会長挨拶

コロナ禍を乗り切りましょう!
~「遠隔授業」で寄附講義がスタート~
武夫原会会長 村田信一
 
 武夫原会の会員の皆様、コロナ禍の中、如何お過ごしでしょうか?是非是非、健康一番で、感染されることのないようにご注意ください。
 熊本の状況は、最近、熊本市内のキャバクラやラウンジでクラスターが発生し、大いに懸念しているところです。
 このように先行き不透明感が強い中、地域の武夫原会も含めて、武夫原会の活動も、儘ならない状況となっていますが、そのような中、寄附講義が始まりましたので、その様子をご報告します。
 10月7日水曜日3限目、12時55分から90分間、小生が、今年度の第1号として講義してきました。今年で4年目を迎えますが、今年度は15人の会員の方に寄附講義を行っていただく予定です。
 しかしながら、大講義室に学生さんの姿は一人もなく、インターネットによる「遠隔授業」という初めての経験をすることとなりました。コロナの影響によるものですが、話をしている方からすれば、何とも勝手が違う思いでした。
無人のAI教室で、寄附講義の遠隔授業を行う村田会長

 「特殊講義(職業選択の実践)」の講義に、今年度は法学部の118人が履修する予定となっています。私は、「県行政と人生を振り返って、伝えたいこと」という副題を付けて、パワーポイント資料を40枚ほど準備して臨みました。私は、ガランとした大講義室で一方的に話すだけですが、学生さんはパソコンなどの画面を通じて、私が話している風景と資料画面を同時に視ながら、質問があるときはチャット機能を使って質問をすることになります。数件の質問にはお答えしましたが、学生さんの反応、例えば、「居眠りしている」「目を向けて聞いている」「メモを取っている」等々も分かりませんので、何とも「暖簾に腕押し」の感がありました。相撲や野球も、観客がある方が燃え上がるし、何といっても、「教育」は、やはりアナログでしょう。コロナ禍の非常時対応ならではと思いますが、アフターコロナも、何でもかんでも「遠隔」や「リモート」でという風潮はおかしいと感じるのは私だけでしょうか?逆に、ネット社会が急激に進めば進むほど、アナログを大事にしていかなければならないと痛感した特別講義でした。なお、東京などの遠方からの講師については、DVDで録画したものを流すことになっているようです。
 一方で、少人数のゼミなどは、学生さんの顔も画面上で視ながら、双方向で行っているとのことでした。また、私の録音と資料は、後日改めて視ることができるようになっているとのことです。
 今後、大学の方針次第ですが、会員の皆様に広く、講師として参加いただければ幸いです。皆さん、このコロナ禍を何とか乗り切りましょう!(令和2年10月12日)