卒業生便り

30周年記念メンバー、再び・・・ 山﨑 功典(港南11期)

2018年10月18日(木)
 港南高校7期生 栗田ロビン、11期生 山﨑功典、13期生 中村譲司、19期生 大山藍。
 4年前の港南高校・港南造形高校創立30周年記念式典にて、対談会を行ったメンバーです。
 記念式典以後、栗田ロビンさんのお声かけで毎年4月に集まって、ある時は鴨川沿いで桜を見ながら、またある時はジョージさんのアトリエで、酒を酌み交わしています。
 今年はジョージさんのアトリエにて奥様にもご参加いただきました。
(以下、それぞれの近況です。)
 栗田 ロビン
 この一年半ほどは、漫画作品が連載手前までいっては流れる、を繰り返しております。
しかし、その度に作品がバージョンアップしておりますので、年内には、作品が連載されると思います!
その際には、改めてご報告させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします!
 中村 譲司
 大阪に生まれて港南高校を卒業するまで18年大阪で育ちました。卒業後、京都の大学へ進学し現在まで京都で過ごしてきました。ちょうど今年で京都生活19年目になり、大阪での生活より京都での生活の方が長くなりました。
 最近「Kyotoism」という言葉を使うようにしています。京都の生活が自分の体に染み付いてくることで"京都らしさ"というものが、おのずと作品にも染み込んでいっている事を大切にした考え方です。
 近年、アジアの文化に興味を持ち始め、お茶の文化に触れることがキッカケで茶器を作るようになり、市場が国内から国外へ向くようになりました。
 自身の制作の拠点である京都の文化から「Kyotoism」を世界へ魅せる事が今の私の制作の楽しみになっています。
 大山 藍
 そうですね、大きく変わったことは家庭を持つことになりそうだというところですかね。笑
 あとは2年ほど前に音楽を辞めようと、活動を休止していたことです。
 「本当に大事なもの」を選りすぐっていくのが生きてくことだと思うので、私にとって音楽は大事なものでしたがそれが、どれくらい大切なのかを確かめるために、一度立ち止まる、ということをしてみました。
 結果、自分の人生に表現、歌うことが、心身共に切り離せないものだと気付き、歌うことの意味が少し変わりました。
 これから、どんな変化があっても、その時に寄り添い表現していくことが、私のやりたいことだなと思うので、それをずっとやり続けること、惜しまないこと、が、今の目標です。
 山﨑 功典
 依然、北摂つばさ高校に教諭として勤務しています。今年から「美術工芸表現コース」を立ち上げ、港南造形高校に対する「美術が盛んな学校」を作ろうとしています。
 港南高校の美術科やモダンクラフト科のみなさんは出品されていた方も多い「高校展」の運営にも携わらせていただいており、毎年母校港南造形高校の生徒作品を見るのを楽しみにしています。
 
 同じ「港南」の卒業生であり、違う時代の「港南」を過ごした4人ですが、30周年記念式典がきっかけで繋がった不思議な縁に感謝しています。