2015年

2015年

第10回 ホームカミングデー&武夫原会参加 ご報告

第18回(昭和45年卒) 本島 知子

ホームカミングデーに行ったら何をおいても赤レンガの五高記念館を・確・認・して、記念写真を撮り(熊大卒を改めて誇りに思う一瞬)、でも学生会館ってどっちだっけとか、教養学部の校舎はどこだった?木造のきったない所だったけど、とまったく様変わりしたキャンパスに懐かしいところを探してキョロキョロしながら巡り歩きました。
受付でも、ン?昔の大学本部ってここじゃなかった?どうやら違うらしい、そんなことの連続でした。

ホームカミングデーはまずキャンパスツアーから始まりました。工学部系、薬学部系、医学部系、五高記念館もありましたが昨年の関西連合同窓会で永世文庫の古文書を解説していただいたのが大変面白かったので図書館の古文書を見ることができるツアーを選びました。細川家の家臣、道家(どうけ)家の歴史を古文書見ながら解説していただき、初めて聞いたり目にしたりのことばかりだし、さらに道家家の子孫は現在大阪在住とのことでますます興味をひかれました。

交流会の冒頭、原田学長がこれからの熊大のビジョンを熱く語られましたが、その後たくさんの方と言葉を交わせたのが何より楽しいひとときでした。とにかくたくさんの方々としゃべりましたが、話していてふとネームタグを見ると、ありゃ、三年下、えーっ六年下、あら、熊大の先生でしたか、と、内心「学生時代なら決してこんなふうには喋れなかった、先生はできるだけ遠くに避けていたな」と思うことしばしでした。

学生によるアトラクションもすっかり様変わりしています、社交ダンスクラブは競技ダンスだし、応援団は現在四年生の男子が一人頑張っているということで、あとはチヤーのチーム(二人男子がいましたが)だし、私が学生であったのはむかーし昔なんだなあと思うばかりでした。

夜の部は武夫原会の総会懇親会でしたがその席で今回学長表彰を受けられた方々の紹介があり、その際、我が関西武夫原会の菊川氏が金融業界、家庭用品メーカ-で活躍され、同時にゴルフ同好会の役員として、また現在幹事として活躍中の後輩を大勢育て関西武夫原会を側面から応援してこられた業績を賞されました。私としてはショートスピーチで「来年の9月3日は関西武夫原会の設立50周年記念大会です。皆さん是非おいでください」と、しっかりPRしてくださったのが耳に残りました。今回もその後は懐かしい友人とおおいに語り合って軽い疲れすら覚えたことでした。