卒業生便り

モダンクラフト科 中村 理恵子(港南10期)

2018年10月18日(木)
 20歳の同窓会を最後に、この20年間、だんだんと会う機会も減り、一年に一度の年賀状にモダンクラフト科の風味を感じつつも、旧友たちとは疎遠になっていました。
 今回、桑畑先生のご退職と我々の40歳という節目の年とが重なり、昨年の11月に20年ぶりの港南高等学校10期生モダンクラフト科同窓会を開催いたしました。
 不安からか、やけに多い幹事総勢12名であれこれと準備し、卒業以来の先生方に正座で電話をかけてみたり、お店の下見という名のプチ同窓会を重ねました。おかげさまで同期29名と、森田耕太郎先生、森田佳子先生、峯山聡先生、桑畑健二先生がご出席下さいました。岡田篤彦先生には動画メッセージという形でご参加いただきました。
 あの頃の私たちは、今のJKとはほど遠く、スカートは膝下必須、メイクどころか眉毛も整えず、雨の日も風の日もポートフォリオを片手に満員電車に乗り込み、週末は課題に追われ、なのに毎日楽しくて仕方がないという日々を過ごしていました。
 あれから22年、近況を報告し、文集や卒業アルバムを眺め、若気の至りエピソードで盛り上がりました。
 ちなみに、20年ぶりにお会いした先生方はどなたも、あの頃の私たちよりも楽しく過ごされているようでした。
 ご参加下さいました先生方、同期生の皆さま、本当にありがとうございました。
 またお会いできる日を楽しみにしております。