お知らせ
2022年10月20日
この会は、今回が第6回目で、OB・OGと在学生の意見交換を図るとともに、マテリアル工学科学生にとって就職活動の応援にもなるような交流となっています。2021年度よりマテリアル工学科の新同窓会「名材会」が設立され、旧化工同窓会「健友会」と共催とし、計20社からのOB・OGの方々(以下は企業名で敬称略・50音順:アズビル、ENEOSマテリアル、共立マテリアル、神戸製鋼所、小松製作所、JFEスチール、新東工業、住友化学、ダイキン工業、大同特殊鋼、大同メタル工業、竹本油脂、東亞合成、東洋エンジニアリング、東レ、日油、日本製鉄、ノリタケカンパニーリミテド、三菱マテリアル、リンナイ)、所属企業様に、多大なるご支援をいただきました。同窓会の新しい交流の場として発展しています。
懇親会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止といたしましたが大学院生、学部生(約70名)がOB・OG(各企業様)を巡ってお話しさせていただきました。OB・OGの方々と学生間で、非常に熱の入った情報交換が展開され、先輩OB・OGからここでしか聞けない情報を得ることができ2時間があっという間に過ぎてしまいました。
会終了後には、多くのOB・OGの方々また学生諸氏から、有意義な会であった旨のお言葉を多数いただきました。OB・OG各位、また応援いただいた企業様、ご関係の皆様方に、深く御礼申し上げます。
(企業連携幹事 原田 寛)
2022年9月20日
ASM’s 2022 Class of Fellows
2021年9月24日
テクノ・フェア名大は、大学院工学研究科等で実施されている研究成果や研究シーズを公開し、
企業や地域社会の皆さまに 科学技術に対する理解を深めていただくとともに、交流を図ることを目的としたイベントです。
今回は、研究成果・研究シーズの ショートプレゼン(動画)、公開講座、研究室紹介をオンラインにより開催します。
どなたにもご参加いただけます。
[ 今年度のサイト: https://www.engg.nagoya-u.ac.jp/techno/techno2021/ ]
上記URLが、まだ準備中ですので、ご参考までに昨年のサイト情報も提示させていただきます。
[ 昨年のサイト:https://www.engg.nagoya-u.ac.jp/techno/techno2020/ ]
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
開催案内
2021年6月10日
インターネットでの会費納入も可能となりました。
| 銀行名 | ゆうちょ銀行 |
| 店名 | 二一八(読み ニイチハチ) |
| 店番 | 218 |
| 口座番号 | 普通預金 1444624 |
| 口座名義 | ナゴヤダイガク キヨウシヨウカイ |
2021年5月2日
2021年4月1日
金属や機械の分野では、"加工"は材料の変形や塑性加工を意味する場合が多いが、本来、加工の意味するところは、"手を加える"という点にある。例えば"食品の加工"や"画像の加工"といった場合、明らかに塑性変形は意味していない。つまり加工技術とは、広く手を加える技術であり、新時代のものづくりでは、種々の分野において、近年この、"手を加える技術(加工技術)"の進展が著しい。
今回、周辺の関連技術も含め、先進的な加工技術およびその将来展望を念頭に、分野の枠を超え新たな融合を模索する未来志向のシンポジウムを、「資料1」のように企画させていただいた(共晶会からは、共催事業として、毎年、当該シンポジウムにご支援をいただいております)。積層造形(3Dプリンター)、MI (マテリアルズインフィマティクス)、および 革新的加工シミュレーションの新たな連携を通じ、未来を先取りするビジョンを共有することを目的とした。またこの実現のために、岐阜大学:地域連携スマート金型技術研究センター、名古屋大学:未来社会創造機構マテリアルイノベーション研究所, 情報学研究科附属価値創造研究センター, および工学研究科附属材料バックキャストテクノロジー研究センターからなる横断型のジョイントシンポジウム形式とさせていただいた。当日の講演内容は以下のようにまとめられる。
まず名古屋大学の小橋教授が、ポーラス材料の特徴と可能性、さらに3Dプリンタによるラティス金属の新展開について解説し、最先端の積層造形分野を非常にわかりやすく紹介された。続いて、岐阜大学の新川准教授から、岐阜大学における地域連携スマート金型技術研究センターの発展史、ならびに近年における積層造形の金型開発への適用例について話題提供をいただいた。金型設計がまさに新ステージに入ったことを印象付ける内容であった。次に岐阜大学の吉田准教授が、塑性加工プロセスシミュレーションと機械学習との融合を例に、プロセスインフォマティクスの最前線について解説された。また名古屋大学の湯川准教授は、熱間加工プロセスを題材に、材料工学と機械工学の統合型シミュレーションシステムを説明するとともに、逆問題のよるシステム最適化について言及された。最後に名古屋大学の足立教授が、最新の数学、コンピュータビジョン、および機械学習を有機的に結び付け、材料の内部組織を徹底的に定量化することにより、次世代の鉄鋼材料学がどのように変革するかについて紹介された。積層造形技術、プロセスシミュレーション、機械学習、マテリアルズインフィマティクス、およびプロセスインフォマティクスの新たな連携を通じ、これからのブレイクスルーに結びつくノウハウ・ヒントが随所にちりばめられており、まさに未来を加速する革新的加工技術にふさわしいシンポジウムとなった。
さて2020年4月より、岐阜大学と名古屋大学は、東海国立大学機構として、新たなる飛躍への挑戦を開始している。この活動の一環の意味もあり今回は特別に、講演者を全て東海国立大学機構の所属教員とさせていただいた。さらに今回、コロナ禍ということもあり、当該シンポジウムとしては、初のオンライン開催とした。事前参加申込数は76名、当日のオンライン接続最大数は70名[講師も含む]と、盛況の内に終えることができた。特に共晶会関連の皆様のご参加は多く、あらためてご協力いただいた方々に心よりお礼申し上げる次第である。 (文責:小山)
ジョイントシンポジウム
未来を加速する革新的加工技術
主催:岐阜大学研究推進・社会連携機構 地域連携スマート金型技術研究センター、名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所,
情報学研究科附属価値創造研究センター, 工学研究科附属材料バックキャストテクノロジー研究センター
共催:名古屋大学 共晶会(材料教室、旧金属・鉄鋼教室同窓会)
協賛:日本工学アカデミー中部支部,日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部
日時:2021年3月30日(火) 13:10~17:00
Web開催:zoomによるオンライン会議形式
参加費: 無料
シンポジウムプログラム(以下、敬称略):
13:10 開会の挨拶
13:15~13:55 3Dプリンタが創る新しい形 ~ラティス金属の特徴と展開~
名古屋大学 教授 小橋 眞
13:55~14:35 金型製造技術としての金属AM法の特徴
岐阜大学 准教授 新川真人
14:35~14:50 休憩
14:50~15:30 塑性加工プロセスシミュレーションの知能化への取り組み
岐阜大学 准教授 吉田佳典
15:30~16:10 特性最適化を目指す熱間加工プロセスモデリング技術
名古屋大学 准教授 湯川伸樹
16:10~16:50 最新数学、コンピュータビジョン、機械学習を取り入れた鉄鋼材料学
名古屋大学 教授 足立吉隆
16:50~17:00 閉会の挨拶

