学校近況報告

岩倉高校での教育実習生を終えて ~浅子 柚稀さん~ (2021年度普通科卒業)

大学学部 城西大学 現代政策学部 社会経済システム学科
実習教科 公民

①教育実習生 浅子 柚稀 先生より
この度は、ご多忙の中私たち教育実習生を受け入れて頂きありがとうございます。3週間という短い期間でしたが、とても濃い時間を過ごすことができました。
授業実習を行っていく中で、生徒の皆さんが興味を持って真剣に話を聞いて下さり、授業の雰囲気を作り出してくれました。また、グループワークなどで意見を活発的に出し合っている姿を多く見ることができ、社会に対する関心の高さを感じることができました。多くのクラスを担当していたこともあり、それぞれのクラスで違う反応や意見があり、私自身も新たな考え方や見方を身に付けることができました。しかし、その中でも改善すべき点を見つけることができ、自身の授業を見つめなおすことができました。
ホームルーム活動では、岩倉祭という大きな学校行事があり、普段の学校生活では見ることのできない一面やリーダーとしてクラスのメンバーを引っ張る姿を見ることができました。岩倉祭の準備の中で計画通りにいかない場面などがありましたが、教員が答えを出してあげるのではなく、生徒自身に考えさせ行動させることで、社会で生き抜く力をつけさせるなど、学習だけでなく多岐に渡る教員の役割の大きさを感じました。
日々の生活を生徒と共に過ごす中で、生徒たちが「教育実習生の先生」から「先生」に呼び方が変化していき、うれしかったことを昨日のことのように覚えています。
教員としての立場から見た、人間関係の構築や仲間と一致団結し一つのことを成し遂げることの大切さなど、今後の人生においてプラスになる経験をすることができました。
最後になりますが、森田校長先生や指導教員であった浅井先生、教員室でサポートしていただいた先生方、クラスの一員として迎え入れてくれた2年F組の生徒、授業を真剣に聞き一緒に作り上げてくれた、2年A~G組の生徒の皆さん、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
 
②担当教諭 浅井 潤 先生
本人は、在学中、新型コロナウイルス感染症の蔓延のため文化祭は縮小、修学旅行は中止となった学年でした。教育実習がちょうど岩倉祭と重なったため準備も生徒と取り組んでもらいましたが、自分が経験できなかったことに対して生徒に寄り添いながらやり遂げてくれました。実習の最終日、岩倉祭の最終日でもあったのですが、普段感情を表に出さない生徒が、ハイタッチを求め、力強く手をたたき実習を終えました。きっと彼自身の人生のプラスになる3週間だったと思います。






“岩倉高校での教育実習生を終えて ~浅子 柚稀さん~ (2021年度普通科卒業)” への1件のフィードバック

  1. 具視 says:

    岩倉高校も平和になりましたねぇ。私がいたころは、東リベみたいなところでしたが。

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