支部活動

関西支部

平成31年度関西支部報告
2020年3月14日に開催予定をしていました共晶会関西支部の総会、懇親会について新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止を鑑み安心して開催できる時期まで延期することに決定しました。
開催につきましては 夏頃を考えております。
日程が決定次第、あらためてご連絡をさせて頂きます。
今後とも皆様のご支援のほどよろしくお願い致します。

 

関東支部

平成31年度関東支部活動報告
 令和元年度共晶会関東支部総会には、名古屋大学から興戸正純教授をお招きすることができました。参加者は昨年度より1名増えて、興戸先生を含む16名が、いつもの学士会館(東京・神保町)で楽しいひとときを過ごすことができました。
 共晶会関東支部は、この支部総会から支部長が交代し、井上茂(S56卒、S58修士。坂尾研)が就任しました。前任の柴山卓眞氏は、2011年度から8年間に亘り共晶会関東支部の継続・発展に力を尽くして来られました。長年に亘り、お疲れ様でした。
 
 興戸先生は沖研究室に所属してS52年に卒業され、S54年に博士課程前期課程を修了されました。その後も名古屋大学一筋に過ごして来られ、共晶会会員で知らない者は居ない先生です。最近では2012年度に名古屋大学エコトピア科学研究所教授、2013年度に同研究所副所長、2015年度には同研究所所長に就任されました。その後2018年度まで、(同研究所が発展的に解消して設立された)名古屋大学未来材料・システム研究所所長の重責を担われました。
 総会では、そういった興戸先生の長年に亘る豊富な知見を基に、興味深い講演をしていただきました。講演の前半は、毎年恒例となっている名古屋大学(金属系学科)の現状についてご紹介いただきました。母校を離れて長年が経ち、学会活動やリクルート活動などからも遠ざかっている身としては、この情報は現状を知る貴重な機会です。今は材料工学科と化学工学科が統合してマテリアル工学科になり、昭和年代の卒業生には当然であった「金属」や「鉄鋼」は跡形もなく、昔年の面影はどうなったかとの思いを禁じ得ません。学科名だけではなく、講座の内容でも鉄の研究をしている講座は数える程で時代の流れを感じます。それでも工学部5号館などの写真が映し出されると、懐かしい想いが溢れてきます。
 講演の中では、現在の名古屋大学(マテリアル工学科)が抱える課題、即ち、マテリアル工学科の立ち位置として、例えば博士課程後期課程在籍者の充足率不足や大学入試志願者の倍率低下なども紹介されました。博士課程後期課程への進学希望者の不足についてはマスコミ報道でも取り上げられる日本全体の問題でもあり、また入試志願者の倍率低下については高校生に如何に材料工学の魅力を伝えるかという古くて新しい問題が続いていることを感じさせます。
 
 講演の後半では、興戸先生の研究業績が紹介されました。その研究業績は多岐に亘り、①金属微粒子の作製と形態制御、②酸化物皮膜の作製と特性評価、③機能性膜のナノ構造、④骨代替用Ti・Mg材料の表面改質、などについてご説明いただきました。浅学の身には充分な理解ができたか心許ないのですが、興戸先生が社会に役に立つ研究をしようという熱意はひしひしと伝わって来ました。それにしても、沖研究室=非鉄冶金学だったことからすると、時代の流れを感じさせます。
興戸先生の講演の後は会食・歓談に移り、その間には参加者の近況報告なども行なわれました。参加者皆さんそれぞれの今の生活を伺うのは楽しい時間でしたが、その中で「この会の参加者が高齢化しているね」という指摘がありました。実際今回の参加者もS60年卒が最若手で、この小文を目にされた関東地区(に限らずどなたでも歓迎です)在住の方は、次回の関東支部総会の参加を是非ご検討ください。案内が届いていない方は、下記事務局までご連絡ください。
また、こうすれば参加できる(時間帯・場所・会費等何でも)というようなご意見がありましたら、同様に下記事務局にお寄せください。次回すぐに反映させるのは難しいですが、できるだけの対応を幹事会で検討していきたいと思います。
最後に、参加者の方々、また開催に協力いただいた共晶会本部の方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。
(共晶会関東支部長 井上 茂)
 
<事務局からのお知らせ>
事務局:黒岩 和典(S52卒 戸澤研) kuroiwa779618__at__gmail.com(※ __at__ は @ に置き換えて下さい)
 次回総会の予定を、以下に記します。特別講演の稗田先生は、バイオマテリアル研究の最前線でご活躍されており、また、関東支部総会始まって以来、初めての平成卒(H16)且つ女性講師です。興味深いお話が伺えると思いますので、今迄参加されたことのない方も、これを機に是非参加をご検討ください。
 
<次回(第35回)共晶会関東支部総会の予定>
 日  時:2020年11月15日(日)11:00~14:30
 場  所:学士会館302号室(学士会館:千代田区神田錦町3-28)
 会  費:8,000円
特別講演:稗田 純子 准教授
名古屋大学 工学部 マテリアル工学科
名古屋大学大学院 工学研究科 化学システム工学専攻
材料化学講座 界面・反応動力学研究室
題目:「生体内や低温環境など特殊環境下で使用する機能性材料の開発をめざして」
  

 

 関東支部長挨拶

働き盛りの若い会員も集まる関東支部作り

 共晶会関東支部長  柴山 卓眞

  2011年に津山青史氏の後を継いで共晶会関東支部長に就任してから早いもので、既に5年以上が経ちました。仕事で現役を続けている間だけは支部長を続けると自分で決めたのが間違いの元だったようで、67歳の現在も現役、したがって、支部長も続けております。 共晶会会員は圧倒的に中部地方に集まっていますが、関東支部の会員は静岡県東部から関東・東北地方はおろか北海道と広範囲にまたがっている事、東京を含んでいるためか広範囲な産業に拡がっている事、それなのに出席者がなぜか比較的年齢の高い方に集中している事が関東支部の特徴です。また、関東支部の活動内容は唯一と言ってもいい行事として、原則、毎年11月の第二日曜日に行われる総会です。年に1回は卒業あるいは修了した大学を思い出していただくために、お招きした講師の先生方には講演の冒頭に大学の近況を話していただくようにしています。最近、5年間の講師の先生および講演テーマを示します。テーマは各先生の研究集大成となっており、出席した会員の方は非常に興味深く聞いておられます。質問が多くされ、主催者はいつも時間の制約を気にして無理な進捗を図っているというのが現状です。
  • H24(2012)年度 第27回 興戸正純先生「Ti上チタニア皮膜の骨生成時のアナターゼの効果等」
  • H25(2013)年度 第28回 平澤政廣先生「In,Ga,Se等の塩化アンモニウム利用による低環境負荷回収等について」
  • H26(2014)年度 第29回 金武直幸先生「革新的プロセスによる高機能材料の開発」
  • H27(2015)年度 第30回 石川孝司先生「塑性加工による部材軽量化」
  • H28(2016)年度 第31回 村田純教先生「耐熱合金(耐熱金属材料の高機能化に向けたミクロ組織の評価)」
関東支部の課題は「働き盛りの若い人の参画、参加、総会への貢献」です。今までも本部に名簿を出していただく等の協力を得て、色々な方に参加を呼びかけているのですが正直な所、未だ実を結んでいるとは言えない状況となっています。これからは、若い年代で核となり、会員参加を呼びかけていただける方に協力していただき、共晶会関東支部を活気ある組織作りに注力して行きたいと思っています。

以上

【プロフィル】
1974;名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程修了
1974;川崎製鉄(株)水島製鉄所製鋼部入社
1986;米国NBK社出向
1990;技術研究所LSI研究所就任
2006;(株)高純度化学研究所取締役就任現在に至る
2011;共晶会関東支部長就任  
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