同窓会について

理事長就任のごあいさつ

2023年08月04日(金)
 このたび、愛知県立田口高等学校同窓会理事長に就任しました、高校29回生の原田直幸です。
 私たちの母校田口高校は、地域を支える若人を育てるため、愛知県田口農林学校として昭和16年に設立され、昭和24年の学制改革により愛知県立田口高等学校と校名変更が行われて以来、現在に至っています。田口農林学校と津具、稲武の両分校を合わせて10,000名以上の卒業生を輩出し、北設楽郡のみならず各地域、各界で多くの同窓生が活躍しています。
 一方、田口高校の現状は、北設楽郡の少子高齢化、過疎化の波の影響を受けて、生徒数の減少が顕著であり、今後も今まで以上の厳しい状況が続いていくことが予想されます。そうした中で、田口高校学校運営協議会が設立され、生徒数の増加や魅力化を北設3町村首長さん始め、多くの方々により検討がなされています。こうした努力は母校である田口高校の発展のみならず、地域の活性化を期待するものでもあります。
 また、先人の願いと築き上げてきた歴史を次の世代に繋ぐために、同窓生の皆さんとともに新しくなりました理事が一丸となって、母校と地域の発展のために尽くしていきたいと思います。その一助として、横山光明前理事長の導きを期待するものでもあります。
 最後に、同窓生の皆さんの母校田口高校同窓会活動へのご理解、ご協力を引き続きお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。
 
<事務局より>
原田理事長は令和4年7月の役員総会で就任しましたが、事務局でHP上でのご挨拶の依頼を失念しておりました。お詫びいたします。
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田中和宏校長就任のご挨拶

2023年05月26日(金)
 同窓会の皆様には、日頃から格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度の人事異動により、鈴木敏夫校長の後任として着任いたしました、田中和宏です。微力ではありますが、創立80年を超える伝統を誇る田口高等学校の発展に力を尽くして参りますので、よろしくお願いいたします。
 4月6日には普通科16名、林業科10名の新入生を迎え、令和5年度がスタートいたしました。現在の生徒数は76名と少人数ですが、学習はもちろん、部活動や生徒会活動等に一人ひとりが持ち味をしっかりと発揮しながら、笑顔あふれる学校生活を送っています。本校では、「一人ひとりを大切に」をモットーに、皆様の後輩である生徒の能力を最大限に引き出せるよう、教職員が一丸となって指導に当たっています。
 生徒がグローバルな社会で力強く生きていくために、「自ら気づき、考え、判断し、行動できる資質・能力」を身につけ、将来、地域社会を支える存在となれるよう、一人ひとりに光を当て、地域との連携を生かしながら特色ある教育活動を推進してまいります。
 最後になりましたが、田口高等学校同窓会の発展と会員の皆様のますますの発展をお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。
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理事長就任のご挨拶

2017年05月17日(水)
愛知県立田口高等学校 同窓会 理事長 横山光明
 
 このたび愛知県立田口高等学校同窓会理事長に就任しました、高校20回生の横山光明です。

 私たちの母校田口高等学校は、地域を支える若人を育てるために、昭和16年に開校した田口農林学校を母胎としております。学制改革により昭和24年愛知県立田口高等学校として新たにスタートし、平成26年度末では田口農林学校と津具、稲武の両分校卒業生も合わせて9,918名もの卒業生を輩出し、地域のみならず各界で多くの同窓生が活躍しております。

 一方、少子高齢化、僻地化の波は高校入学生の減少となって現れ、平成27年度の田口高校入学生は2クラス40名となっており、今後も厳しい状況が続いていきます。しかしながら、これからの奥三河を活性化していくためにも、母校田口高校はなお一層重要であります。

 先人たちの願いと先輩たちの築き上げてきた歴史を次の世代に渡していくため、私たち同窓生は母校と地域の発展に今後も尽くしていきたいと思います。そのためにも、新たに顧問参与に就任頂いた山口伸彦前理事長の導きのもと、新しい理事が一丸となって努力していく所存です。

 同窓生のみなさん、母校田口高校同窓会の活動にご理解とご協力を引き続きお願い申し上げます。
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田口高校の沿革

2010年12月15日(水)
1.田口農林学校創立の背景

今の豊田市稲武地区出身の古橋源六郎義真氏を中心に北設楽郡の有志が集い、林業を中心とした実業学校を創立するために、その財源を山林に求めて造林事 業を計画しました。そして、明治29年に今の鴨山演習林の地にあった御料林の払い下げを申請し、明治33年に認可され、造林が始まりました。これが、田口 高校の始まりです。
このときの造林事業に伴い、全国各地からいろいろな方が視察や研修・実習に来ました。
 

2.田口農林学校の創立

昭和15年10月、愛知県から当時の田口町に学校設立に関して照会がありました。校舎や校地などの一切の設備費は地元負担で、という条件付でした。そのために、鴨山に造林された木を売却して賄い、残りを地元田口町(当時)の負担や特志者の寄付をもって充てました。
そして、昭和16年2月に田口農林学校の設立が許可され、昭和16年4月より開校することができたのです。しかし校舎や校地一切が開校に間に合わず、当 初は当時あった田口町立田口実業青年学校に間借りして授業が行われました。現在の地に校舎が完成したのは、昭和18年になってからのことでした。
 

3.田口農林学校から田口高等学校へ

昭和22年に教育基本法・学校教育法が公布されました。これに伴い、田口農林学校も、新制高等学校へ切り替えを目指すこととなりました。ところが、当時 の資材不足や地元町村の財政難のため、学校教育法に規定された高等学校の設置基準を満たすことができませんでした。このため、必要な資金を捻出するため に、同窓会や在校生の保護者の皆さんを始めとする地元北設楽郡の方々の寄付を募りました。当時の職員や在校生もその一助となるべく、山林作業等に汗を流 し、また生徒の代表で演劇班を編制して北設楽郡内各地で公演を行いました。その成果が実り昭和23年4月1日付をもって、愛知県立田口高等学校が発足する ことができたのです。
 

4.田口高校の学科編成

昭和23年当初は、普通課程・農林課程および定時制の農林課程で発足しましたが、翌年には商業課程・家庭課程が新設されると同時に、当時の上津具村と稲武町にそれぞれ定時制の分校が設置されました。
その後、上津具分校は津具分校と名を替えたのち昭和40年に廃校となってしまいました。また、稲武分校は全日制普通科に改編ののち稲武校舎と名称変更し長らく稲武の地にて高等教育を担ってきましたが、平成20年3月に廃校となってしまいました。現在は、田口高等学校の本校のみが全日制課程普通科・林業科で編成されています。

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