学校近況報告

岩倉高校での養護実習を終えて~了徳寺大学 養護 川邉真夕 さん~(2019年度卒年度普通科卒業)  

①実習生 養護 川邉真夕 先生
 
 新学期でお忙しいなか、実習生を受け入れてくださりありがとうございました。
始めは不安でいっぱいでしたが、充実した4週間の実習となりました。
生徒及び教職員の健康と安全を守っていく養護教諭としての役割を学ぶことができました。私は看護学生でもあるため、根拠をもったアセスメントとなるようにしていきました。学校は医師や医療機器もないため、重大な症状が隠されていないか、状態が悪化しないかをアセスメントし、早退や病院受診を判断しなければなりません。判断を間違えてしまえば生徒を危険な状態に晒してしまうからこそ、教職員や医療機関との連携や養護教諭同士での相談が大切だと身をもって知ることができました。
勉強会においては、生徒が興味をもって参加できるようにわかりやすい授業づくりをすることにとても悩みました。授業が始まる前の導入や展開、時間配分など自分の課題を見つけることができました。
 また、保健室で応急手当てや健康相談を行った生徒が少しだけ表情が柔らかくなって教室に戻っていく姿を見ることや、「元気になったよ」「だいぶ良くなりました」など、声をかけていただいたことがとても嬉しく励みになりました。
教職員の方々、生徒に助けていただきながら濃く充実とした教育実習となりました。岩倉高校での実習を今後に活かしていきたいと思います。4週間ありがとうございました。
 
 
②指導教諭 渡邊 陽子 先生より
 
 岩倉高校在学中から真面目で成績も良く、バスケットボール部の活動も一生懸命に取り組んでいました。
 今回、教育実習生として3年振りに再会し、持ち前の真面目さに多くの知識と経験が加わり、目を見張るほどの成長を感じました。実習中は生徒と積極的に関わり、自分の高校時代の思いを伝えながら悩みに寄り添い、実習生とは思えない程、頼もしく感じました。生徒からも「川邉先生と話せなくなるなんて淋しいです」と、とても慕われており、生徒一人ひとりと丁寧に向き合う姿勢や人柄の良さが伝わったのだと思います。
 研究授業でも専門的な知識を生徒の目線に立って分かりやすく構成し、生徒たちも最後まで集中して取り組んでいた姿がとても印象的でした。これからの成長がとても楽しみなので、いつか岩倉高校に先生として戻ってきて欲しいと思います。



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