母校通信

第 34 回 全国高専プログラミングコンテスト 報告

日時:2023 年 10 月 14 日(土)~10 月 15 日(日)
場所:サンドーム福井

私達は、福井県で開催された第 34 回全国高専プログラミングコンテストに参加してきました。
今回、熊本キャンパスは競技部門 1 チームのみの参加となりましたが、準優勝することができました。今回の競技部門の内容は、対戦型の陣取りゲームで、通信や戦略 AI の作成、使いやすいソフトウェアの開発など、さまざまな技術が求められるものでした。
私達は 4 年生 2 人と 2 年生 1 人の 3 人でチームを組み、ルールが発表されてから半年の間、定期的に集まって活動を行いました。
私(西村)は、主に通信面とソフトウェアのデザインを担当しました。特に工夫したのは、AI が決定した手を人間が即座に修正できる仕組みです。
AI と人間が互いの弱みを補い合うことで、強い戦略が実現できました。
さらに、大会に参加したことで、他の高専の学生から良い刺激を得られたと思います。競技部門の相手とは、本気で戦い、努力の成果をぶつけ合うことができました。また、課題部門・自由部門では、自分たちが知っている技術を応用し社会に役立つものを作っている多くの高専生と話すことができて感動しました。
最後に、今回準優勝できた一番の理由は去年のプロコンで惨敗したことだと思います。去年の苦い経験を糧にして、半年間仲間と努力した結果を出すことが出来ました。今大会で学んだ知識と経験を、今後に活かしていきたいです。

 

第10回全国高等専門学校弓道大会 報告

期日:2023年8月24日〜8月25日
 会場:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場(徳島県鳴門市)
【大会結果】
男子団体の部(5名参加):入賞なし
  9チーム中6位の成績
男子個人の部:入賞なし

男子団体の部に参加した5名は、7月に開催された九州沖縄地区大会で3位の成績で、全国大会への出場権のある上位3チームにようやく入る程度の実力でした。高専生の大会とはいえ、全国大会に参加するチームのレベルはそれなりに高く、その中で、男子団体の部に参加した9チームの中で6位の成績でした。
 弓道は勝ち負けだけでなく、所作振舞いも重要視されます。本校のチームは練習不足もあり、未熟な部分が多々ありますが、他の高専には所作が整っているチームも多く見受けられました。
 全国大会に参加して、他の高専の選手と競技をしたことによって学ぶことが多くありました。


令和5年度ロボコン九州地区大会の報告

熊本電波同窓会副会長の古荘です。

10月15日Robocon2023九州大会が八代トヨオカ地建アリーナで開催され、原田会長と観戦しました。

チーム"韋駄天ダッシュ"は素早い動きが特徴的で決勝トーナメントに進出しました。準決勝では惜しくも準優勝した八代キャンパスAチームに敗れましたが高度な技術を取り入れた素晴らしいロボットでした。熊本キャンパスBチームの"シュッポッポ!"は独創的なアイデアの煙突をつかってのフルーツを吹き飛ばして会場を盛り上げて特別賞を受賞しました。インタビューでは涙もあり感動的な大会でした。

日タイ高校生ICTフェア参加報告

私たちは12月19日から25日までの約1週間、タイ・チェンライで開催されたU18「日タイ高校生ICTフェア2022」に参加してきました。コロナ明け初の学校が主催する海外現地参加型のイベントということもあり、熱い期待を抱き、2チーム4人でそれぞれの研究を約半年間、進めて参りました。そして、いよいよ出発の日。皆、キャリーケースがパンパンになる程の荷物を抱えて、タイへ羽ばたきました。現地では、主催校による様々な交流イベントや自分たち4人で考えたバンコク観光を存分に楽しみました。また、日本中の高校生やSSH生、高専生、タイの理系高校生との交流を通して、色んな学びを得ることが出来ました。今回のイベントでは、コミュニケーション手段が英語によるものだったのですが、タイの高校生の英語力に圧倒されることが多く、自分たちの英会話力をもっと向上させるべきだと再認識する良い機会になりました。また、英語力だけではなく、技術力にも敗北を感じ、専門性を深めて行かなければならないと実感しました。そして、タイの人々の価値観や性格、文化にも刺激を受け、本当に良い経験になったと思います。私たち一同、2023年は高専生というメリットを存分に生かし、後悔のない一年になるように一生懸命頑張ると決意をしました。