2014年

2014年

有朋自遠方来 不亦楽乎

去年10月3-4日こちら大阪地区にて昔懐かしい熊大時代のサークルの40年卒業同期生メンバーと再会する機会を持ちました。

ご存知の方も多いと思いますが、それは「熊法会」と称す熊本大学法律研究会で、一般の市民等からの法律相談の回答を記事として地元新聞に載せたり、数少ないが大学対抗法律討論会へ参加したりするサークルでした。
法文学部学舎の最奥に立派な独立した部室があり、室内に飾り気はなく殺風景でしたが、講義の前後の待ち時間や臨時休講の時などに雑談をするのが楽しみでした。約半世紀を経た今も互いに年賀状の交換を続けており、古稀を越えた今年・甲午が歳男にあたり、みな健康の有り難さを感謝しています。

 ’65年3月の卒業以来という超久しぶり再会の1名を含めて総員7名の参加で、地域別には首都圏3、近畿圏3、熊本1でした。小生ら近畿の3名が幹事となり、役割を分担、初日は昼過ぎにJR新大阪駅に全員集合し、4月にオープンしたグランフロント大阪(駅)の北館で、近大マグロ店の完売札を横目に見た後、喫茶店で再会を喜ぶとともに参加者等名簿の確認、スケジュールの説明の後、新阪急ホテルのバス乗降場に移動しました。

いよいよ水陸両用バスに乗車(船)です。陸上60分、水上30分で、御堂筋、本町通、上町筋を大阪城を眺めながら走り大川へ入水し(この時、運転手が船長と交替)、中の島公園付近まで回遊するコースでした。ほぼ貸切り状態で、日本初の水陸両用の珍しさと如何にも大阪のお姉ちゃんと呼ぶにふさわしい?明るい大声の身振り手振りの派手なガイドさんのお陰でとても愉快でした。

その後の懇親会は阪急塚口駅近くで、元勤務していたH君の世話で元勤務先の来客用の厚生施設で開催されました。
清酒発祥の地といわれる伊丹の地酒で乾杯(その発声は東京武夫原会会長に新任のK君)の後は、小生が司会進行を担当しましたが、各人、近況報告の後、「何故、現役時代の就職先としてその業種を選んだのか」が主テーマとなりました。“物を作るのが好きだから”等々説明があるなどで歓談しました。因みに元勤務先の業種はメーカー3、金融3、商社1でした。中には“倍返し”ではないが、テレビドラマ『半沢直樹』張りに自己の考えを貫いた?との剛毅な発言がありました。大分出身の小生は久しぶりに熊本県人気質の“肥後もっこす”を思い出しました。

物持ちの良い宮崎出身のK君が持参した若き頃の若戸大橋開通後の福岡での討論会での入賞時の写真、商法セミナーの阿蘇での写真、更にはリタイヤ後始めたH君には油絵教室の成果として有名作品展での入選作品の写真等々多数の写真のご開陳もあり、大いに盛り上がりました。中締めは遠路熊本から新幹線で駆けつけられた元地銀役員のN君により行なわれ、お開きの後は宝塚駅付近の宿泊先ホテルに全員移動しての二次会で懇談を続けました。

翌2日目は宝塚高原GCにてゴルフコンペを行いました。メーカー組と金融組との2組に分けましたが、地の利もあって近畿勢が優勝と上位を占めました。

熊本のN君から頂戴した今や全国区の“クマモンのバッジ”をつけての楽しい2日間は本当に早々と過ぎ去りました。“また会おう!それまで元気でな!!”と互いに言いながら別れを惜しみました。

この会合は20年毎に行なわれる伊勢神宮の遷宮10/2-5の丁度中間日での開催であったことを銘記したく思います。

後日、写真担当の小生は欠席者2名を含め9名に集合写真等を送りました。その欠席の2人(首都圏、熊本)からのお礼のメールは “みんな老けたなア”

(13回生 T.T)