東京武夫原会

第4回 歴史探訪のご案内 

歴史探訪 第4回
12月14日(日)14時〜17時

『乃木神社・東京ミッドタウン・檜町公園(山口藩毛利家中屋敷跡)・氷川神社・薬研坂・清水谷公園(大久保利通哀悼碑)』を巡ります。
皆様のご参加をお待ちしています。


4回目となる歴史探訪、今回は港区の乃木大将旧宅がある乃木神社からスタートし、 繁華街とオフィスビルが連なる傍ら、歴史を偲ばせる古社寺も多い乃木坂から赤坂見附に至るエリアを約2時間ほど散策します。

地名の通り坂道の多い場所なので、参加される方は歩きやすい履物でお越しください。 会の終了後には有志で簡単な懇親会も予定しています。

集合場所

乃木神社参道入口〜地下鉄千代田線「乃木坂」駅の1番出口を出てすぐ

集合時間

14時

『参加を希望される方は事前に下記のメールアドレス宛、ご連絡をお願いします。』

メールアドレス: micchan1700@gmail.com

第41回 東京武夫原会 総会・懇親会のご報告

2025年10月18(土)日、東京御茶ノ水のホテル東京ガーデンパレスにおいて第41回東京武夫原会総会・懇親会が盛会のうちに開催されました。 ご出席頂きましたご来賓の皆様、同窓生の皆様、誠にありがとうございました。 今回出席頂いた51名は、80才代から20才代後半の方まで幅広い年齢層にわたり、世代を超えた交流と笑顔があふれる温かい時間となりました。

ご来賓の方々は熊本大学を始め、熊本大学武夫原会、熊本県・熊本市の東京事務所、熊本県人会、永青文庫、熊本学園大学同窓会東京支部の皆様です。ご来賓の水元熊大副学長からは、熊本大学の現状と今後、特に新学部の情報融合学環と来年4月新設される共創学環については、多様な人材を育成、輩出したいとの熱い想いを語って頂きました。 深町武夫原会会長からは、武夫原会の活性化と会員増について従来以上に取り組んでいきたいとのお話がありました。

続いて有木永青文庫副館長の講演は、永青文庫設立の経緯と細川家伝来品や同文庫設立後の多くの貴重な美術資料の説明、その中で同文庫所蔵の重要文化財・菱田春草作「黒き猫」(明治43年)の紹介があり、その繊細な筆致と静謐な佇まいに、多くの出席者が魅了されました。 同作品は完成後100年以上経過していることから、2021年より本格的な修理を行い、その過程・様子等を大変興味深く映像を交えてご説明頂きました。

懇親会では世代を超えた親睦が深められました。久方ぶりの再会に笑顔があふれ、学生時代の思い出話にも花が咲く、和やかなひとときとなりました。 会の途中では大学の3学部長から各学部の紹介を交えたユーモア溢れるご挨拶、ご来賓の皆様方からのご挨拶、又初参加者のスピーチ等が会を盛り上げて頂きました。  

最後は東京武夫原会の藤川さんが、自前で揃えた応援団のいでたちで中央に立ち、五高寮歌を全員で歌い、3時間半の楽しい集いを終了しました。 ご出席の皆様、本当にありがとうございました。

2026年は10月17日(土)の11時から、今回と同じホテル東京ガーデンパレスで開催の予定です。

又、次回の東京歴史探訪は12月14(日)14時から開催する予定です。 探訪する場所は現在検討中ですので、決定次第本ホームページに掲載します。

\ 皆様のご参加お待ちしております。 /

 

第41回熊本大学 東京武夫原会 総会・懇親会のご案内

熊本大学 東京武夫原会 会長 神崎 芳郎

 会員の皆様におかれましては、平素より東京武夫原会の活動に格別のご理解とご支援をいただき、また会費のご協力も賜りまして厚く御礼申し上げます。
 さて、本年で第41回を迎える総会・懇親会を、2025年10月18日(土)に開催する運びとなりました。事務局では、この会が皆様にとって思い出深いひとときとなるよう、例年以上に心を込めて準備を進めております。
 年に一度のこの集いは、首都圏に暮らす同窓生が一堂に会し、母校・熊本大学で過ごしたかけがえのない日々を振り返り、親交を深める大切な場でございます。白川のせせらぎ、立田山の緑に包まれた学生生活は、世代を越えて私たちの心に共通する原風景であり、人生の礎となる貴重な時間であったと感じております。
 この集いは、懐かしい思い出を分かち合う場であると同時に、新たな出会いや交流を生み出す場でもあります。お互いの近況を語り合いながら、これからの人生を支え合える新たなご縁が生まれることも期待しております。
 どうぞ多くの同窓生の皆様にご参加いただき、笑顔あふれる活気ある会となることを通じて、東京武夫原会の更なる発展、そして母校・熊本大学の輝かしい未来につながることを心より願っております。

開催概要

日 時:2025年10月18日(土)

  • 11:00 総会(10:30 受付開始)
    【会長挨拶、事務局長報告】
    【講演】演題:「細川護立ゆかりの美術品 〜 黒き猫と中国の石仏」
    講師:公益財団法人 永青文庫 副館長 有木 芳隆 様
    〈永青文庫〉 東京都文京区目白台にある日本・東洋の古美術を中心とした美術館であり、旧熊本藩主・細川家伝来の美術品・歴史資料、16代当主・細川護立の蒐集品等を収蔵・展示・研究している。
  • 12:30 懇親会(同窓生同士の交流)
    【来賓紹介とショートスピーチ】
    【武夫原頭に草萌えて(五高寮歌)斉唱】
  • 14:30 中締め

場 所:ホテル東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1丁目7-5 TEL 03-3813-6211
JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩5分

懇親会費:7,500円
※ 2015年〜2020年3月卒業生:4,000円 / 2021年以降の卒業生:無料


第41回東京武夫原会総会・懇親会に関するお願い
  1. 出欠:下記メールアドレスまでご連絡願います。
    kei36041961@gmail.com  (東京武夫原会事務局長 市丸 清志)

     
  2. 年会費納入:納入期限 9月30日(火)
    総会前に年会費 1,500円の納入をお願い申し上げます。
    年会費は、総会・懇親会開催費、会員データ管理費、ホームページ管理費等、当会の運営・活動の主要な原資となっております。つきましては、会報誌に同封の振込用紙にて、総会前である上記期限内に納入頂きますようお願い申し上げます。総会当日の受付時での納入もお受けいたします。

     
  3. 熊本大学武夫原会 Web 名簿システムへの登録のお願い
    個人情報保護の観点から、 Web名簿システムを構築し、会員各位の情報の確認・更新をお願いしております。 下記URLもしくは左記QRコードからログイン頂き情報の登録及び確認・更新をお願い申し上げます。
    https://www.web-dousoukai.com/bufugen/weblist/
    ログイン時に必要な会員コード(ID)とパスワードは会報に同封した宛名用紙に印字されています。

歴史探訪(護国寺〜旧宣教師館〜雑司が谷霊園〜鬼子母神)

去る5月18日、第3回目となる東京歴史探訪を行いました。今回の場所は文京区から豊島区にまたがる地区を、凡そ2時間かけて巡りました。
まずは護国寺の仁王門前に集合し、境内を散策。護国寺は五代将軍綱吉公が母である桂昌院の発願により創建した名刹で、大正時代の関東大震災や昭和の東京大空襲を経ても、数多くの江戸元禄年間の建物が現存しています。
本堂を囲むように、大隈重信や三条実美など幕末から明治期の元勲や政治家の大きな暮が点在しています。
次に明治時代にアメリカから日本に来日し、当時は新興住宅地と畑が散在する雑司が谷地区に、教会と幼稚園を建ててキリスト教の布教活動を行った宣教師マッケーレブが明治40年に建てた自宅が、今は豊島区の施設として一般に公開されています。静かな住宅街と緑に囲まれた洋館は、周りの景色に溶け込むように建っており、心休まるひと時でした。
宣教師館を出て間もなく行くと雑司が谷霊園です。ここには五高で教鞭をとった夏目漱石や小泉八雲の墓があり、奇しくも同じ場所に葬られていることに不思議な縁を感じました。この霊園は明治以降に整備されたことから、比較的なじみのある著名人、例えば竹久夢二や永井荷風、また俳優の大川橋蔵などのお墓が広い霊園に点在し、訪れる人は管理事務所で園内の地図を手に回られる方が多いようです。
最後に鬼子母神へと向かいました。安産・子安の神様として江戸の昔から多くの参拝客が訪れ、庶民の信仰を集めてきました。本殿は1664年に創建されたもので、区内最古の建造物だそうです。また参道の大ケヤキ、古いものは樹齢400年のものもあります。今では多くが植え替えられましたが、鬱蒼とした雰囲気はまだ健在です。境内には樹齢600年に及ぶ大イチョウもあり、秋にはあたり一面が黄金色の落葉の絨毯となります。
ここで今回の探訪は終了。帰路は学習院のキャンパスを見ながら、目白駅を目指して帰路につきました。
文責 曽根田

東京歴史探訪「護国寺」 令和7年5月18日(日)午後開催

今回で3回目となる東京歴史探訪は、文京区大塚の護国寺を始め、雑司ヶ谷の霊園や旧宣教師館、鬼子母神に至るコースを徒歩で回ります。
これまで第1回は細川家永青文庫と細川庭園、第2回は高輪泉岳寺と毎回7〜8人から10人ほどの参加者で実施し、終了後は簡単な懇親会を行っています。熊大卒業生の方であれば、どなたでも参加出来ます。
今回は下記の内容で行います。
・実施月日 5月18日(日)
・集合場所 14時30分に護国寺仁王門前集合
(東京メトロ有楽町線「護国寺駅」下車すぐ)
・その他 参加を希望される方はお手数ですが下記のメールアドレス宛てに「氏名・卒業学部及び卒業年・勤務先又は住所」をご連絡下さい
micchan1700@gmail.com
  

泉岳寺探訪記

 師走らしい冷たい空気に包まれた12月8日の日曜日午後、熊大卒業生をはじめ熊本に縁のある12名が集まり泉岳寺およびその周辺の旧跡を見学しました。
 泉岳寺は、仇討ちを成し遂げた赤穂義士たちのお墓があることで有名な寺院です。討ち入りのあった12月はこの事件を題材にした「忠臣蔵」が取り上げられる機会が多く、以前から一度訪れてみたいと思っていた場所でした。
 泉岳寺の山門をくぐると、まず赤穂義士墓地を訪れました。墓地の受付で拝観料代わりの線香を購入し、着火してもらいます。47人の赤穂義士たちのお墓は、討ち入り後の預け先によって分けられ、主君のお墓の隣に整然と並んでいました。参拝に訪れた人々が供えた線香の煙が立ちこめる中、一人ひとりのお墓に刻まれた名前や年齢を見ながら義士たちの行動に思いを馳せ、線香を供えていきました。
 続いて、境内の中にある赤穂義士記念館と義士木像館を見学しました。館内には、義士たちの遺品や木像、討ち入りに関する文献などが展示されており、事件の経緯や詳細を学ぶことができます。忠臣蔵に関するビデオも上映されていました。これまで断片的な知識しかありませんでしたが、忠臣蔵の内容と史実には異なる部分も多いことを知り、新たな発見がありました。これを機に、改めてその歴史について学びたいと思います。
 その後、泉岳寺を後にし、熊本藩細川家下屋敷跡へ足を運びました。泉岳寺から徒歩数分の場所に47義士のうち細川家に預けられた大石内蔵助ら17人が切腹した地があります。細川家では義士たちを手厚くもてなしたと言われています。
普段、この場所は塀で囲まれ施錠されているため、中に入ることができませんが、扉の窓から内部の様子をうかがうことができます。扉の向こうは緑豊かな静寂な場所で、そこだけが別世界のようでした。この雰囲気の中、実際に切腹が行われたことを改めて実感しました。
 さらに、少し離れた場所に進み、事件当時から屋敷内に立っていたとされる「旧細川邸のシイの木」の堂々たる姿を見学し、高輪大木戸跡へ向かいました。
 高輪の大木戸は、治安維持等を目的に旧東海道の両側に石垣を築き、その間に門と柵を設置することで、江戸の南の出入口の役割を担っていました。現在は第一京浜国道沿いに東側の石垣だけが残されています。当時、この場所は海岸沿いで賑わいを見せており、その様子は浮世絵にも描かれています。現在ではビルが立ち並び、高輪ゲートウェイ駅付近の再開発も進んでおり、浮世絵に描かれた風景と見比べながら、時代の移り変わりを感じることができました。
 見学会終了後は懇親会が開催されました。美味しい料理とともに参加者の皆さんと親睦を深めることができ、身体も心も温まり、充実した一日となりました。
 事前の準備や当日の案内をしてくださった皆様、ありがとうございました。
以 上
 
佐藤和也(平成3年法学部卒)
 

「覧古考新」黒髪での武夫原会大同窓会・ホームカミングデーに参加して

平成3年 法学部卒 後藤 勇治
 
秋風に誘われ、11月4日に黒髪キャンパスで開催された『熊本大学武夫原会大同窓会』ならびに大学が卒業生向けに主催する『第17回ホームカミングデー』に参加して参りました。
 
当日は快晴のもと、久し振りに赤門をくぐった瞬間に学生時代にタイムスリップ...。今は「紫熊祭(しぐまさい)」という名称となっている学祭の模擬店で賑わうキャンパス内を、呼び込みの学生に声を掛けられながら五高記念館に歩を進めました。

 
五高記念館は8年前の熊本大地震で大きな被害を受けましたが、復旧工事が完了し不死鳥の如く蘇っており、キャンパスミュージアムとして内部も見学できます。当時の教室の机に座ってみたり、五高生の制服制帽や池田勇人元総理寄贈の大太鼓を目の当たりにし、古き良き時代の息吹に触れることができました。

 
11時半より文・法学部本館にて挙行される『熊本大学武夫原会大同窓会』に向かい、34年ぶりに懐かしの大講義室へ着席しました。
先ず、熊大文学部を卒業し現在愛媛大学教授である村上恭通氏の講演会「人類・鉄との邂逅から“たたら”まで -ユーラシアのアイアン・ロードを追跡する-」を聴講し、古代製錬技術の西洋から東洋までの伝播を通じた歴史を学ぶとともに村上教授の研究に対するロマンを感じつつ1時間が瞬く間に過ぎました。
その後の式典では、武夫原会の深町会長の挨拶に続き、来賓として文学部長や法学部長などの大学幹部からの祝辞を頂戴して大同窓会は盛会のうちに終了しました。

 
13時より『ホームカミングデー』の式典が行われる工学部キャンパスに移動し、小川学長より「熊本大学の更なる改革に向けて」と題した近況報告を拝聴しました。本学のビジョンとして、「地域と世界に開かれ、共創を通じて社会に貢献する教育研究拠点大学」を掲げており、今回のイベントのような卒業生に対するハートフルな対応を含め、非常にオープンな大学運営に努められていることに感心しました。
また、式典の中で、我が東京武夫原会の神崎会長が卒業生表彰を受けられた旨が披露されましたことも合わせてご報告させていただきます。
その後、工学部百周年記念館にて交流会が行われ、吹奏楽部の演奏やサークル紹介などで学生の参加もあり、アットホームな雰囲気のなか球磨焼酎を片手に学部や年代を越えて旧交を温めることができました。締めに応援団とチアリーダー部による五高寮歌「武夫原頭に草萌えて」の大合唱でお開きとなりました。

 
今回のイベントに参加して、緑豊かで歴史ある学び舎を持つ黒髪キャンパスが昔日のまま在り続けてくれていることに加え、今なお卒業生を温かく迎えてくれる大学関係者の方々がいらっしゃる母校に対し心から感謝の念を深めました。これからも母校のイベントや武夫原会での交流を通じて自らの覧古考新の糧としていこうと思慮しながら、立派になった熊本駅で桂花ラーメンを啜り九州新幹線に飛び乗って帰路に就きました。

第40回東京武夫原会総会・懇親会が開催されました


令和6年10月20日、東京御茶ノ水の東京ガーデンパレスにおいて40回目となる東京武夫原会総会・懇親会が開催されました。
 
今回、53名の参加者は80才代から20才代後半の方まで幅広い年齢層にわたり、今年からハガキのよる申し込みの他に、メールによる参加申し込みも始めたこともあって、初参加の方が7名来て頂きました。
 
来賓の方々は熊本大学を始め、熊本大学武夫原会、熊本県・熊本市の東京事務所、熊本県人会、永青文庫、熊本学園大学同窓会東京支部の皆様です。来賓を代表して水元熊大副学長からは、熊大の現状と今後、50数年ぶりに相次ぐ新学部の設立に関する話題、最後に卒業生には今後とも物心両面でのサポートをお願いしたいとのお話で締めくくられました。
 
続いて永青文庫常務理事の林田直志氏の講演は、永青文庫にとって熊大との連携が膨大な収集資料の整理・解明に不可欠であることを強調されていました。特に大学での古文書の解読が、新たな歴史上の新事実や背景の解明に繋がっている事例を、沢山の写真とともに分かりやすく説明して頂きました。改めて永青文庫が担う役割の大きさを再認識させられました。
 
懇親会では各々久方ぶりに旧交を温めながら話が弾み、会の途中では大学の3学部長からのユニークなご挨拶や、内藤熊本県東京事務所長や守田熊本県人会からのご挨拶、又初参加者のスピーチ等が会を盛り上げて頂きました。最後は東京武夫原会の藤川さんが、自前で揃えた応援団のいでたちで中央に立ち、五高寮歌を全員で歌い、3時間半の楽しい集いを終了しました。
 
来年は10月18日(土)の11時から、今回と同じ東京ガーデンパレスで開催の予定です。皆さまのご参加をお待ちしています。
 
又今年2回目の東京歴史探訪は12月8日(日)14時に高輪泉岳寺の山門に集合し、泉岳寺とその周辺を巡る予定です。自由参加ですが予め参加される方の人数を把握したく、事前に下記のメールで参加希望の旨お知らせ頂ければ幸いです。
micchan1700@gmail.com