在学生への支援

福井育英奨学金とは

 本奨学金は、故・熊本大学名誉教授 福井武弘氏の遺志による基金をもとに平成13年に設立されました。
 国家公務員総合職を志す学部および大学院博士前期課程学生を対象とする奨学金の授与,および学科が同主旨で行う諸活動の財政的支援を目的としています
 本奨学金の基金は、福井武弘氏の寄付金10,000,000円および奨学金の目的に賛同する方々からの寄付金によって構成されています。

福井育英奨学金へのご寄附について

 福井育英奨学金は、規定の第3「奨学金の基金および奨学金の構成」にありますように、福井氏の寄付金と奨学金の目的に賛同される方々の寄付金から成っています。 ご賛同の上寄付をいただける方は、熊本大学工学部土木建築学科土木系教室事務局(096-342-3531)までご連絡願います。手続・入金方法などをお知らせいたします。
 

福井育英奨学金規定

第1 奨学金の名称
  本奨学金は「福井育英奨学金(以下、単に奨学金)という」と呼称する。また、本奨学金が対象となる学科および専攻は土木系学科および土木系専攻とする。本規定での土木系学科および土木系専攻とは土木建築学科及び土木建築学専攻における土木工学教育プログラム・地域デザイン教育プログラムとする。
 
第2 目的
  (1) 本奨学金は、故熊本大学名誉教授、福井武弘氏の意志による基金を基に熊本大学工学部の土木系学科および熊本大学大学院自然科学教育部博士前期課程の土木系専攻に在籍中の学生の学力向上を図り、その結果として国家公務員総合職(工学区分)に就職を志す学生の多数が、その目的を達成できるように奨学金の給与又は、熊本大学工学部土木系学科がその目的で行う諸活動の財政的支援を行うものである。
 
第3 奨学金の基金および奨学金の構成
  (1) 本奨学金の基金は、次にあげるものをもって構成する。
    1) 大学名誉教授、福井武弘氏の寄付金10,000,000円
    2) 奨学金の目的に賛同する者からの寄付金
  (2) 奨学金は、次に掲げるものをもって構成する。
    1) 第3(1)に掲げる本基金から生じる果実
    2) 第3(1)の2)に掲げる、寄付金
 
第4 支給する奨学金の支給額、支給期間及び奨学金の受領者数
  (1) 支給する奨学金の支給額および支給期間は別途細則で定める。
  (2) 支給する奨学金の受領者数は別途細則で定める。
 
第5 奨学金の申請
  (1) 本奨学金の支給を希望する者は、工学部部長へ奨学金申請書を提出するものとする。
 
第6 奨学金の受領資格及び受領資格の喪失
  (1) 奨学金の受領資格は、熊本大学工学部土木系学科に在学する学生、あるいは熊本大学大学院自然科学教育部博士前期課程の土木系専攻に在籍する学生で、別途細則に定める条件を満たす者とする。
  (2) 奨学金を支給されている学生で、別途運用に定める条件を満たしていないと認められる者は、条件喪失の月より、奨学金の支給を停止される。
 
第7 奨学金受領資格の審査および奨学金受領学生の推薦及び決定
  (1)奨学金受給資格の審査は、熊本大学工学部土木系学科教員2名(教室長と教室長が指名する1名の教員)が別途細則に定める条件に基づき資格審査を行い、候補者を選出する。
  (2) 奨学金受領学生の推薦は、熊本大学工学部の土木環境系教室会議を経て、学科長が工学部長に推薦する。
  (3) 奨学金受領学生の決定は工学部部長が行う。
 
第8 支給奨学金の返還
  (1) 支給された奨学金は、返還を要しない。
 
(細則)
1.支給する奨学金の支給額
  (1) 支給する奨学金一人当たりの支給額は、熊本大学工学部土木系学科が、教室会議においてが決定するものとする。
  (2) 支給する奨学金一人当たりの支給額は平成10年度より当面、月額50,000円とする。
 
2.支給する奨学金の受領者数及び支給期間
  (1) 支給する奨学金の受領者数及び支給期間は毎年、熊本大学工学部土木系学科が教室会議において決定し、工学部長に報告するものとする。
 
3.奨学金の支給方法
  (1) 奨学生への奨学金の支給は、奨学生本人からの請求書により、工学部より奨学生個人の指定する銀行口座に振り込むものとする。
 
4.奨学金の受領資格
  (1) 本奨学金の支給は以下の条件を満たす学生に限る。
    1) 熊本大学工学部土木系に在学する学生、あるいは熊本大学大学院自然科学教育部博士前期課程の土木系専攻に在籍する学生
    2) 上記1)の学生のうち、申請年度の国家公務員総合職2次試験に合格した者。
    3)上記2)の学生のうち、学業成績、人格とも優れ、将来にわたり熊本大学工学部土木系学科の発展に資すると認められる者。
 
5.奨学金の支給報告
  (1) 本奨学金の支給実績は、毎年、熊本大学工学部土木系学科の卒業生に報告するものとする。

6. 規定の変更
  (1) 本規定は変更の必要が生じたときに、熊本大学工学部土木系学科の教室会議での協議に基づいて変更することができる。
 
7.規定の施行
  (1) 本規定は平成10年10月1日から施行する。
 附則
  改定:平成13年4月1日
  平成18年7月5日
  平成20年6月11日
  平成27年7月7日
  令和3年6月2日
 

太 田 育 英 奨 学 金 規 定


第1 奨学金の名称
  本奨学金は「太田育英奨学金(以下、単に、奨学金という)」と呼称する。また、本奨学金が対象となる学科は熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラムとする。
 
第2 奨学金の目的
  (1) 目的
    本奨学金は、太田 豊氏(熊本高等工業学校 土木工学科 昭和15年卒業)の寄付による基金を基に、熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラムに在籍中の学生の学力向上を計り、優秀な人材の育英を目的として奨学金の給与又は、熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラムがその目的で行う諸活動の財政的援助を行うものである。
 
第3 奨学金の基金及び奨学金の構成
  (1) 本奨学金の基金は、太田豊氏の寄付金30,000,000円。
  (2) 奨学金は、第3(1)に掲げる本基金、及び本基金から生じる果実をもって構成する
 
第4 支給する奨学金の支給額、支給期間及び奨学金の受領者数
  (1) 支給する奨学金の支給額及び支給期間は、別途細則で定める。
  (2) 支給する奨学金の受領者数は、別途細則で定める。
 
第5 奨学金の申請
  (1) 奨学金の支給を希望する者は、工学部長へ奨学金申請書を提出するものとする。
 
第6 奨学金の受領資格及び受領資格の喪失
  (1) 奨学金の受領資格は熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラムに在籍する学生で、別途細則に定める条件と満たす者とする。
  (2) 奨学金を支給されている学生で、別途運用に定める条件を満たしていないと認められる者は、条件喪失の月より以降、奨学金の支給を停止される。
 
第7 奨学金受領資格の審査等並びに奨学金受領学生の推薦及び決定
  (1) 奨学金受領資格の審査は、熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラム教員3名(現学科長および学科長が指名する2名の教員)が、別途細則に定める条件に基づき資格審査を行い、候補者を選出する。
  (2)         奨学金受領学生の推薦は、候補者を熊本大学工学部の土木建築学科土木系教室会議を経てプログラム長が工学部長に推薦する。
  (3) 奨学金受領学生の決定は、工学部長が行う。
 
第8 支給奨学金の返還
  (1) 支給された奨学金は、返還を要しない。
 
(細則)
1.支給する奨学金の支給額
  (1) 支給する奨学金の一人当たりの支給額は、熊本大学工学部土木建築学科土木系教室会議において決定するものとする。
  (2) 支給する奨学金の一人当たりの支給額は、平成11年度より当面の間、月額50,000円とする。
 
2.支給する奨学金の受領者数及び支給期間
  (1) 支給する奨学金の受領数及び支給期間は、毎年、熊本大学工学部土木建築学科土木系教室会議において決定し、工学部長に報告するものとする。
 
3.奨学金の支給方法
  (1) 奨学生への奨学金の支給は、奨学生本人からの請求書により、事務局から奨学生個人の指定する銀行口座に振り込むものとする。
 
4.奨学金の受領資格
  (1) 本奨学金の支給は、以下の条件を満たす学生に限る。
    1) 熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラムに在籍する学生のうち熊本大学大学院自然科学教育部の博士前期課程に進学の意思を有し,合格した場合に入学することを確約できるもの。
    2)上記1)の学生の内、学業成績、人格ともに優れ、将来にわたり熊本大学工学部土木建築学科土木教育工学プログラム並びに地域デザイン教育プログラムの発展に資すると認められる者。
 
5.規定の変更
  (1) 本規定は、変更の必要性が生じたときに、熊本大学工学部土木建築学科土木系の教室会議での協議に基づいて、変更することができる。
 
6.規定の施行
  (1) 本規定は、平成11年4月1日から施行する。
 附則
  (2) 本規定は、平成13年4月1日から施行する。
  (3) 改訂:平成18年7月5日
         平成19年5月1日
         平成20年6月11日
         令和3年4月9日
 

土木環境系優秀賞に関する内規

1.総 則
 本内規は,土木系の学生に対する表彰制度(以後,土木系優秀賞と称す)に関する事項を定めたものである.本内規での土木系とは,熊本大学工学部土木建築学科土木工学教育プログラム・地域デザイン教育プログラム及び熊本大学大学院自然科学教育部土木建築学専攻土木工学教育プログラム・地域デザイン教育プログラムとする.
この表彰制度は,中島重旗名誉教授,平井一男名誉教授,三池亮次名誉教授,秋吉卓名誉教授,および鈴木敦巳名誉教授の五氏からの基金に基づき,土木系の学部および博士前期課程の学生のために設けるものである.
 
2.表彰の対象
   主として土木環境系の学部生、特に優秀である場合には前期博士課程の学生も対象とし、全体で若干名とする。
 
3.表彰の分野
   原則として,学問分野を表彰の対象とする.ただし,スポーツやボランティアなどの社会活動,その他の分野において,その分野での活躍が顕著であり,かつ,優秀であると認められる者を選考に含めることができる。
 
4.推薦方法と選考方法
  (1) 自薦、他薦を問わない。
  (2) 所定の用紙(別紙1)に、被表彰者名と推薦理由及び推薦者の氏名を明記して、学科長(又は副学科長である教育プログラム長。以下どちらも学科長と呼ぶ)に提出する。
  (3) 推薦するにあたっては、推薦理由を裏付ける資料の添付を必要とする。
  (4) 申請期限は、その年度の2月末日までとする。
  (5) 提出された書類について選考委員協議の上決定する。
  (6) 対象者が、学長表彰、工学部長表彰および自然科学教育部長表彰と重なった場合は、本土木系優秀賞の対象者から省く。
 
5.選考委員
   学科長及び学部と大学院博士前期課程を含む各学年(学部1~4年とM1・M2)の担任の計7名とする。
  (1) 審査委員長は、学科長が務める。
  (2) 選考委員会議長及び委員会進行は、4年生担任が務める。
 
6.表彰の方法
  (1) 各年度12月末までに、3年生担任が掲示板及びホームページにて表彰制度とその募集を告知する。
  (2) 受賞者には学科長名で賞状および記念品(2万円程度)を授与する。
  (3) 賞状および記念品の準備は4年生担任が行なうものとする。
 
7.規定の施行
  (1) 規定は平成10年4月1日から施行する。
  (2) 本規定は平成18年3月1日から施行する。
  附則
  (3) 平成19年3月1日改訂。
  (4) 平成20年3月5日改訂。
  (3) 平成23年3月16日改訂。
  (3) 平成26年3月19日改訂。
  (3) 令和2年3月18日改訂。

附則
令和3年3月31日までは、本規定のうち学部生を対象とするものは、社会環境工学科、社会環境工学系優秀賞と適宜読み替える。

支援申し込み注意事項

  • 福井育英奨学金は、毎年国家公務員1種一次、二次合格者を対象に選考される
  • 太田育英奨学金は毎年4月に公募の掲示がなされるので、掲示に従って申込むこと
  • 土木環境系優秀賞は毎年1月から2月にかけて公募され(自薦,他薦可)、土木事務室で申込みを受け付ける
 

その他の表彰

【研究科長賞】
 大学院生のうち,研究業績が特に優れている方を表彰
【工学部長表彰】
 本年度の学部学生の成績最優秀者を表彰。
【社会環境系優秀賞】
 社会環境系の学部生,大学院生を対象として,成績優秀者,研究業績が顕著である方,
 スポーツ活動・ボランティア活動などの活躍が顕著であり優秀である方を表彰
【西田誠記念学生賞】
 工学部が社会に対して誇れる,あるいは他の学生の模範となるような活動をした方を表彰
【学会賞】
 学術誌に投稿した論文が優れているために受ける論文賞や,学会での講演発表が優れていたために受ける優秀講演賞など,多くの皆さんが受賞している。