学校近況報告

岩倉高校での教育実習を終えて~東洋大学 加藤菜々恵 さん~(2017年度普通科卒業)

①実習生 加藤先生
まずは、ご多忙の中私たち実習生を受け入れていただき誠にありがとうございました。
在校生から教える立場の両方を経験して、学生時代に知ることができなかった先生の大変さを目の当たりにしました。授業準備にしても、プリントの作成から印刷まで多くのプロセスを経ており、生徒のために多くの時間を費やしていると実感しました。また、発言の一つにしてもその裏には明確な目的があり、簡単そうにしている指示にも先生の想いがこんなにも詰め込まれているのかと驚きました。私は最後まで明確な目的を持って指示することができませんでしたが、今後の人生において人と接する際に意識しようと思うきっかけになりました。
3週間の中で指導力や知識が格段に向上することを目的としていませんでしたし、そんなことは不可能だと考えていました。しかし、自分の発言で良くも悪くも誰かに影響を与えるということの責任を背負う職業のやりがいと大変さを実感することができました。実習を終えて、何名かの先生から「自分も頑張らなきゃと思った」と仰っていただきました。教職を目指す生徒からも大学の話について質問を頂き、まだまだ未熟な私ですが、誰かに影響を与えることができたと感じています。
人と人との繋がりが勇気となり、やりがいに繋がる教員という職業は本当に素敵だと心から感じています。特に研究授業の前後では、生徒から「頑張ってください」「授業お疲れ様でした」と声をかけて頂き、本当に励みになりました。
最後に、実習期間中にご指導いただきました先生方、そして授業を受けてくれた生徒には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 
②指導教諭 曽根先生より
喜怒哀楽をたくさん感じた実習期間だったと思います。そんな中、持ち前の実直さでしっかり準備をし、乗り越えてくれた姿は高校生の時から見ている私としては感動的でした。自分らしさを大切に、人を見ることを忘れずに、突き進んでください。これからの加藤先生が楽しみです。お疲れさま、ありがとう。
 
指導教諭 須賀先生より
初めてHRに来た時は緊張で声が出ず少し頼りない雰囲気でしたが、徐々に教員としての学校生活に慣れ、胸を張って前で話すことができていました。たくさんの情報をどうすれば生徒に伝わるのか試行錯誤した日々だったと思います。この経験はどのような状況でも役に立つはずです。授業外でも積極的に生徒と関わり、人と向き合うことに真摯だった加藤先生ならば、どこに行っても活躍できると確信しています。今後の益々のご活躍を祈念いたします。

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