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2016/04/17

第50回記念見学会「世界文化遺産金閣寺参詣」と「原谷苑の紅枝垂れ桜鑑賞」

国枝 敏夫(13)
 前日一日中降った雨もあがり、晴天の中を大阪城公園駅から名神高速で金閣寺へ向かう。車中では持ち寄ったお菓子を楽しそうに分け合う姿があちらこちらに。
 金閣寺(鹿苑寺)に着くと、平日とは思えない参詣・観光客(特に外国から)の多さに変わらぬ京都観光の人気ぶりがうかがえた。境内に入り、足利三代将軍義満がこの世に極楽浄土を現したといわれる、鏡湖池岸に建つ金閣の華麗な姿と庭園を池の周りを巡りながら、正面、側面、背面から楽しむ。金閣背面の経路には義満が茶の湯に使ったと伝えられる銀河泉、手を清めた巌下水があるが、試飲できないのが残念だった。
 少し早めの昼食は、鷹ヶ峰しょうざんリゾート内にある「紙屋川」での京料理懐石。
50回記念見学会の記念品(シャーペン)も戴いた。昼食小休憩の後、しょうざんリゾートのマイクロバスで次の目的地原谷苑へ向かう。
原谷苑は、洛北原谷に戦後入った開拓団から依頼を受けた農園業者が、開墾を試みたが、作物が育たず、やむなく昭和30年代に景色の良い丘に花木、紅葉などを植樹して、当初は身内の人だけでお花見、紅葉を楽しんでいたのが、その評判が人づてに広がり、現在は梅・桜・紅葉のシーズンのみ一般公開されるようになったとのこと。
周辺の道路が狭く、駐車場も無いので観光バス、マイクロバス、マイカー禁止で、アクセスの不便さにもかかわらず、特に桜の時期(この時期のみ有料)には訪れる人が多い。苑内には二十数種・数百本の桜、特に紅しだれ桜が満開を迎え、折からの少し強い風に散りかかる桜吹雪のその美しさに見とれるばかり。桜の他にも、山つつじ、雪柳、木瓜など色とりどりの花々が楽しめた。
桜の見頃は短く、世話役の方々は下見を繰り返して気をもまれたことでしょうが、参加の皆さんは満足されたと思います。
 帰途、西京極の土産物店「八つ橋庵かけはし」で、抹茶とお菓子のサービスを受け、京菓子、刺繍ネーム入りハンカチ等のお土産を買い求めて、京都縦貫、名神高速を経由し、帰路につきました。

   

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※次回見学会は平成28年10月6日(木)三重県桑名方面「椿大神社」「六華苑」を予定しています。どうぞお楽しみに!
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