教室のさらなるグローバル化と学生会組織の活性化を目指して
蘇遙会運営委員長 椋木 俊文
令和8年度より土木建築学科長および蘇遙会運営委員長を拝命いたしました椋木(平成7年度卒)でございます。卒業生の皆様には日頃より本学・本教室へのご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
まず新任教員をご紹介申し上げます。令和8年4月より助教として増田慧樹先生が着任されました。令和8年3月に東京大学にて博士(工学)を取得され、都市と交通の数理分析を専門としておられます。熊本大学では、社会基盤整備・交通渋滞・土地利用・水循環の相互関係の観測・理解・予測に関する研究の推進に強い意欲をお持ちです。今後のご活躍が大いに楽しみです。
昨年度は土木学会全国大会が熊本で開催され、その準備等もあり、例年とは異なる多忙な一年となりました。会場キャパシティと参加者数の観点から二会場開催を余儀なくされ、巡回バスの運行や全国大会として初となるポスター発表の企画など新たな試みにも挑戦いたしました。関係者の皆様のご協力と教員間の緊密な連携により、無事故で大会を終えることができました。また大会期間中には、蘇遙会および熊本市土木部会の皆様のご協力により、学内にて同窓会を開催することもできました。上半期は多忙を極めましたが、充実した時間を過ごすことができたと感じております。
熊本大学はこれまでもグローバル化に注力してまいりました。当教室においても、学生交流協定の締結、文部科学省事業における留学生優先配置プログラムの獲得、そして大学院ダブルディグリープログラムの設置(フランス・グルノーブル大学と令和8年10月開始予定)に向けて取り組んでおります。これは留学生(令和8年6月現在34名)を受け入れるのみならず、当教室の学生が海外へ留学し、グローバルな感覚を身につける機会を広げるものです。また、当教室には3年前より教室国際化ワーキングを設置し、教育研究環境の国際化を推進する活動も行ってまいりました。今年度は早速、留学生による交流会を企画してもらい、留学生34名のうち28名(中国、インドネシア、モーリタニア、チェコ出身)が集う軽食会を開催しました。このような試みは今回が初めてです。AI技術の急速な進化により世界はますます近くなっており、そうした時代に活躍できる人材を輩出すべく、当教室も引き続きさまざまな取り組みを進めてまいります。
明年は工学部130周年の佳節を迎えます。工学部として周年事業の準備を進めており、その過程で工学部の学生会ともつながりを持ちながら、企画を進めようとしています。その中心に蘇遙会学生部がなれるよう、学生部の活動にも力を入れ始めました。コロナ禍で様々な引継ぎが断たれ、蘇遙会学生部の活動規模も年々小さくなっている傾向がございます。学生会の再活性化のためにも、今年はオープンキャンパス、紫熊祭、夢科学探検などにも協力してもらい、共々に土木建築学科を盛り上げていきたいと思っています。
末筆ながら、卒業生の皆様のますますのご健勝とご活躍を祈念しております。





