ロボコン・プロコン等

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高専ロボコン2022 九州沖縄地区大会報告(同窓会長 原田 茂)

高専ロボコン2022 九州沖縄地区大会
日時 2022年10月30日午後0時30分から午後6時
会場 合志市総合センター ヴィープル メインアリーナ
主催 全国高等専門学校連合会、NHK、NHKエンタープライズ
後援 内閣府、文部科学省、日本機械学会、日本ロボット学会、電気学会
   合志市、合志市教育委員会
協賛 本田技研工業(株)、マブチモーター(株)、(株)安川電機、
   東京エレクトロン(株)、田中貴金属グループ、ローム(株)、
   セメダイン(株)、(株)牧野フライス製作所、(株)デンソー、
   (株)リンクス、ロンシール工業(株)
運営 熊本高等専門学校 熊本キャンパス
 
 高専ロボコン2022九州沖縄大会に行ってきました。今年度は3年ぶりに大会会場で開催され、九州沖縄各地からロボットコンテストに取り組む高専生が集まりました。
熊本が開催県となり、熊本高専熊本キャンパスが運営されるということで、職員の方々も高専生も準備やリハーサルが大変だったと思いました。会場はおもてなしの心で運営され、NHKの収録があるので多くの機材と照明が設置されていました。進行はNHKのアナウンサー、解説は熊本高専熊本キャンパスロボコン部のOBの松下さんが担当されました。松下さんのわかりやすい解説とNHKアナウンサーの連携は見事でした。
さて、今回の競技内容は紙飛行機を飛ばし、目的の場所に着地させるというシンプルなルールでした。どの高専も素晴らしいアイディアとデザインがあり、見ごたえがありました。熊本高専熊本キャンパスのロボットですが、「とびだスイカキング!」「飛ばす!墜とす!五点集中連続砲火✕」の2台が出場しましたが、残念ながら思うように機械が動作せず、目的の場所に着地させることができず、入賞できませんでした。スイカを上から割ったようなデザインで、割れた部分から紙飛行機を発射する仕組みになっており、正常に動作すると観覧者を魅了するロボットでしたので残念でなりません。
会場で熊本キャンパスのロボットを担当する先生とお話する機会がありましたが、メカニックを設計して製作する技術の未熟さに悩まれているようでした。また、工作機器を巧みに使いこなす力も身に付けることも課題だと聞きました。熊本キャンパスの学生のアイディアは良いものがあったので、今回の悔しい経験を忘れず、来年度に向けて研究と試作、実験を重ねて技術力を向上させていくことを期待します。卒業生として応援と支援に取り組みたいと思いました。







 

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