学校近況報告

岩倉高校での教育実習生を終えて ~宇野 佑紀さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 日本大学 文理学部
実習教科 地歴公民

①教育実習生 宇野 佑紀 先生より
 まずはこの度、16名もの多くの実習生を受け入れていただいたことに大変感謝申し上げます。ありがとうございます。
 私は、教員以外の進路を考えていないため、来年度から始まるであろう自分の教職人生を満足いくものにするための基礎練習としてこの実習に臨みました。特に私が教員になって大切にしたいことが2つあります。
 1つ目は「生徒が面白いと感じる授業ができる教 員」になることです。地歴公民科の授業では知識伝達型の授業になりがちです。そうなると社会が嫌いな生徒は寝てしまいます。新学習指導要領となり「主体的・対話的で深い学び」が叫ばれていますが、私の授業ではなるべく知識伝達型の授業にならないよう毎授業でグループワークを2つ行っていました。しかし、論題を単純に決めるだけではうまくいきません。私はこの3週間で30回の授業を実施しましたが、前半はグループワークが上手くいかず悩みました。そのグループワークを通して何を学ばせたいのか?資料から読み取らせたいことは何なのか?を考えなければ生徒も話し合いの方向性が分からずグループワークが進みません。そこで授業準備の大変さを実感し、「先生は本当にすごい」という感情が湧きました。
 2つ目は「生徒から信頼される教員」になることです。信頼される教員になるためには、生徒の相談に親身になって乗ることがその第1歩だと考えます。この実習期間中私は1年生のHRクラスに関わらせていただきました。1年生はちょうど来年度以降の学びに 向けて大学の系統分野別説明会が行われていたり、文理選択を行っていたりする時期でした。そこで、帰りの SHR の時間をいただき自分の経験を踏まえた大学選びや文理選択の話をしました。そのあと、生徒が個別に相談をしてほしいと言ってくることもありました。私自身岩倉生時代には、担任の先生に進路の相談を幾度となくしていたので、少し母校に恩返しをすることができた感じがしました。
 また、私は岩倉在校時に陸上競技部に所属していたこともあり、ミーティング等に顔を出し、勉強とスポーツの両立についても話 をさせていただきました。その後、部活でも相談してくれる生徒がいてとても嬉しい気持ちになりました。
 以上3週間の教育実習を通して学んだことはとにかく「先生はすごい」ということに尽 きます。授業準備・生徒指導・部活動指導・進路指導など先生の仕事をあげればとても多くの業務があります。そのすべてを体験できたわけではありませんが、実際の現場を知 り、多くの学びとすることができました。3年間通った岩倉高等学校で後輩たちに授業をすることが出来たこと、行事で盛り上がれたこと、生徒側ではなく、教員として運営に携わることが出来て良かったです。
 最後に、森田校長先生を始め教育実習担当の先生、指導をしてくださった先生方に御礼申し上げます。ありがとうございました。
 
②担当教諭 石川 晋太郎 先生より
  宇野先生は熱心に授業準備に取り組み、生徒の実態をよく考慮した教材づくりをおこなっていました。特に市民革命という抽象的・広範な内容を扱う中で、「なぜそれが重要なのか」「どのように現代につながっているのか」といった問いを意識した授業構成や当時の風刺画を使用した授業は、生徒の関心を引き出す上で効果的でした。説明の際には歴史用語だけでなく具体的な事例を用いることで、生徒の理解を助けていました。実習後半には、生徒からの質問にも落ち着いて対応し、双方向的な授業づくりを目指す姿勢が見られたことは大きな成長と言えます。
 今後は、より教材研究を進めるとともに、生徒一人ひとりの反応を丁寧に汲み取る力を養っていくことで、さらなる授業実践を期待しています。今回の実習で得た経験を、将来の教員としての糧にしていただきたいと願っています。





岩倉高校での教育実習生を終えて ~岳本 莉紗さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 芝浦工業大学 工学部
実習教科 工業

①教育実習生 岳本 莉紗 先生より
 三週間にわたる教育実習の機会をいただき、誠にありがとうございました。工業科として初めての教育実習生を快く受け入れてくださいましたこと、重ねて御礼申し上げます。
 正直、普通科出身の私が運輸科で実習を行うことに当初は大きな不安を感じていました。大学で学んでいるとはいえ、専門的な知識はもちろん、工業の授業の進め方など全てが手探りの状態からのスタートでした。先生からの「そのクラスの特性に合わせた授業を創る」というご指導を胸に、生徒が飽きない授業、そして理解が深まる授業を目指して試行錯誤を重ねました。生徒たちが熱心にノートに写している姿や、当初は苦戦していた「論理回路」の問題の正答率が、授業を重ねるにつれて着実に上がっていく様子を目の当たりにした時、教えることの難しさと、それ以上の大きな喜びややりがいを感じることができました。
 また、授業だけでなく、HRを担当させていただいた3年L組の生徒たちとの交流も、かけがえのない思い出です。気さくに話しかけてくれる彼らの姿や、体育祭などの学校行事を通して、岩倉高校の生徒たちの温かさを改めて実感しました。
 最後になりますが、ご指導いただいた先生方、そして温かく接してくれた生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
 
②担当教諭 佐田 康隆 先生より
 普通科を卒業し、教育実習では運輸科の授業やHRを担当して頂きました。慣れない環境でも生徒と積極的に交流している姿に感銘を受けました。授業ではとても綺麗で丁寧な板書は私も見習わねばなりません。
 HRクラスではとても人気者で、いつでも私と入れ替わっても問題ありません。替わってください!
卒業後はエンジニアになるということで今後の活躍を期待しています。




岩倉高校での教育実習生を終えて ~島田 諒平さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 国立音楽大学 演奏・創作学科チューバ専攻
実習教科 音楽

①教育実習生 島田 諒平 先生より
 ご多忙の中、教育実習を引き受けてくださり、誠にありがとうございました。
 3週間という短い時間の中で、「教えること」の難しさと面白さを、毎日肌で感じていました。実習前は、「音楽の楽しさを伝えたい」「生徒一人ひとりの表現を引き出したい」という思いを持っていましたが、実際に授業をしてみると、伝えることの難しさや、時間配分の難しさに何度も直面しました。特に音楽は、答えが一つではなく、感じ方も表現の仕方も人それぞれ。だからこそ、「どう伝えれば伝わるのか」「どうすれば生徒が自分の言葉で表現できるのか」を常に考え続けていました。生徒の反応をうまく拾えなかったり、興味を引き出せなかったりして、悔しいと思う場面もたくさんありました。それでも授業を重ねる中で、少しずつ生徒の反応が変わっていく瞬間がありました。問いかけの工夫や、活動の進め方を変えることで、生徒がふと自分の言葉で感想を言ってくれたり、表情が変わったりする瞬間は、本当に嬉しく、教えることのやりがいを強く感じました。また、同じ授業でもクラスによって全く雰囲気が違うことを経験し、「目の前の生徒に合わせて授業を作る」ことの大切さを強く実感しました。休み時間の何気ない会話や、ちょっとしたやり取りが、次の授業のヒントになることも多くあり、改めて人と向き合うことの大切さを学びました。実習前は「完璧な授業をしたい」と思っていましたが、そんな授業は一度もできませんでした。だからこそ、もっと学びたい、もっと良くなりたいという気持ちが強くなったのだと思います。うまくいかなかったことも、悩んだ時間も、すべてが今の自分にとって大きな財産です。
 岩倉高校で出会った生徒の皆さん、そして温かくご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。ここで学んだことを大切にし、これからも成長を続け、より良い教師を目指して努力していきます。
 
②担当教諭 一ノ瀬 智佳 
 普通科と運輸科の授業を担当してもらい、最初は各クラスの雰囲気を掴み授業展開を考えるのに必死でしたが、回数を重ねるごとに、クラスごとの特徴に合わせた授業展開ができていました。生徒からも今日は「島田先生の授業ですか」と楽しみにしている声も聞こえてきました。私も島田先生の授業から学ぶことがたくさんありました。専門の楽器とは違い、座学に歌唱大変だったとは思いますがお疲れ様でした。



岩倉高校での教育実習生を終えて ~安藤 紬さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 国士舘大学 体育学部
実習教科 保健体育

①教育実習生 安藤 紬 先生より
 3週間の教育実習を通して、現場の教員の責任の重さと、生徒との関わりの大切さを実感しました。体育ではバスケットボール、柔道、そして保健の授業に携わり、それぞれに異なる学びがありました。
バスケットボールでは、生徒の協力性やチームワークを育むための声かけの工夫が求められ、自分の指導の伝わり方を日々反省しながら改善していきました。生徒一人ひとりの動きを観察し、適切なアドバイスを与える難しさと同時に、的確な指導が生徒のやる気や動きに直結する喜びも感じました。
柔道では、安全面への配慮を第一に考えながら、基本動作や礼法を指導しました。横受け身や前回り受け身を丁寧に伝えることの難しさや大切さを学びました。生徒たちが技術だけでなく姿勢や態度の面でも成長していく姿はとても印象的でした。
 保健の授業では、知識の伝達だけでなく、生徒自身の健康について考えてもらうための導入や問いかけの重要性を学びました。グループ活動を取り入れ、生徒の反応に応じて柔軟に対応することの難しさと面白さを感じました。
実習を通じて、様々な先生方からご指導頂き、教えることの責任の重さ、生徒との信頼関係の構築の難しさ、そして指導を通して共に成長できる喜びを実感しました。今後、これらの経験を糧に、社会に出て頑張りたいと思います。
 3週間本当にありがとうございました。
 
②担当教諭 鬼頭 修平 先生より
 3学年の体育実技(バスケットボール)や座体育のパラスポーツ(ボッチャ)、1学年の柔道と保健の授業を受け持ちました。専門分野の柔道でも教えることの難しさに直面していました。「教えることは学ぶこと」そのことに気づいた実習期間だったと思います。
 実習期間中にあった体育祭も準備から当日まで実習生として経験できたことは大きかったと思います。新型コロナでさまざまな制約を求められた世代。だからこその学校教員に対する思いがあると思います。教員になって活躍する姿を楽しみにしています。
 
③担当教諭 甲斐 簡子 先生より
 1年J組のHR担当として多くの生徒と関わりたくさんの話をしてくれました。最初の1週目は表情・口調ともに固く生徒とのコミュニケーションもなかなかとることができず苦労していましたが、2週目以降はLHRや清掃の時間を通して自らの失敗談や経験談など生徒にとって興味のある話題を出し一気に心の距離も縮まった気がしました。そんな安藤先生から「寂しいな、、、」と最終日にポロっと出た一言はこの3週間での濃い学びを意味するものだと感じました。
 この3週間での経験は必ず今後の人生に大きな意味をもたらすと思います。自信を持って進路選択をして下さい。





 

岩倉高校での教育実習生を終えて ~古屋 佳音さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 順天堂大学 スポーツ健康科学部
実習教科 保健体育

①教育実習生 古屋 佳音 先生より
 3週間という短い期間ではありましたが沢山の事を体験させていただきました。
 授業においては、部分部分の準備だけではなく全体を見据えた準備がとても重要である事を痛感いたしました。
生徒に明確に分かりやすく指示をすることの大変さを感じ一つ一つ丁寧に何度も呼びかけることがとても重要であることを学びました。
 また、体育祭では準備から当日、片付けまで携わらせていただきました。生徒が主体となって体育祭を行えるように陰から支えることの大切さ、生徒が安全に競技を行えるように沢山の工夫をなさっていることを知ることができました。
 今回の実習を経験することで沢山の発見を得ることができました。とても貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
 
②担当教諭 井上 美恵 先生より
自習中に体育祭などがあり、思っていたような授業展開が難しかったかもしれません。保健授業のコマ数も研究授業日までにもう少し時間があれば考えていた事以上の授業になったでしょう。体育では、砲丸投げを担当してもらいました。投擲の選手を上手に見本に使い、投げ方の分かりやすい授業展開でした。持ち前の穏やかさは、生徒達を和ませ、静かな、聞く授業を作りました。いつもニコニコしている明るさを武器に、自分の良さが発揮できる進路に期待します。何事にも強い信念を持って頑張っていきましょう!



岩倉高校での教育実習生を終えて ~前田 汐音さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 国士館大学 体育学部
実習教科 保健体育

①教育実習生 前田 汐音 先生より
 今回の教育実習では、高校2年生を対象に体育と保健の授業を担当しました。
 体育では、生徒の運動能力や理解度に差がある中で、誰もが楽しみながら参加できる授業を意識して取り組みました。特に、協力型のミニゲームや試合を想定した練習を通して、生徒同士の関わりを引き出すことができたのは良い経験でした。一方で、時間配分や指示の出し方には改善の余地があり、実践を通じて学ぶことの多さを実感しました。
 保健では、応急手当の重要性や心肺蘇生法の手順を扱い、いざという時に自分が「行動できる」力を身につけてもらうことを目指しました。実際に生徒が真剣な表情で話を聞き、意見を交わす姿を見て、命に関わる教育の意義を強く感じました。
 限られた時間の中で、生徒との関係づくり、授業運営、教科指導など、教員として必要な多くの視点を学ぶことができました。この経験を今後に活かし、より実践力のある教師を目指して努力していきたいと思います。3週間ご指導いただきありがとうございました。
 
②担当教諭 野村 智宏 先生より
 しっかり授業準備を行ってきたようで、最初の保健の授業から合格点を出せるぐらいの内容でした。足りないとしたら内容の真意や実践へのつながり無かったことだと思います。ただ持ち前の明るさとコミュニケーション能力がうまく働いていました。
 どんな時でも笑顔で接することで生徒も笑顔になることは最高の能力です。これからも新しい進路に向けて積極的に前に出られるように頑張ってください。



岩倉高校での教育実習生を終えて ~佐藤 覇月さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 日本体育大学 スポーツ文化学部
実習教科 保健体育

①教育実習生 佐藤 覇月 先生より
 教育実習では大変お世話になりました。
 今回の教育実習を通して、改めて自分の専門種目を教えることの難しさと、教員としての立場の重さを実感しました。専門だからこそ自信を持って臨める部分がある一方で、専門種目だからこそ生徒一人ひとりのレベルに合わせて教える難しさを強く感じました。自分にとっては当たり前の技術や知識が、生徒にとっては初めてのことであるという認識のギャップを埋めることの大切さを学びました。
 また、教員としての立場を意識する中で、「教える」だけでなく、「安全管理」や「集団としての動きの指導」といった面も大切だと実感しました。また、自分の言動の一つ一つがこちらが思ってる以上に生徒に伝わるということを感じました。
 この実習で学んだことは、自分の教員としての軸になると思います。改めて岩倉高校で教育実習を行えたことを嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
 
②担当教諭 木戸 慎二 先生より
 高校時代から口下手なところが変わらず、5分喋ってくださいと依頼したところ1分ほどで終わってしまうことが多々ありましたが、実習が進むに連れて時間が2分、3分伸びていき最後は笑い話も交えて話しができるまでに成長してくれました。
 厳しい声掛けが多くなってしまいましたが、その分、成長がたくさん見えた三週間でした。
卒業後の進路はまだ迷っているとお聞きしていますが、教員となった佐藤先生を是非見てみたいと少し期待をしています。頑張ってください。

 

岩倉高校での教育実習生を終えて ~藤岡 大治さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 東京理科大学 創域理工学部
実習教科 数学

①教育実習生 藤岡 大治 先生より
 私が教育実習を通して感じたことは大きく分けて2つある。
 1つ目は生徒に伝えることの難しさである。例えば、MAXHUBを使う授業では黒板を使う授業よりも生徒を注目させるのが難しい。そのため、「皆さんMAXHUBに注目してください。」と一言いうのだが、見てくれないことは多くある。説明をする以前に、生徒に聞いてもらうことが大切なのだと知った。
 2つ目は現場で働く先生方の凄さである。教員の仕事はとても忙しいということは、大学の授業だけでなく、ニュースやその他のメディアでも何度も聞いてきたことであったが、実際に現場をみてみることでそれを肌身に感じることができた。私が教育実習中に行ったことは授業の準備やHR、部活動指導と、教員の仕事の一部に過ぎない。先生方は私の仕事の他にも様々な仕事があるにも関わらず、生徒の小さな変化にも気づき、生徒との時間を大切にしており、先生方の視野の広さに驚かされた。
 この実習を通して様々な先生や生徒と関わり教員の仕事には大きなやりがいがあると気づくことができた。私は教員が第一志望ではないが、この3週間は自分の価値観が大きく変わった、とても充実した時間だったように思う。
 
②担当教諭 小林 笙汰 先生より
在学中は生徒会室で青チャートばかり解いていた藤岡先生が教育実習のために岩倉高校に戻ってくると聞き、楽しみにしていました。最初の授業実習では指導案通りに授業を進めていくことで必死でしたが、回数を重ねるごとに授業の質が向上し、生徒の理解度を確認しながら授業を展開することができました。この実習を通じて、生徒一人ひとりの成長に目を向けるやりがいに気づいてくれたことは、今後の藤岡先生の活躍に繋がると信じています。




岩倉高校での教育実習生を終えて ~佐藤 ちえりさん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 日本獣医生命科学大学 応用生命科学部食品科学科
実習教科 理科(生物)

①教育実習生 佐藤 ちえり 先生より
 岩倉高校で生物基礎を教える中で、生徒が主体的に参加できる授業づくりや教材研究の難しさを痛感いたしました。
 それでも、生徒の反応や先生方の温かいご指導に支えられ、最後まで実習をやり遂げることができました。
授業のたびに学ぶことが多く、教えることの奥深さや難しさ、やりがいを実感しました。
今回の実習での経験を、これからの学びや進路にしっかり活かしていきたいと思います。
 この度は貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
 そしてこの文を読んでいる次の実習生へ、岩倉高校は先生方が手厚く指導してくれます。ぜひ安心して実習へ臨んでください!応援しています!
 
②担当教諭 松本 祐也 先生より 
 教育実習お疲れさまでした。クラス運営に悩みながらも、生徒にその苦労を素直に語る姿に、誠実さと真摯な姿勢を感じました。どんなときも笑顔を忘れず、生徒一人ひとりに丁寧に接することで、少しずつ信頼関係を築いていく様子が印象的でした。理科の楽しさや奥深さを伝えようと工夫を凝らし、生徒の関心を引き出していた姿勢は、教えることの原点を思い出させてくれました。
 また、高校と大学の違いを生徒の目線に立って分かりやすく語ってくれたことで、多くの生徒が将来を考えるきっかけになったことと思います。この実習で得た経験と学びを胸に、これからも学び続けていってください。
 
 

岩倉高校での教育実習生を終えて ~上村 幸輝さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 明星大学 通信教育部
実習教科 理科(化学)

①教育実習生 上村 幸輝 先生より
 15日間の教育実習にあたり、森田勉校長先生をはじめ、学校全体で温かく迎えてくださったことに深く感謝申し上げます。教師としての責任の重さと奥深さを改めて実感する貴重な機会となりました。
 化学の授業は1年生から3年生まで担当し、生徒の理解度や反応を見ながら柔軟に進める難しさを痛感するとともに、「なぜそうなるのか」という問いを大切にすることで、生徒の関心を引き出す重要性を学びました。特に日常生活に結びつけた例で生徒の目が輝く瞬間に立ち会えたことは、教える喜びを感じる大きな経験でした。
 また、体育祭に参加し、授業とは異なる生徒の生き生きとした姿やクラスの団結力に触れ、達成感を共有できたことも嬉しい思い出です。
 指導教官の鈴木将司先生には授業準備から生徒対応まで親身にご指導いただき、理科の先生方、他教科の先生方からも多くの助言をいただきました。生徒の皆さんの温かさにも心から感謝しています。
 この実習で得た学びを糧に、生徒が自ら学びたいと思える授業づくりを目指して、今後も努力してまいります。
 
②担当教諭 鈴木 将司 先生より
 15日間の教育実習、本当にお疲れさまでした。上村先生は常に生徒一人ひとりのことを真剣に考え、彼らの立場に立った行動ができる先生でした。その姿勢は、生徒たちの安心感や信頼につながっていたと感じます。
 また、毎日明るい笑顔と熱意をもって生徒と向き合い、未熟な点や失敗してしまったところを指摘された際にも、アドバイスに素直に耳を傾け、すぐに改善しようと試みる姿には感心させられました。その柔軟さと向上心は、今後どの現場でも大きな強みになるはずです。予期せぬ出来事にも冷静に落ち着いて対処し、周囲に安心感を与える力がありました。現場の教員としても頼もしい存在だったと思います。短い期間ではありましたが、これから教壇に立つ未来が楽しみになるような実習でした。
 どうか、この経験を自信に変え、新たな一歩を踏み出してください。心からの感謝とエールを贈ります。