学校近況報告

岩倉高校での教育実習を終えて~順天堂大学 中野壮太 さん~(2019年度普通科卒業)

①実習生 保健体育 中野先生より
ご多忙の中、実習生を受け入れていただき誠にありがとうございました。不安を抱きながらも臨んだ実習ではありましたが、先生の優しさ、明るい生徒の雰囲気に助けられ、学びの多い充実したものとなりました。
生徒の健康と運動やスポーツを通して学ぶことの楽しさを伝える保健体育教員としての役割だけでなく、一教員としての存在の大きさを実感しました。大塚先生からは特に、授業を重ねるごとに反省点を見出し、次に生かすことや教員年数を重ねるごとに生徒にとって「より良い」を求め続ける姿勢が重要であると学びました。鬼頭先生からは、保健や体育を教えるのが保健体育教員の仕事だけではなく、一教員としての保護者対応や資料作成等があり、生徒や保護者と接する時間を増やすためにも事務作業の効率と質が問われるのだと学びました。高校生の自分には想像のできなかった背景を身に染みて感じることができました。明石先生からは、教員一人と生徒数十人で授業を作り上げることに対し、進路指導に関しては、教師一人と生徒一人の組み合わせが数十通りあり、多忙だけれども、その多忙さ以上にやりがいのあることだと学びました。
今回の教育実習を通し、教員という仕事がどれほど大変な仕事かということ、どれほどやりがいのある仕事かということを、身をもって経験できたことは、私にとって一生の宝になると感じています。今後、生徒に学ぶ楽しさや仲間の大切さを教えていくためにも、自分自身の人間性を育みたいと考えています。
教育実習では校長先生をはじめ、皆様に大変お世話になりました。そしてHRとして携わりました1年A組の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 
②担当教諭 鬼頭先生より
落ち着いた雰囲気で生徒の前に立ち、授業も堂々とおこないました。
HRを担当したクラス授業では、生徒たちコミュニケーションが図られている様子が十分に伺えました。
「保健」の研究授業をおこない、参観していただいた先生方からは、「スライドが見やすい」「落ち着いて授業できている」など好評価をいただくことができました。
 
②担当教諭 大塚先生より
3週間の実習お疲れさまでした。1年生の保健と3年生の体育の担当でした。保健ではパワーポイントを駆使し、わかりやすい授業展開に努めてくれました。随所で見られた生徒を飽きさせない工夫などは、こちらも学ぶことができました。また現役運動部員らしく、ストレッチ授業では、本格的な動きと説得力のある説明から、生徒たちは信頼感を持ち、楽しそうに参加をする姿が見られました。アドバイスを素直に聞き次の授業では修正されているなど、素早い対応力は評価できました。社会人として今後の活躍を期待します。





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