学校近況報告

【2019(令和元)年度】田名網大輔先生

 「しんどい!」「辛い!」「早く辞めてやる!」と言い続けて、はや数年。卒業生の皆さんからも「まだ岩倉にいるんですか?」と聞かれるようになってきてしまいましたが、今回、やっと退職ということになりました。
 2011年に、非常勤講師として週2日(7コマ)、機械科と運輸科の授業を持たせていただきまして以来、非常勤として2年、担任補佐として1年、担任として6年、合計9年に渡って岩倉高校でお仕事をさせていただきました。
HR、授業、部活動、就職指導、鉄道実習、その他諸々、卒業生の皆さんにはたいへんお世話になりました。お礼の言葉を申し上げようもありません。
 私自身も高卒で10年間、鉄道現業で働いてきましたが、今後、AIや省力化機械の大幅導入、人口減少社会が到来することは必定であり、鉄道の現場そして学卒採用環境も大きく変化していくであろうことは想像に難くありません。もちろん、鉄道学校以来の120年を超える長い歴史を持つ岩倉高校においても、そのような時流をきちんと捉えていかなければならないのは当然であります。 そんな中で、ふと我に返ったときに、少し先の未来において私が岩倉高校に貢献できることはそうは多くないと感じるようになり、フットワーク良く身動きがとれる今のタイミングで外の世界に出た方が、自分のため、そして何より学校のためになると考えるようになりました。
 卒業生の皆さんにおかれましては、鉄道の各現場のみならず社会の各分野においてご活躍のことと思いますが、ぜひ、これから皆さんの仲間に加わります未来の後輩たちに暖かいご祝福を賜りますとともに、母校の素晴らしい発展に向けて、積極的に声と行動でお力添えをいただければと思います。
 なお、2020年度に関しましては、非常勤講師として毎週3〜4日(9コマ分)ほど、授業のみを担当いたします。午前中を中心に出勤している曜日が多いですので、お近くにお越しの際は訪ねていただけると嬉しいです。
 末筆ながら、卒業生の皆さんのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
 

“【2019(令和元)年度】田名網大輔先生” への1件のフィードバック

  1. 甲木 武琉 says:

    9年間お疲れ様でした。
    1年生の時に田名網先生が担任だったあの頃は、今でも良き思い出となって蘇る事があります。
    卒業してからというもの、なかなかお礼をする機会がございませんでしたが、3年間先生の授業を受ける事が出来て、大変嬉しく存じます。
    末筆ながら、再会の機会が来る事を、楽しみにしています。

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