学校近況報告

岩倉高校での教育実習を終えて~日本大学 平塚玄空 さん~(2015年度普通科卒業)

①実習生 保健体育 平塚先生より
まずは、ご多忙の中私たち実習生を受け入れていただき誠にありがとうございました。
岩倉高等学校を卒業して、7年が経ち、私が在籍していた頃の学校の雰囲気と大きく変わった箇所が幾つもありましたが、先生方の優しさ、明るい生徒の雰囲気は変わらず、とても懐かしく感じました。
 私は、岩倉高等学校を卒業後も陸上競技部の指導に携わり、日常的に生徒に指導を行う習慣はありました。しかし、部活動指導と学校の教員としての指導の相違点や困難、また、学校運営における業務など教員の仕事に関われたことで、自身の考え方を見直し、私がどのような教員になりたいかを考え直す機会になりました。特に、教員として仕事を行う上での私の課題は、多様な状況に応じて対応する能力が不足していると実感しました。これまでの生活では、計画通りに物事を実行することを最優先に行なってまいりましたが、学校運営や教科指導では計画を立てていても、計画通りに実行できないことが多く、動揺してしまうことがありました。そこで、来年の4月に教員として働くまでの残りの期間、しっかりと保健体育科の指導を行えるように勉学に励み、私自身の知識を蓄えるとともに、多様な状況を想定して対処できるように準備を立てることで対策してまいります。
 今回の教育実習では、私の課題の他に生徒との関わり合いの中で生徒が求める授業や親しみを感じる先生像など、実際に現場で仕事を行わなくては発見できない内容を多く学ぶことができました。生徒と関わる際のコミニケーションに関しては、これまで部活動指導で培った経験と知識を活かして生徒から親しみを持ってもらうことができたと感じ、私自身のこれまでの経験を現場で活かすことができたと同時に、より生徒との関わる際にできることがあったのではないかという課題も残り、充実した3週間の教育実習となったと感じました。
最後に、実習期間中にご指導いただきました先生方、そして授業を受けてくれた生徒には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

②指導教諭 鬼頭先生より
高校を卒業し、大学4年間そして科目等履修生の3年間を経て教育実習で戻って来てくれました。在学中と変わらず真面目な性格、しっかりとした好青年へと成長されていました。
3年生スポーツ選択クラスのHR、ハンドボールの授業、2年生の保健の授業を担当しました。
丁寧な説明や優しく生徒へ接する姿がとても印象的でした。LHRや部活動指導は、自身の経験を踏まえて話をし、高い競技力に裏付けられたコーチングで生徒の学びを深めてくれました。
来年4月から教育現場で活躍する姿を期待して、今後も応援していきたいと思います。



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