学校近況報告

岩倉高校での教育実習を終えて~国士館大学 山本智大さん(平成28年度岩倉高校卒業)~

①実習生・山本 智大さんより
 私は今回の教育実習で、「今まで学んだことをどう活かすか」ということを自分の中での課題とし、様々なことに取り組んでまいりました。 大学で学んだことは多くありましたが、実際の教育現場は流動的であり、学んだことをそのまま活かせる場面は少ないと教えられました。そのように教えられたことを、まずは教育実習で先生方の実情を知ることを目標とし、その中で自分の学んだこと、経験してきたことをどのような形で活かすか常に考えていました。
しかし、まず現場で感じたことは自分が生徒の時に見てきた「教員」のイメージと、実際の「教員」のイメージの大きなギャップでした。学ぶ側の生徒から見えるのは50分の授業だけですが、その50分の中には各教員の教育におけるポリシーや信念があり、授業内容においては、たゆまぬ努力の上に成り立つ確固たる知識が集約されていました。
今回、本当に多くのことを学ばせていただいた先生方と、実習を受け入れてくださった岩倉高校に心から感謝するとともに、教育実習を通して得た知識・技術を踏まえ、教員を志すものとして毎日の勉強と技術の向上に努めていきます。本当にありがとうございました。

②先生からのエール
まず、実習生として戻ってきたこと、非常にうれしく思いました。高校生の時から話し方や雰囲気が落ち着いており、頼りがいがあるなと思っていましたが、さらに落ち着いた雰囲気になってましたね。教員になりたいという思いを現役時に聞いておりましたが、その夢を叶える形で成長している姿に自分も頑張ろうと思えました。これからの活躍を楽しみにしています。 

③生徒からの声 
 優しいオーラがすごく出ていてほっこりとしました!授業では教科書の内容と自分の体験談を交えて例として話してくれて非常にわかりやすかったです。聞き取りやすいように強調したり、ゆっくり話したり、板書も非常に丁寧だったため授業内容がすっと頭に入ってくる授業でした。先生になったらその優しさでいてください!ありがとうございました!

④指導担当・岸先生より
最初は緊張しながら、SHRでの出席確認や連絡をしていましたが、すぐに慣れて自身の体験談など、生徒が興味を持つ話をすることができていました。笑いをとれたことは自信につながるでしょう。掃除の時間などでも、積極的に生徒へ声をかけて、生徒と関わり合いを深めようとしていました。国語の研究授業では、落ち着いて元気に授業しており、頼もしく感じました。この経験を活かし、4月から教師として教壇に立って活躍してくれることを期待しています。

⑤指導担当・今泉先生より
高校1年生から3年間現代文の授業を担当しておりましたが、そんな当時の様子を思い出すととにかく国語が好きな男子高校生でした。 授業中の様子は飄々としており、大学生になって教育実習生として岩倉高校に戻ってくると聞いてとても驚きました。 実習が始まると真面目で、様々なことに対して丁寧に取り組もうと細かく質問をしてきながらも、どこか自信がない様子でしたが、3週間が経つ頃には堂々とした姿で生徒たちに向き合う姿が印象的でした。現在公立学校の先生を目指しているということなので、4月にはどこかの学校で国語の授業を教えていると思いますが、これからも頑張ってもらいたいと思います!

 

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