学校近況報告

岩倉高校での教育実習生を終えて ~市川 颯人さん~

大学学部 武蔵大学人文学部
実習教科 英語

①教育実習生  市川 颯人 先生より
 この度はご多忙にもかかわらず、教育実習をお引き受けいただきまして、誠にありがとうございました。実習に際しまして、貴校の教育活動に携わらせていただく機会を頂戴いたしまして、ご指導ご鞭撻を賜りましたこと、重ねて心より厚く御礼申し上げます。3週間という短い期間ではございましたが、授業や学級・学校運営、生徒との関わりから教員の専門性まで多角的かつ多面的に追究させていただく有意義な時間となり、教職を志している身としてかけがえのない貴重な経験となりました。
 実習を通じて、私の授業や学習指導における技量を磨かせていただくとともに、教員の自覚と責任をもって真摯に生徒と向き合い、互いに学び合う伴走者としての資質能力を培えたことが大きな変化でした。生徒として見ていた学校と教員での視点では異なっており、知識や理論だけでは通用せず、教員には子どもたちの学びに則した発展的な専門性が求められていることを強く認識し、学校現場での学びの本質を知ることに繋がりました。実習当初は、教室の前で話すことでさえ慣れていなかったために拙い言葉運びになってしまったり、細かい部分まで行き届いておらず、自分の未熟さゆえに生徒の皆さんや先生方にお手数をおかけしてしまうことばかりでした。
 授業実践に関して、学習指導案で示していた授業計画にしたがって進めていくことへの難しさや、授業準備の段階では想定できていなかった反省点が露呈し、思うように授業を展開できないことに対する無知の知を痛感しました。一方で、親身にご教示いただいた先生方のご指導に加え、授業を担当させていただいた学級の生徒の皆さんが一生懸命に取り組む姿勢や様子が自分にとって大きな支えとなり、実習に臨むうえでの励みとなりました。授業実践での省察に鑑みて、特にリフレクションと改善のプロセスを意識した改善に勤しみました。授業計画を練り直したり、課題と向き合いながら授業準備に活かしたことで、次第に少しずつ成果や成長への軌跡が表れたと感じております。研究授業を含めた授業実践では、生徒主体の活動や協働学習を重視して、オリジナリティのある授業を実践できたことも大きな進歩でした。授業ごとに新たな課題が浮かび上がり失敗も多くありましたが、試行錯誤しながらチャレンジしたことで、教員というキャリアを見据えた非常に学び深い経験となり、岩倉高等学校の一教員として子どもたちの学びを支えることができました。それゆえ、実習を重ねていくにつれて授業をすることに自信がついていき、さらには教えることの楽しさや、実習生でありながらも自分が教えたことを学んでくれることの喜びを感じました。
 生徒とのコミュニケーションにおいても、教員に求められている生徒ひとり一人の多様な個性を尊重して、子どもたちの資質能力を伸ばす関わりを心がけました。HR学級では休み時間や放課後の時間に会話をしたり、自らが進んで掃除を行い、生徒の個性やクラスの雰囲気をつかみ、生徒に寄り添う姿勢に努めました。生徒から私のことを先生として受け入れていただいたほか、授業が面白かったり、楽しかったと言葉をかけていただいたことが、教員を目指す想いが大きく高まりました。また、体育祭の学校行事にも携わらせていただき、子どもたちの教育活動をバックアップする教員としての役割も認識しました。
 改めまして、岩倉高等学校の先生方および生徒の皆様の多大なるご支援を賜りまして、実習を終えることができました。実習初日は不安や緊張で先が見通せなかったのですが、皆様に支えていただいたことで、実習に直面していた困難を乗り越えられました。対して、実習から反省や課題も洗い出し、教職というキャリアを歩んでいくにあたり、この3週間で学ばせていただいたことを糧に、教員の専門性を高めていくことを目指して邁進してまいります。
 最後になりますが、森田校長先生をはじめ、教科指導・HR指導を賜りました北原謙作先生、実習にご協力いただきました先生方、そしてHR学級として温かく迎え入れて下さいました3年L組の生徒の皆さんに心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 
②担当教諭 北原 謙作 先生
教育実習生として本校に戻ってきてくれたことを大変嬉しく思います。実習期間中は、自身が苦手と感じることからも目をそらさず、前向きに挑戦し続ける姿が印象的でした。その真摯な姿勢は、生徒たちにも確実に伝わっていたと思います。最終日のホームルームで話していたように、常に完璧を目指すのではなく、一歩ずつより良い自分を目指して挑戦を続けてください。今回の実習で得た学びを糧に、今後のさらなる活躍を期待しています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。