同窓生へのメッセージ

大阪女学院副理事長 長谷川洋一  

 私は2020年の5月頃、同窓会総会中止は、2020年の1回だけだろうと思っていました。2021年には同窓会総会も行われ、「コロナ流行を克服した証」として、1年延期されたオリンピックも盛大に開かれているだろう、と考えていました。それが・・・今年もコロナ流行により同窓会総会が中止せざるを得なくなるとは・・考えもしませんでした。

 スーパーコンピューター「富岳」もでき、コロナ流行に対して利用されています。科学技術の進歩もめざましいものがあります。しかし、1918年から世界的大流行となり、変異ウィルスも発生した、あの「スペイン風邪」と今回のコロナ流行とは、あまり変わっていないことに驚きを感じています。

 コロナ流行をはじめ、今の異常気象を考えたとき、自然を創造された主の偉大さの前に私は、主によって塵でつくられた、力もない小さなものだと思わざるを得ません。しかし、そのような私でも、生徒・学生も、また、大阪女学院同窓生の皆さんも、・・・今、主は、私たちに鼻から息を吹き入れられ、人として生きる者、人として愛される者としてくださっている。(創世記2:7)このことを深く憶えつつ、大阪女学院の教育、経営に励みたいと思います。同窓生の皆さん、これからもご支援、ご協力よろしくお願いします。        

 
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「世にあって星のように輝き」(フィリピ2:15)
中高宗教主任 宮岡信行
 
 大阪女学院高校第10代校長の吉住先生がまとめた「愛と奉仕 大阪女学院宗教教育ハンドブック」という冊子がありました。その中で、本校の校章が星の形をしている理由として、聖書フィリピの信徒への手紙2章14節~16節が紹介されています。その経緯は不明ながら、もう1世紀以上使われている星形の校章に愛着を持っている人も多いことでしょう。全国的に見ても「星」をシンボルにするカトリック学校は多くありますが、本校のようなミッションスクールではとても珍しいことです。

 私たちが見上げる夜空の星は何万年も昔の光だそうですが、その時間の隔たりを超えて今なお夜道を歩く時には目印になります。また、いつもは見えない星の美しさが、思わぬ災害の中での慰めになることさえあります。

 大阪女学院で過ごした思い出が、同じように時間の隔たりを超えて今もなお人生の指針になっていることもあるでしょう。思いがけない災いの中で励ましになることもあるでしょう。あるいは、子供たちが生きにくい社会にあって、母校が星のように輝いてほしいという願いもあるかもしれません。

 今なお「世にあって星のように輝き、命の言葉をしっかり保つでしょう」という聖書の言葉は、大阪女学院で学んだすべての人に向けられています。一人一人がかけがえのない存在の美しさを持ち、星のように輝いている。これからもこの良い知らせを携えて、たくさんの卒業生を送り出す学校でありますように。同窓の皆さま、どうぞ各地でお祈りください。
 
 
 
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錦織理事長からのメッセージ

2021年06月25日(金)
「たゆまず祈る」
大阪女学院理事長 錦織一郎

 私たちは、新型コロナウイルスのパンデミックによって、体験したことのない世界をさまよい、歩んでいます。この環境に在(あ)って、熟慮の末にたどり着いた私の願いは、「いつも祈ること」「自分を、隣人を愛すること」「生命(いのち)を大切に守ること」です。この想いが長く受け継がれてきたものであることを、大阪女学院の歴史に刻まれた先達の行いと歩みが証(あかし)しています。

 大阪女学院は、祈りによって、励まされ、支えられ、生かされている人びとが招かれ、関わり合い、集う場です。コロナ禍の中、若き生徒・学生たちが献身的に生き生きと教育活動に参画する姿は、私たちの学校が人格を磨くための価値を守り続けていることを映し出します。まさしく、大阪女学院が自覚してきた「キリスト教に基づく教育共同体」そのものです。そして、一人ひとりの同窓生も、同窓会も、この共同体の一員であり、部分であり、欠けてはならない存在です。

 偉大な伝道者パウロが綴ったローマの信徒への手紙12章は、「キリストにおける新しい生活」「キリスト教的生活の規範」を説いています。今を生きる私たちが新しい生活様式への変化を望まれるとき、「キリストにおける新しい生活と規範」にならい、不変の真実を身に纏いたいのです。パウロは、「希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい」と語りかけています。

 共に、「たゆまず祈る」ことを覚え、一日一日を新しく生きて、皆さんのHOMEである大阪女学院に集う未来を待ち望みましょう。


第二次世界大戦後、焼け跡のがれきを片付け、整地を行った時の生徒たちと先生方



第二次世界大戦後、焼け跡のグラウンド、青空の下で礼拝をささげる生徒たちと先生方
 
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2021年度総会中止について

2021年04月26日(月)
主のみ名を讃美いたします。

温かくなったり寒さが戻ったりしているうちに新緑が美しい季節となりました。みなさまいかが
お過ごしでしょうか。

昨年は緊急事態宣言のもと5月の同窓会総会が中止となったことを始まりに各支部会、中・高
文化祭への参加、対面でのクリスマス会などほぼすべての行事を取りやめにせざるを得なくなりました。
とても悲しい、悔しい思いをしました。来年はみんなが笑顔で会えることを楽しみに・・・と
互いに励まし合ってまいりました。
そして今年の総会は卒後20年の学年のみなさま、喜寿の学年のみなさまを特別招待学年として
昨年できなかった学年も含めて2学年分ずつをお招きして、縮小しながらも感染対策を実施しながら
お集りいただけるよう準備を進めてきました。
しかし誠に残念ながら最近の感染者の増加、3度目の緊急事態宣言を受けて今年も中止という
苦渋の決定を致しました。すでにお申込みいただいている方もたくさんおられました。
楽しみにしてくださっていたみなさま方には大変申し訳なくお詫び申し上げます。
このような状況下、みなさまのご理解とご協力を賜りたく存じます。

これから、このような時代にあって、同窓会の活動をどう守っていくか、どう変えていくべき
かなど評議員一同で考えてまいります。どうぞみなさまもご意見をご自由にお寄せくださいますよう
よろしくお願いいたします。
また来年は評議員改選の年となります。同窓会活動を少しでもやってみたい、覗いてみたいと
思っておられるあなた、ぜひ一度お声がけください。一緒に楽しい同窓会作りをいたしましょう。

                                                                                                             在主
                                                                                             2021年4月 
                                                                                                 大阪女学院同窓会
                                                                                                      会長 児島若菜
 
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☆2019年度同窓会報 12月1日発行
12月初めに同窓会報を発送いたしました(学院発行の「みぎわ」と共に発送しています)。
「うちには届いてないよぉ〜!」という方、ご一報ください。
本ホームページの右上、「お問い合わせ」フォームからお知らせください。
 
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新会長のあいさつ

2019年06月18日(火)
2019年は、同窓会本部の3年任期の交代の年です。 
2019年~2021年度評議員が6月から始動しています。
会則に則り、同窓会評議員会において役員の選出をいたしました。

~新会長よりご挨拶~

みなさま こんにちは。初めまして。
 この度、大阪女学院同窓会評議員会におきまして、会長に選任され、お役を引き受けさせていただくことになりました1979年高校卒業の児島若菜(旧姓大段)です。バンダビルト和子前会長からバトンタッチしてこれから3年間、会長としてみなさまとともによりよい同窓会をつくっていきたいと思っております。

 わたくしが同窓会の奉仕に初めて携わったのが1995年、阪神淡路大震災の年でした。その頃からずっと「若いね」と先輩方からおだてられ、育てていただきながら、また女学院に来ることが心の安らぎともなり、活動を楽しんで参りました。が、そんなことをしているうちにすでに四半世紀近くが過ぎ去りました。ふと気づいてみると、評議員の中で一番の古株となっていました。
 活動歴が一番長いにもかかわらず、近ごろはなかなか思うように同窓会活動ができない状態が続いていました。現評議員はお仕事をされている方がほとんどで、わたくしもその一人です。それでもお役を引き受けることができたのは、新しい同窓会の形を作っていこうという評議員のみなさんのお力添えがあったからです。

 一方で先輩方には懐かしい同窓会の雰囲気を損なわないよう昔からの良さと新しいことの良さを融合させていきたいと思っています。みなさまもどうぞ同窓会へご参加ください。次のビッグイベント、11月の中高文化祭、大学祭に向けて新同窓会も始動していきます。たくさんの方が懐かしいキャンパスに戻っていらっしゃるのを心よりお待ちしております。
 評議員一同精一杯頑張って参りますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
                                                 2019年6月
                                               会長 児島若菜
 
事務局:崔 | コメント(0)

”同窓生の集い”は大盛会!

2019年05月14日(火)
5月18日の”同窓生の集い”は、大盛会でした!

今年の”同窓生の集い”も、素晴らしい公演でした。

女優和泉ちぬさんと同級生の篠原典子さんのピアノとのコラボで演じられる聖書朗読を、参加者全員が堪能しました。

今年の総会記念品のタオルハンカチも大変好評でした。機会があれば、ぜひお買い求めください。




参加くださった同窓会員の皆様、ありがとうございました。また、来年、母校に帰ってきてください。
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大阪女学院創立135周年の創立記念日礼拝が行われます。
学院から、同窓生の皆様にもご参加いただきたいとご案内いただきましたので、お知らせします。




 大阪女学院は、2019年135周年を迎えます。1884年1月7日、大阪女学院の前身であるウヰルミナ女学校が開校、これを大阪女学院は、創立記念日としています。しかし、実は大阪女学院には3つの学校の流れがあります。1886年大阪一致女学校として創立された浪華女学校は1904年、ウヰルミナ女学校と合併、合併後、校地は浪華女学校、校名はウヰルミナ女学校としました。また、1924年大阪基督教女子青年学院夜間女学部として創立された恵星女子高等学校は、1958年大阪女学院第二高等学校となりました。しかし、第二高等学校は1974年で終了してしまいました。
 このような幾多の変遷をし、戦争の空襲による校舎焼失など、様々な困難に出会いながら、大阪女学院は、135年間、キリスト教教育が続けられ、今にいたっています。

この創立記念日礼拝では、大阪女学院顧問の西村耕先生に奨励をしていただきます。西村耕先生は「青草(西村耕著)」の本の中で「大阪女学院を支える年輪は、その時々の理事・教職員、学生・生徒、保護者、同窓生に他なりません」と記しておられます。
 西村耕先生が記しておられるように、私たちは、この創立記念日礼拝を大阪女学院の関係者一同で行いたいと思います。創立記念日礼拝では学院の135年間の歩みを思いおこしつつ、学院がここまで歩んで来られたことを感謝する機会としたいと思います。そして、今、すべての大阪女学院の関係者が大阪女学院を支える新たな年輪になっていることをこの創立記念日礼拝で確かめたいと思います。
 どうぞ、皆様お誘い合わせのうえ、ご参加くださいますようご案内申し上げます。

                                      記
◎日 時  1月12日(土) 14時~(受付 13時30分~)
                                於 ヘールチャペル
※創立記念日の1月7日(月)ではありませんのでご注意ください。

◎プログラム・場所
・礼拝   14時~15時      於 ヘールチャペル

※礼拝後、「お茶の会」としてお茶を用意しております。
                      どうぞご自由にご利用ください。
・お茶の会 15時~16時      於 学院食堂

◎礼拝奨励者  大阪女学院顧問 西村耕

◎賛美  中高ハンドベル部
     短大・大学聖歌隊
     同窓会コーラス コールウヰルミナ

※当日、受付はいたしますが、特に申込は必要ありません。皆様お誘い合わせの上、お越しください。

※これについての問い合わせ先:大阪女学院法人 電話06-6761-4013
 
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次期 (2019~2021年度)評議員が決定しました(大阪女学院同窓会評議員選挙規則第8条)。
昨年の会報や今年5月の総会でお知らせしてきました通り、次期評譲員選出に向けて立候補を6月30日で締め切りました。候補者数が30名を超えなかったため、来年度の総会での選挙は実施いたしません(同第2条2)。
また、学院職員(中高専任教員)の西村弥生先生 (1978高卒)には、同窓会と学院の橋渡しのお仕事をしていただくため、引き続き評議員を引き受けてくださることを了承いただきましたので、ご報告いたします。
 
受付順 評議員氏名(旧姓) 卒年 推薦人氏名 卒年
1 今井僚子 1979高 荒木光子 1979高
末吉啓子 1985短
中野伊津子 1986短
2 稲葉恵子(久保田) 1989高短 山本典子 1989短
神之門禎子 1989短
竹内 綾 2006短
3 矢野眞理(細野) 1980中高 大崎訓子 1982短
岡 由紀 1980高
バンダビルト和子 1977短専
4 南 真紀子(池) 1980中高 高野聡子 1980高
土井敬子 1982短
山田倫子 1982短
5 竹内 綾 2006短 北口加余子 1998短
五百蔵怜子 1999短
竹内 優 2011短
6 大崎訓子(木村) 1982中高短 矢野眞理 1980高
岡由紀 1980高
崔 裕子 1980高
7 高田町子(青山) 1975高 森 益美 1975高
星 貴子 1975高
松山陽子 1975高
8 崔 裕子(木野勢) 1980中高 島崎順子 1964高
片本 邦 1959高
清水美恵 1980高
9 児島若菜(大段) 1979高 吉原美砂 1979高
山川桂子 1979高
小町谷香代子 1981短
10 北村登代美(峠田) 1964高 根来敬子 1964高
佐藤喜代 1964高
高田町子 1975高
11 福永敦子(前田) 1985高短 福永美月 2015高
尾本佳代子 1985短
木谷奈美恵 1985短
12 田中美知子(奈良) 1968中高 川口寛子 1968高
田口典子 1970短
バンダビルト和子 1977短専
13 虎間まち(中澤) 1976短 バンダビルト和子 1977短専
高田町子 1975高
崔 裕子 1980高
14 川口寛子(内藤) 1968高 バンダビルト和子 1977短専
高田町子 1975高
崔 裕子 1980高
15 島田由香 1985短 江本桂子 1985短
堀川明子 1985短
遠藤由美 1985短
角谷弥生(西村) 1978高

※卒年は、最終学校のもの
※評議員氏名のカッコ内は旧姓


 
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2018年11月、12月の行事予定

2018年10月07日(日)
多くの災害に見舞われた夏が終わり、 すっかり秋の気配となりました。 11月、12月、同窓会では多くのイベントを計画しています。
たくさんの同窓生の皆様のご参加をお待ちしております。

 

中高文化祭 

・11月3日(土)     10:00~14:30


      高校校舎   203教室 喫茶&パフォーマンス                       

             204教室 作品展示 手作り体験コーナー
   ※正門で、同窓生の受付を設けています。

 

大学祭 

11月17日(土)     13:00~
           18日(日) 10:00~ 
                          ハワイアンパンケーキ販売  大学校舎内


 

クリスマス会 

12月15日(土)     15:00~
          学院食堂
          参加費:1,000円 要申し込み
          ※お申込みはこちらから。

 
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