学校近況報告

岩倉高校での教育実習生を終えて ~田中 輝乃さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 日本体育大学 スポーツ文化学部
実習教科 保健体育

①教育実習生 田中 輝乃 先生より
 多忙の中、実習生を受け入れていただきありがとうございました。
 3週間という短い時間ではありましたが、自分の人生の中で1番濃い時間でした。
 最初の1週間は先生方の授業を見学し、どのように授業を進めていけば良いか学ぶことができましたが、いざ自分の授業をやるとなったら上手くいかず、授業の度に指導をしていただきました。
 体育教員として1番大切なのは生徒に怪我をさせないこと。その為には常に広い視野で生徒を見ること、生徒が集中できていない時は音で注目させ、声のメリハリをつけて指導することが重要だと教えていただきました。
 私は柔道が専門の種目で授業も柔道が多く、最初は容易なものだと思っていたのですが、自分が実際にやっている事を何も知らない生徒たちに教えることはとても難しかったです。説明が足りず上手くできない時もあれば、説明が長すぎて授業が進まない時もあり、このバランスをとるのが大変でした。
 また、クラスよって教え方が異なること、クラスの雰囲気を見てそのクラスにあった授業を展開しなければ行けないこと、この実習を通して学ぶことが出来ました。
 HRクラス含め、色々な生徒たちと関わっていく中で教員という職業はとても素敵なものだと感じました。生徒の成長を近くで見守り、喜びを分かち合えるやりがいのある仕事だと思いました。
この3週間がほんの一部でしかないこと理解していますが、私は将来、教員になりたいという気持ちが強くなりました。
 岩倉高等学校で実習ができたこととても嬉しく思います。私と関わってくれた生徒達、ご指導していただいた先生方に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
 
②担当教諭 大塚 正芳 先生より
 教育実習お疲れ様でした。実技では柔道の大内刈りと前回受身の指導をしてもらいました。
 それぞれの授業において、説明の足りない部分、工夫が欲しい箇所などを授業終了後にアドバイスしてきました。きちんと、次の授業ではそのことを踏まえた展開ができたので、回を重ねるごとに、かなり良い内容の授業を行えていたと思います。
 保健授業では、クイズ形式の問題や、席の近い者同士で相談させるなど、生徒を飽きさせない工夫が随所に見られ、良かったです。初めから上手な教員はいません。日々の活動の中で、うまく伝わった説明を積み上げ、より良い授業が進められるようこれからも精進していって欲しいと思います。


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