もそ
のまま引き継ぎ、「水積もりて川となり、川和みて大海と化す」という有形・無形の伝統はしっかりと受け継ぎ、大阪府教育センター附属高等学校を、大阪の教育をリードしていくナビゲーションスクールとして発展させていくことこそが、卒業生はじめ関係者の
方々の思いに応える唯一無二の道であると思っております。
 最後になりましたが、今般の創立50周年記念事業に際しましての同窓会の児山会長はじめ多くの方々から頂きました数々のご厚情に改めまして感謝申し上げますとともに、教育センター附属高等学校のこれからの充実・発展を温かく見守っていただき、ご支援いただきますようお願い申し上げます。

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コメント 2 件

  1. 比治輝応 より:

    はじめまして〜
    大阪府岸和田市の比治輝応と申します。
    大和川高校の昭和36年生まれの「森本成鉄」君の住所を探しています。
    彼とは同級生ですが、連絡がつかずに困っています。
    現住所が知りたいのですが、分かる範囲まででもけっこうですのでお教えください。
    よろしくお願いしますm(_ _)m

  2. 匿名 より:

    大和川高校2年次のクラス分けはどのような意図があったのか、正してくれ!
    2年2組が学級崩壊していたにも関わらず、何の取り組みもしなかったのは何故か?
    均等なクラス分けがなされていないのがわかっていたんだろが!
    ふざけたクラス分けするな!
    差別の度が過ぎる‼️

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