お知らせ
2021年4月1日
金属や機械の分野では、"加工"は材料の変形や塑性加工を意味する場合が多いが、本来、加工の意味するところは、"手を加える"という点にある。例えば"食品の加工"や"画像の加工"といった場合、明らかに塑性変形は意味していない。つまり加工技術とは、広く手を加える技術であり、新時代のものづくりでは、種々の分野において、近年この、"手を加える技術(加工技術)"の進展が著しい。
今回、周辺の関連技術も含め、先進的な加工技術およびその将来展望を念頭に、分野の枠を超え新たな融合を模索する未来志向のシンポジウムを、「資料1」のように企画させていただいた(共晶会からは、共催事業として、毎年、当該シンポジウムにご支援をいただいております)。積層造形(3Dプリンター)、MI (マテリアルズインフィマティクス)、および 革新的加工シミュレーションの新たな連携を通じ、未来を先取りするビジョンを共有することを目的とした。またこの実現のために、岐阜大学:地域連携スマート金型技術研究センター、名古屋大学:未来社会創造機構マテリアルイノベーション研究所, 情報学研究科附属価値創造研究センター, および工学研究科附属材料バックキャストテクノロジー研究センターからなる横断型のジョイントシンポジウム形式とさせていただいた。当日の講演内容は以下のようにまとめられる。
まず名古屋大学の小橋教授が、ポーラス材料の特徴と可能性、さらに3Dプリンタによるラティス金属の新展開について解説し、最先端の積層造形分野を非常にわかりやすく紹介された。続いて、岐阜大学の新川准教授から、岐阜大学における地域連携スマート金型技術研究センターの発展史、ならびに近年における積層造形の金型開発への適用例について話題提供をいただいた。金型設計がまさに新ステージに入ったことを印象付ける内容であった。次に岐阜大学の吉田准教授が、塑性加工プロセスシミュレーションと機械学習との融合を例に、プロセスインフォマティクスの最前線について解説された。また名古屋大学の湯川准教授は、熱間加工プロセスを題材に、材料工学と機械工学の統合型シミュレーションシステムを説明するとともに、逆問題のよるシステム最適化について言及された。最後に名古屋大学の足立教授が、最新の数学、コンピュータビジョン、および機械学習を有機的に結び付け、材料の内部組織を徹底的に定量化することにより、次世代の鉄鋼材料学がどのように変革するかについて紹介された。積層造形技術、プロセスシミュレーション、機械学習、マテリアルズインフィマティクス、およびプロセスインフォマティクスの新たな連携を通じ、これからのブレイクスルーに結びつくノウハウ・ヒントが随所にちりばめられており、まさに未来を加速する革新的加工技術にふさわしいシンポジウムとなった。
さて2020年4月より、岐阜大学と名古屋大学は、東海国立大学機構として、新たなる飛躍への挑戦を開始している。この活動の一環の意味もあり今回は特別に、講演者を全て東海国立大学機構の所属教員とさせていただいた。さらに今回、コロナ禍ということもあり、当該シンポジウムとしては、初のオンライン開催とした。事前参加申込数は76名、当日のオンライン接続最大数は70名[講師も含む]と、盛況の内に終えることができた。特に共晶会関連の皆様のご参加は多く、あらためてご協力いただいた方々に心よりお礼申し上げる次第である。 (文責:小山)
ジョイントシンポジウム
未来を加速する革新的加工技術
主催:岐阜大学研究推進・社会連携機構 地域連携スマート金型技術研究センター、名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所,
情報学研究科附属価値創造研究センター, 工学研究科附属材料バックキャストテクノロジー研究センター
共催:名古屋大学 共晶会(材料教室、旧金属・鉄鋼教室同窓会)
協賛:日本工学アカデミー中部支部,日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部
日時:2021年3月30日(火) 13:10~17:00
Web開催:zoomによるオンライン会議形式
参加費: 無料
シンポジウムプログラム(以下、敬称略):
13:10 開会の挨拶
13:15~13:55 3Dプリンタが創る新しい形 ~ラティス金属の特徴と展開~
名古屋大学 教授 小橋 眞
13:55~14:35 金型製造技術としての金属AM法の特徴
岐阜大学 准教授 新川真人
14:35~14:50 休憩
14:50~15:30 塑性加工プロセスシミュレーションの知能化への取り組み
岐阜大学 准教授 吉田佳典
15:30~16:10 特性最適化を目指す熱間加工プロセスモデリング技術
名古屋大学 准教授 湯川伸樹
16:10~16:50 最新数学、コンピュータビジョン、機械学習を取り入れた鉄鋼材料学
名古屋大学 教授 足立吉隆
16:50~17:00 閉会の挨拶
2020年10月1日
さて 例年1~3月 に開催しております就職支援行事「卒業生との交流会」につきまして
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、今年度はやむなく中止することといたしました。
企業(OB・OG)と学生の接する貴重な機会とは存じますが、
交流会の性質上、感染予防の徹底が難しいことからこのような決断に至りました。
次年度以降の対応は今後検討中でありますが、引き続き本学並びに本学学生へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2020年7月7日
第34号「元廣友美先生 定年記念特集号」
※ページへは、ログインが必要です。ID、パスワードは、毎年お送りしている
案内の送付状に記載されています。
既にご自身で変更された方やシステムから新規通知した場合のパスワードとは異なっております。
2020年7月5日
会長 金武直幸
前略 平素より共晶会の運営・活動にご理解を賜り、感謝申し上げます。
さて、既にご連絡しておりますように、未曾有の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、会員の健康と安全を最優先に考えて、
2020年6月13日(土)に開催を予定しておりました2020年度の総会・講演会・懇親会を中止いたしました。
つきましては、総会中止に伴う対応について幹事会役員と相談しまして、
● 総会中止に伴う対応について
共晶会の会則(第5章)には、総会は毎年1回定期開催することが規定されています一方、総会成立の定足数は規定されていません。
そこで、今後の新型コロナウイルス感染症の状況を見通せない中、総会の延期開催を判断するのは非常に困難です。
また、数千名の会員を対象に書面審議を実施することは、事務局の作業負担および経費負担の観点から不可能であると考えました。
そこで、今年度に限った特別措置として、6月に開催しました理事会(書面審議)の審議結果を総会の決議事項として代行し、今年度の事業運営を進めることといたしました。
尚、理事会承認後の総会決議事項の詳細資料は、共晶会ホームページ(ログイン後のマイページ)にて閲覧いただくことが可能です。(閲覧可能期間は2020年9月末日まで)
会員の皆様には、未曾有の新型コロナウイルスの状況にご配慮いただき、以上の特別措置にご理解を頂きますとともに、
年会費の納入など今後の共晶会運営へのご協力を、宜しくお願い申し上げます。
※総会専用ページへは、ログインが必要です。ID、パスワードは、毎年お送りしている
案内の送付状に記載されています。
既にご自身で変更された方やシステムから新規通知した場合のパスワードとは異なっております。
2020年総会資料(2020.10以降閲覧不可)
2020年5月1日
現在、共晶会の運営は会員の皆様より納入頂く年会費で賄われております。
しかしながら、会員数が増加する一方で、会費の納入が減少し続けており、
今後、従来通りの運営を継続維持することが困難になると予想されています。
寄付をいただける方は、『寄附金申込書』をダウンロードして必要事項を記載していただき、
メールにて同窓会事務局までお送りください。
個人で御寄附の場合は税法上の優遇措置が適用されます。
別途お送りする領収書を控除証明書として確定申告書に添付し、所轄税務署へご提出ください。
〒464-8603
名古屋市千種区不老町名古屋大学工学研究科
マテリアル工学専攻内
名古屋大学 共晶会事務局
E-mail:kyosho(@)web-dousoukai.com
(@)を@に変換して下さい
寄附申込書
2020年4月3日
共晶会事務局堀田依里さんのお勧めもあり、名大のホームカミングデイに合わせて集ることにした。
以下出席者の感想を簡簡単に紹介して報告に代えます。
外山 60年ぶりに会う友は容姿風貌に変化があり、一瞬戸惑ったものの各自の近況報告を聞いているうちに昔ながらの声話し方が思い出され、懐かしさが一入であった。終活の話題はあまり出なかった。今回集まれなかった級友の消息をもっと知りたかったが、全国に散らばっておりあまり交流も無いようで、話題にならなかったのは残念だった。名大OBからなる名古屋男性合唱団で歌っているので、毎年演奏会を開く豊田講堂周辺はなじみがあるが、学生実験の合間によく散歩した裏山や工学部2号館のあたりの景色は一変しており、60年の歳月の流れを痛感した。滝子に在った教養部から東山の学部へ移った当時の白茶けた禿山のキャンパスのあれこれを話すのも楽しかった。
小島吉夫 卒業後の名大の変貌ぶりは折に触れてみてきましたが、ここ数年のご無沙汰中にまた一段と高層化し、喫茶・食事処の立派になったこと、中でも全自動トイレは流石に技術の最先端を行く。60年ぶりに会うので顔が分かるかと思ったが、皆昔の面影があり楽しかった。帰り道のわびしかったこと。
古川良治 学生時代には大学の近くに下宿して、毎日の三食をバラックのような学生食堂で食べていました。木造校舎も沢山残っていました。あれから60年大木の茂る学内を歩き回って夢のようであり、大学の発展を嬉しく思いました。
平井淳一 68歳で篆刻を始めました。全然経験もなく市の講座を受講して、始めたのです。
平成24年以降、三重県展入選6回、伊勢市展岡田文化財団賞を受賞しました。米寿まではまだ5年間ありますが、奥深い方寸の世界を極めたいと思っています。必要な体力の維持のために21年間市のトレーニング・ジムで筋トレを継続しています。
安田冨郎 残念ながら大塚和彦、平野豊、水野祥男、成田勝彦さんからはコメントが届かなかったので、私から簡単にご紹介します。大塚さんは楽器製造会社の社長として成功され、地域振興にも貢献されているそうです。
安田は学生時代に囲碁を教えて頂き今大切な趣味の一つとなっています。
平野さんは川埼製鉄時代偶然私の義兄と鋼管の米国売込みのタッグを組まれ、公私ともに深い交流があったことが分かり世の中の狭さに驚嘆しました。また私の義弟が古川さんの住友金属での後輩に当たることも分かりました。
水野さんは平井さん・平野さんの音頭取りで始まった級友ゴルフ仲間に大阪から出てきて参加し、飛ばし屋として老いても未だ衰えぬ飛距離を誇っておられるとのことです。
成田さんは現在岡山県玉野市に住んでおられるが、現役時代は東北地方福島県の伊達市が勤務地でした。安田とも意識することなく何度も交差したはずで、級友たちの生涯の移動軌跡を重ね合わせてみる機会があれば面白いなと、いつもの好奇心が湧いてきました。最後になりましたが、今回のクラス会をスムーズに開けたのも、事務局堀田さんの援助に負うところが多く、厚く感謝いたします。米寿で開くクラス会で又お世話になれればと期待しています。有難うございました。
2020年3月16日
当日は,戸澤康壽先生,神馬敬先生および御婦人がご臨席され,お元気なお姿を現されました.卒業生含め総勢49名が参加し,たいへん盛会でした.
戸澤先生は御年96歳になられ,矍鑠とされており,開会にあたって「なんとか自分で立つことができる状態です.よたよた歩きで家の中を杖をつきながらというような状態ですが,まあ生き延びているだけいいのかなと思っている今日この頃でございます.こうやって皆様の顔を見るとなかなかこうスッと思い出せないのですけども,話をしているうちにああ彼かというような感じはしています.非常に懐かしく楽しいひと時を今日は過ごせると思っています.色々と世話をしてくださった方々含めてですね,私自身大変喜んでいますので一言お礼をと思っています.皆さんもいつまでも元気で活躍していただくことを願っています.ありがとうございます.」とご挨拶をされました.神馬先生からもご挨拶を頂戴した後,千種康一氏(昭和41年卒)のご挨拶と乾杯のご発声から歓談となりました.参加者全員は旧交を温めつつ,全員が順番に壇上から両先生に近況報告を行いました.最後に石川秀雄氏(昭和42年卒)の中締めのご挨拶にて次回同窓会での再会を誓い合い,散会となりました.
