新任・退職教員より

平成29年度 退職教員より

「38年間分の試験問題」
共通教育科 古江研也
 
この3月で定年退職を迎えました。在職中は教職員の皆さまをはじめ、卒業された方々にもお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
在職中の試験問題を取り出してみました。赴任当初は、手書きだったため問題数も少なく、B4で1枚でした。しかし、漢字・言葉の意味の問題は授業でやった全範囲から出しました。学生から文句を言われましたが、“読み書きできない漢字や意味を知らない言葉があれば、全て勉強しなさい”と押し切りました。その後、ワープロが導入され設問数が増えました。その分漢字・言葉の意味の出題は範囲を限定しました。数年前からは「学習プリント」を配付し、指定された語句の中から出題するようになりました。授業の全部が出題範囲というのは無茶な話でしょう。しかし、学生は対応したのです。教員の教え方の工夫が強調され、細かく優しくなった昨今、学生の対応能力は育っているのか? 試験問題がそう語りかけているようです。