支部活動
関西支部
2025年度共晶会関西支部活動報告
2025年度の共晶会関西支部総会及び懇親会は、例年通り3月第2土曜日の2026年3月14日(土)に対面形式で開催いたしました。共晶会の後継組織である名材会(令和卒)の方も初めて参加されるなど、昨年を上回る25名の会員の皆様にご参加いただき、大いに盛り上がった会となりました。今回は稗田純子准教授(工学研究科 化学システム工学専攻 材料化学講座 界面・反応動力学研究室)にご参加いただき、新しい同窓会組織(名材会)の最新の状況や名大の研究組織について触れられた後、稗田先生のご専門である生体用チタン合金やプラズマプロセス等に関するご講演をいただきました。
ご講演では、先生ご自身のこれまでの研究の経緯にも触れながら、従来の常識にとらわれない柔軟で新しい発想に基づく研究内容を分かりやすくご説明いただきました。講演中には随所で質問や意見交換が行われ、聴講者にとって非常に新鮮で興味深い内容となり、終始活発で一体感のある講演となりました。
稗田先生のご講演の後は、参加者25名による近況報告と歓談を行いました。すでにご退職された方々からは、日々を充実して過ごされているご様子を伺い、参加者一同大いに刺激を受けました。その一例として、生成AIとの会話を時間を忘れて楽しまれているといった興味深いお話も伺いました。
楽しい時間はあっという間に過ぎましたが、世代を超えた交流を通じて会員相互の親睦を深める有意義なひとときとなりました。最後に集合写真の撮影を行い、終始和やかな雰囲気の中、会はお開きとなりました。
2026年度については、例年通り3月第2土曜日(2027年3月13日)の開催を予定しています。次回は、LINEなども上手く活用して令和卒世代(名材会)の参加者を増やしていけたらと思っています。名材会の皆様の参加も大歓迎ですので、是非とも周りの方にもお声掛けいただければと思います。引き続き、若い世代も気軽に参加でき、参加して良かったと感じてもらえるような会にしていければと思っておりますので、皆様のご意見やご要望、今後の本会の在り方などについて遠慮なくご意見をいただけますと幸いです。
最後に、今回ご多用なところ貴重なご講演を賜りました稗田先生、ならびにご参加くださった皆様および開催にご協力いただいた共晶会本部の皆様に厚く御礼申し上げます。
(共晶会関西支部 支部長 酒井英典(1993年 修士卒))
関東支部
令和7年度共晶会関東支部活動報告
令和7年度共晶会関東支部総会は、前年に引き続きリアルのみの開催としました。一方で、学士会館が改装工事に入ったために例年通りの開催ができず、10月4日(土)に東京・目黒のGUSSOで開催しました。店の選択にあたっては、皆さんが集まるための交通の便や、店の収容キャパ、会場でのスライド投影が可能なことなどの制約条件をクリアーするのがなかなか難しく、東京駅周辺の貸会議室や神田駅周辺の居酒屋などをあたりましたが、なかなかこれという所が見付かりませんでした。最終的には、事務局の黒岩さんの精力的かつ粘り強いリサーチのお陰で、何とか条件を満たす目黒のGUSSOを見付けることができました。恒例の名古屋からの現役の講師招聘は、前々年度の兼松先生、前年度の小橋先生の共晶会両副会長に引き続き、今回はいよいよ共晶会会長である相羽繫生さん(株式会社東郷製作所社長)にお越しいただきました。相羽会長は1978年(S53)に学部(戸澤研究室)を卒業、1980年(S55)に修士課程(同研究室)を修了され、その後はトヨタ自動車を経て株式会社東郷製作所に入社され、代表取締役社長に就任されて現在に至っています。
相羽会長には「高機能自動車用ばね開発の変遷」と題して、約1時間の講演をしていただきました。この講演では、株式会社東郷製作所の紹介に始まり、各種ばね製品の説明、ばねの由来や開発の歴史に至るまでばねの技術全般について詳細に解説いただき、参加者にとっても有意義な講演でした。それに先立ち講演の冒頭では、近年の共晶会の現状や課題も含めて紹介していただきました。共晶会と名材会の今後の共存について、今後は名材会の運営に教員も関与していくとのことでしたので、良い方向に進んでいくことを期待しています。講演の後も、参加者からの活発な質疑応答があり、有意義な時間になったと思います。
総会には相羽会長を含む12名が参加し、相羽会長の講演の後は歓談に移り、参加者の近況報告となりました。こじんまりした会場でしたので、近況報告も以前に増して親近感がありました。参加者の中には会社をリタイアして第2の人生に踏み出されている方も多く、毎年いろいろな話を聞くことができるのが楽しみです。そろそろリタイアにリーチが掛かっている者として、参考になることも多々ありました。
一方で、関東支部総会は近年現役世代の方々の参加が少ないのが実情です。今年度も平成14年卒の方の参加がありましたが、なかなか現役世代の方々の参加が増えていきません。この小文を目にされた関東地区(に限らずどなたでも歓迎です)在住の会員の方は、関東支部総会への参加を是非ご検討ください。特に現役世代の方々には、情報交換や旧交を温める場として活用していただければ幸いです。なお、例年の総会開催案内が届いていない方は、下記事務局までご連絡ください。
次回(2026年度)の総会は、10月3日(土)11時から今回と同じGUSSOで開催予定です。会費も今回と同じく¥5000の予定で、参加し易くなっています。恒例の名古屋からの講師の講演は、講師は未定ですが例年通り招聘する予定です。ご都合の付く方は、是非会場にご参集ください。
最後に、参加者の方々、また開催にご協力いただいた共晶会本部の方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。
(共晶会関東支部長 井上 茂(S56/58M 坂尾研))
<事務局連絡先>
黒岩和典(S52 戸澤研)kuroiwa779618(@)※gmail.com
((@)※を半角@にして送信して下さい)
黒岩和典(S52 戸澤研)kuroiwa779618(@)※gmail.com
((@)※を半角@にして送信して下さい)
関東支部長挨拶
楽しく参加できて有益な関東支部作り
共晶会関東支部長 井上 茂
2019年11月に、柴山卓眞氏の後を継いで共晶会関東支部長に就任しました。共晶会関東支部には立派な先輩・後輩が多々いらっしゃる中で何故私がという思いもありましたが、毎年のように幹事会や関東支部総会に参加していたので白羽の矢が立ったものと思います。支部長を引き受けた以上は、微力ではありますが共晶会関東支部のために力を尽くしていきたいと思います。共晶会会員は、圧倒的に中部地方に集まっています。そんな中で、柴山前支部長も以前のこの欄に記されている通り、関東支部の会員は静岡県東部から関東・東北地方はおろか北海道と広範囲にまたがっており、東京を含んでいるためか広範囲な産業に拡がっています。それにも拘らず、総会の出席者はなぜか比較的年齢の高い方に集中しています。
共晶会関東支部のメインの活動は、原則として毎年11月の第二日曜日に行われる支部総会です。総会の冒頭では、名古屋大学から現役の講師の先生をお招きして講演をお願いしています。講演の前半は大学の近況を話していただき、後半は各先生の研究集大成を講義していただいています。参加者は学生時代を思い出して、興味深くかつ楽しそうに講演を聴講しています。
最近3年間の講師の先生および講演テーマを、以下に示します。
· H29(2017)年度 第32回 小山敏幸先生「未来の材料デザインの革新を目指して」
· H30(2018)年度 第33回 足立吉隆先生「統合後のマテリアル工学科の現状と、情報工学と材料工学の融合研究」
· R1(2019)年度 第34回 興戸正純先生「40年間の名大勤務を振り返って」
講演の後は昼食を取りつつ参加者が歓談し、一段落すると各自の近況報告が始まります。現状では(上記のように)若い現役世代がなかなか参加していないので、どうしても話題が偏りがちになります。それはそれで共通の話題であり聞いていて楽しいのですが、折角多岐に亘っている共晶会会員の皆様がどのように社会の中で活躍しているかもっと知りたいという欲求もあります。共晶会に限らず同窓会組織は、我々の貴重な人的ネットワークの一つと思っています。たまに同窓生(共晶会会員)に会うと個人的にまたは同期の間などでは連絡を取り合っていたりすることを聞くのですが、もっと共晶会組織を活用して欲しいなと思います。
今後、若い現役世代の方々も参加するような共晶会関東支部総会になるように、支部長として力を尽くしていきたいと思います。一つの施策として、今年(2020年)の総会の講師は稗田准教授をお招きすることになっています。稗田先生は関東支部総会始まって以来初の平成卒(H16)且つ女性講師であり、若い現役世代の参加者が増えることを期待しています。その他にも、若い現役世代の方々が参加し易いようにするにはどうすれば良いか(逆に言えば何が阻害要因になっているのか)を、皆様からヒアリングして検討・対応していきたいと考えています。皆様のお力添え、よろしくお願いします。
今年(2020年)はコロナ禍が東京を中心に全国を覆い、既に名古屋での共晶会総会は中止になりました。現段階(2020年7月)では何とも予想し難いのですが、11月の関東支部総会の開催も微妙なところです。そのような中でも、関東支部の皆様とは連携を保っていきたいと思います。幹事の皆様始め支部会員の方々の知恵をお借りすることができれば幸いです。
以上
【プロフィール】1981年3月:名古屋大学工学部金属学科および鉄鋼工学科卒業
1983年3月:名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程(修士)修了
1983年4月:日本鋼管(株)(NKK)技術研究所福山研究所入社
1996年4月:同社知的財産部に異動
2003年4月:NKKと川崎製鉄がJFEスチールに統合
2019年11月:共晶会関東支部長就任
2020年4月:東京都中小企業振興公社知的財産総合センターに転職(現在に至る)
過去の支部活動報告 令和7年度,令和6年度,令和5年度,令和4年度,令和3年度 ,令和2年度 ,H31年度, H30年度,H29年度, H28年度,H27年度,H26年度,H25年度,H24年度,H22年度,H21年度,H20年度, H19年度
