学校近況報告

岩倉高校での養護実習生を終えて ~荒原 千怜さん~ (2021年度普通科卒業)

日本体育大学 体育学部 健康学科

①養護実習生 荒原 千怜 先生より
15日間の実習で養護教諭とは、学校全体の『縁の下の力持ち』のような存在であると感じました。私自身保健室の利用頻度が少なかったため、実習を通して養護教諭の役割や保健室の様子を見て、教科書通りに理解していただけだと気づきました。
 今回新学期、健康診断という最も忙しい時期に参加させていただきました。新入生に関する情報収集や全教職員への情報共有、健康診断の運営および業者との連携など、日常ではなかなか目にすることのできない養護教諭の業務を間近で見学しました。こうした経験を通して、養護教諭が果たしている役割の広さとその重要性について、改めて理解を深めることができました。また、全教職員による生徒1人ひとりのニーズに合わせた手厚いサポートがここまで強く行われていることに在学中は気づくことがなかったため、チーム学校としての団結力に驚きました。加えて、岩倉高校の保健室は「誰もが利用できる保健室」を大切にしており、利用する生徒の様子を実際に見て話したことで、私がこれまで抱いていた保健室のイメージが変化しました。体調不良時に利用する場所というだけでなく、すべての生徒にとって安心できる居場所として機能しており、その温かくアットホームな雰囲気に大きな魅力を感じました。生徒と関わらせていただく機会が沢山の場面であり、一人ひとりの個性に気づきながら向き合い関わっていく時間がすごく楽しかったです。養護教諭の生徒一人ひとりが充実した学校生活を送れるよう、そして心も体も育てサポートする姿に強く魅力を感じました。
 養護実習で経験したこと、得た知識を今後も学び続け深めていきます。何事にも挑戦させていただき、学びの深い充実した実習をありがとうございました。

 
②担当教諭 金澤 良 先生
年度初めで一番忙しい時期の実習でしたが、生徒一人ひとりに寄り添い、特に体調不良の生徒への気遣いや新生活への不安に対するサポートをされていたことは、実習生としてだけでなく教育者としても素晴らしい姿勢だと思います。体育大学で培った経験や活力を活かして、積極的に関わってくださったことも、生徒たちにとって大きな励みになったでしょう。本当に生徒思いの素晴らしい実習生でした。これからの荒原先生の活躍を期待しています。




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