学校近況報告

岩倉高校での教育実習生を終えて ~藤岡 大治さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 東京理科大学 創域理工学部
実習教科 数学

①教育実習生 藤岡 大治 先生より
 私が教育実習を通して感じたことは大きく分けて2つある。
 1つ目は生徒に伝えることの難しさである。例えば、MAXHUBを使う授業では黒板を使う授業よりも生徒を注目させるのが難しい。そのため、「皆さんMAXHUBに注目してください。」と一言いうのだが、見てくれないことは多くある。説明をする以前に、生徒に聞いてもらうことが大切なのだと知った。
 2つ目は現場で働く先生方の凄さである。教員の仕事はとても忙しいということは、大学の授業だけでなく、ニュースやその他のメディアでも何度も聞いてきたことであったが、実際に現場をみてみることでそれを肌身に感じることができた。私が教育実習中に行ったことは授業の準備やHR、部活動指導と、教員の仕事の一部に過ぎない。先生方は私の仕事の他にも様々な仕事があるにも関わらず、生徒の小さな変化にも気づき、生徒との時間を大切にしており、先生方の視野の広さに驚かされた。
 この実習を通して様々な先生や生徒と関わり教員の仕事には大きなやりがいがあると気づくことができた。私は教員が第一志望ではないが、この3週間は自分の価値観が大きく変わった、とても充実した時間だったように思う。
 
②担当教諭 小林 笙汰 先生より
在学中は生徒会室で青チャートばかり解いていた藤岡先生が教育実習のために岩倉高校に戻ってくると聞き、楽しみにしていました。最初の授業実習では指導案通りに授業を進めていくことで必死でしたが、回数を重ねるごとに授業の質が向上し、生徒の理解度を確認しながら授業を展開することができました。この実習を通じて、生徒一人ひとりの成長に目を向けるやりがいに気づいてくれたことは、今後の藤岡先生の活躍に繋がると信じています。




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